こんにちはあやです。
EMS美顔器は、微弱な電流で筋肉に刺激を与える美容器です。
日常生活で使わない筋肉やマッサージではほぐせない筋層にも刺激が与えられるので、たるみ対策におすすめです。
たるみ以外にもシワの改善や弾力アップなどの効果も期待できます。
しかし、微弱ではありますが電流を流すので副作用や、インプラントを使用している人や、妊娠している人でも使用できるのか不安に思う人もいるでしょう。
今回の記事では、EMS美顔器の副作用やデメリット、使用時の注意点について紹介します。
EMS美顔器の効果
EMS美顔器のEMSは「Electrical Muscle Stimulation」の略で電気により刺激を与える機能を備えた美顔器のことです。
微弱な電流を流すことで、普段使わない筋肉やハンドマッサージではほぐせない筋層にも刺激が与えられるので、たるみやシワの改善、リフトアップによる小顔効果、新陳代謝を高めターンオーバーを正常化する効果が期待できます。
EMS美顔器に副作用はある?
EMS美顔器は、さまざまな肌悩みの解消に効果的ですが、電流を流すので間違った使用方法で肌にダメージを与える可能性があります。
ここでは、EMS美顔器による副作用について解説します。
ピリピリ感
EMS美顔器は電気を流すので、肌にピリピリした刺激を感じることがあります。
強いピリピリ感は肌にダメージを与えている可能性があります。赤み、乾燥、シワ、くすみなどの原因になるおそれがあり注意が必要です。
刺激を感じやすい人は低刺激のEMS美顔器を使用しましょう。
使いすぎによる肌ダメージ
EMS美顔器は使用頻度を増やせば増やすほど効果が現れるまでの期間が短くなったり、高い効果が得られるものではありません。
機器により使用頻度や使用時間が異なります。取扱説明書を読み使用方法を守って使うことが大切です。
使いすぎると筋肉に過度に負担がかかり、痛みが出たり、たるみ、むくみ、くすみなどが悪化したりするおそれがあります。
使用禁止部位への使用
EMS美顔器はまぶた、耳、のど、傷がある場所には使用できません。
機器により使用禁止部位が異なるので、使用前に必ず確認しましょう。
金属アレルギー
美顔器のヘッドは金属なので、金属アレルギーの人はアレルギー症状が出ることがあります。
ヘッドの金属部分をステンレスでコーティングしている商品もあるので、金属アレルギーの人はヘッドの素材も確認しておきましょう。
ジェルの量が少ない
EMS美顔器を使用するときにはジェルを使用します。
ジェルには滑りを良くして摩擦による肌への負担を軽減させる働きや、電流を肌に伝わりやすくする働きがあります。
ジェルの量が少ないと摩擦により肌にダメージを与え、くすみやあざができるおそれがあります。
EMS美顔器が使用できない人
EMS美顔器は電流を流すので使用できない人がいます。
次の人はEMS美顔器の使用で誤作動、事故、体調不良につながるおそれがあるので、使用しないようにしましょう。
妊娠中
EMSは医療機関でも使用されていて安全性が高いものですが、医療機関では医師の判断の元で使用されています。
家庭ではどの程度まで安全か判断できません。
妊娠中は肌が敏感な状態になっていて普段使用していたものでも肌トラブルを起こす場合があります。自己判断でのEMSの使用は胎児に影響を及ぼす可能性もあるので妊娠中の人はEMS美顔器の使用は避けましょう。
ペースメーカーを使用している人
医療電子機器は、美顔器の電気で誤作動を起こすおそれがあります。
体調不良や事故につながるおそれがあるので、ペースメーカーを始め、心電計、点滴器などを使用している人はEMS美顔器を使わないようにしましょう。
インプラント
インプラントは金属のボルトを使用するので、EMSに反応するのではないか不安に思う人もいるでしょう。
現時点ではインプラントに悪影響を及ぼすという報告はありませんが、EMS美顔器はインプラントの箇所は避けて使用するのがおすすめです。
安全にEMS美顔器をするための注意点
EMSは正しい使用方法でおこなうと高い美容効果が期待できます。
安全に使用するためには次の注意点を守りましょう。
・取扱説明書の確認
・テスト使用する
・使用頻度
・適切な量のジェルの使用
EMS美顔器は商品により使用方法、使用頻度、使用できない部位、使用できない人などが異なります。
使用前に必ず取り扱い説明書を確認してください。
また、商品により電気の強さが異なります。商品によってはモードがあり電気の調節ができるタイプもあります。
顔全体に使用する前に、テスト使用をおこないましょう。
テスト使用は二の腕の内側で1分程度使用し、その後24時間待ち赤み、かゆみ、カサつきなどトラブルが起きていないか確認してみてください。
まとめ
EMS美顔器はたるみの改善やリフトアップに効果的です。自宅で簡単に使用できますが、使用方法を間違えると肌トラブルを引き起こしたり、悪化させたりするおそれがあるので、正しく使用するよう注意が必要です。