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EMSでダイエットできるの?EMSベルトに期待できる効果と注意点

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こんばんはあやです。
EMSは体に装着するだけで、効率的に筋肉を鍛えられる新しいスタイルの筋トレ器具です。

筋トレやダイエットに関心のある人なら「EMSってどうなの?」「本当に効果があるの?」「やってみたいな。」と思ったことがあると思います。

ただ、効果がなかったという口コミも目につきますし、2020年には消費者庁からEMS機器の販売業者数社に対して措置命令が出たこともり、マイナスの評価が気になって買うのが怖いという人もいるでしょう。

でも、EMSはアスリートのトレーニングや、医療機関でのリハビリにも使われていて、「運動効果はある」と考えられています。

ここでは、EMSにダイエット効果はあるのかや、使用するときの注意点などをまとめました。

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EMSって何?

EMSは効率的に筋肉を鍛えられる機械です。
Electrical Muscle Stimulationの頭文字を取って『EMS』と呼ばれています。

筋肉に電気による刺激を与えることで、何もしなくても筋肉トレーニングをしているのと同じ刺激を与えることができ、筋肉量を増やす効果があると言われています。

EMSのメリット

EMSのメリットは、インナーマッスルを鍛えられることです。

女性で知っている人は少ないかもしれませんが、筋肉にはアウターマッスルとインナーマッスルという2種類の筋肉がります。

アウターマッスルは体の表面にある筋肉で、体幹には腹直筋、広背筋、外腹斜筋といい3つの大きな筋肉があります。

重たい荷物を持つときや、スポーツをするときに重要になる筋肉で、筋トレで鍛えられます。
アウターマッスルを鍛えると腹筋が割れたり、ムキムキっと強そうに見えます。

一方、インナーマッスルは体の深いところにある小さな筋肉の集まりです。体幹には横隔膜筋、腹横筋、多裂筋、骨盤底筋の4つがあります。

背骨の安定や呼吸など、人間の体に大切な役割を担っていますが、一般的な筋トレでは鍛えにくい筋肉で、インナーマッスルを鍛えるために知識や技術が必要です。

また、インナーマッスルを鍛えても、ムキムキ向きと強そうな体にはならず、女性らしいしなやかさは保たれます。EMSを使えば体に付けるだけで、鍛えにくいインナーマッスルを刺激できるのが1番のメリットです。

EMSにダイエット効果はあるの?

EMSは筋肉を鍛えるためのエクササイズ器具です。
電気による刺激で筋肉に刺激を与えることで、筋肉を増やす効果が期待できます。

EMSはダイエット器具としておすすめされるのは、『筋肉量を増やすことで、基礎代謝を上げられる』と考えられているからです。

筋肉量が増えれば、何もしていないときでもエネルギーの消費量が増えます。基礎代謝が増えることで、運動や食事制限をしなくても、今までと同じ食生活で太りにくく痩せやすい体になります。

ただ、ここで注意して欲しいのが、『EMSは脂肪には働きかけることはできない』ということです。

脂肪は電気を通さない性質なので、EMSで消費することはありません。

この仕組みを知っていればEMSの使用で体重が減ったり、体が引き締まってきたと感じるには、継続的な使用と、時間が必要ということが分かると思います。

「ダイエット目的でEMSを買ったのに効果がなかった」という口コミを見かけるのは、このEMSの仕組みを理解していない人という可能性が高いです。

また、「楽して痩せられる」という思い込みから食事量や間食が増えれば、当然ですがEMSを使用していても太ります。

そして、ダイエット効果を早く出したいなら、EMSだけに頼らず適度な運動も取り入れることが大切です。元々運動する習慣がない人やデスクワークが中心で座りっぱなしの時間が長いという人は筋肉が衰えている可能性があります。

日々の適度な運動にEMSを加えることで相乗効果で筋力アップが期待できます。

また、筋肉を作るためにはタンパク質が重要です。糖質や脂質を取りすぎないように注意したいですね。

EMSの効果を発揮させるための正しい使用方法

筋トレは、自己流でやってもなかなか筋肉が付きません。正しい方法で筋肉にアプローチすることが大切なので、トレーナーさんの指導を受けて筋トレを行うほうが鍛えたいところに効率的に筋肉を付けることができます。

EMSも筋肉へのアプローチを効率的に行うためには『正しい位置に貼る』ことが大切です。

筋肉にまんべんなく電気を送り込むためには、筋肉の端と端にパッドを貼り付けます。また、腱があるところに貼ってしまうと刺激で傷つけてしまう可能性があるので注意しましょう。

また、毎日同じ場所に貼るのもやめましょう。集中的に鍛えたいと思うと同じ位置に重点的に貼ってしまいがちですが、電気の刺激に慣れてくるので効果が薄れてしまいます。

毎日少しずつ場所を移動させましょう。

そして、刺激を感じないくらい弱くしていても効果はありませんが、早く鍛えたいからと刺激を強くしすぎるのも筋肉を痛めてしまうのでNGです。

使用後に筋肉痛のような痛みがある場合には、痛みが治るまで同じ場所には貼らないようにしましょう。

貼る場所は背中、太もも、お尻胸など大きな筋肉があるところに貼るのがおすすめです。

大きな筋肉の方が代謝量も多いです。

EMSを使用するときの注意点

EMSを安全に使用するためには注意したいことがあります。

① ペースメーカーなど医療機器を使用している人は使用しない
電気を送るのでペースメーカーなど医療機器を使用している人はEMSを使ってはいけません。
② 心臓の近くに貼らない
電気の刺激が心臓に負担をかけてしまう可能性があります。
③ 使用時間を守る
使用時間は製品によって異なるので、説明書を読んでルールに従って使用しましょう。長時間付けたからといって効果を早く発揮するというわけではありません。
筋肉は腱を痛めてしまう可能性があります。

EMSでインナーマッスルを鍛えよう

EMSは筋肉を鍛えるもので、脂肪を燃焼させるものではありません。
ダイエット効果を発揮させるためには、正しく継続的に使用することが大切です。ダイエットを後押しするアイテムとして取り入れてみると良いかもしれませんよ。