こんにちはあやです。
化粧筆はメイクブラシとも呼ばれ、各パーツによって使い分けることによって「メイクのしやすさ」や「メイクの仕上がり」を格段にアップさせてくれる重要なアイテムです。
プロのメイクさんだと、筆の形や質、サイズ違いで何百本も持っているほど!
正直なところ、「化粧筆なんてフェイスパウダーをのせるときくらいしか使っていなかった」という人も少なくないでしょう。
化粧筆はセットで購入したとしても「種類がいっぱいありすぎて、使い方が全然わからない…」「ひとつずつ使用法を調べるのも面倒くさいから、付属のチップやスポンジをそのまま使っている」なんてことも良くありますよね。
今回は、化粧筆(メイクブラシ)の正しい使用方法について、わかりやすく解説していきたいと思います。
これから化粧筆セットを購入しようと検討している方も、「持っているけど全く使いこなせていない」という方も、ぜひこの機会に使い方をマスターしてくださいね。
化粧筆(メイクブラシ)って何?
パウダータイプのコスメはもちろんのこと、口紅やアイメイク、チークなど様々なお化粧を施す際に使われる筆やブラシのことを、化粧筆(メイクブラシ)と呼びます。
使い勝手の良い良質なブラシを使うと、いつものメイクでもワンランク上の仕上がりを実現してくれるから、あなどってはいけません!
プチプラコスメの場合でも付属のチップやスポンジを使うより、メイクブラシを使用すると、キレイで自然なツヤが出たり色ムラなく発色させることが可能なんです。
おすすめ化粧筆セットの使い方
今回は、メイクブラシ初心者さんでも使い分けしやすい「化粧筆スターターセット」をご紹介します。
上質な化粧筆といえば、「熊野筆」が有名。
世界に誇るメイクブラシとして、広島県熊野町で江戸時代からつくられている伝統と格式のある筆です。
厳選された原毛で「なめらかさ」「肌触りの良さ」「粉含みの良さ」などを追及して、1本1本丁寧に職人技を駆使して作られているんですよ。
化粧筆セットを初めて購入するという方にもオススメのアイテムです。
それでは早速、熊野筆「メイクブラシ 化粧筆 スターター5本セット」の用途や使い方を詳しく見ていきましょう。
パウダーブラシ
質の良い山羊毛「白尖蜂」で作られた、肌触りの優しい柔らかいブラシです。
女性の小さな手にもしっくり馴染むコンパクトなサイズで、化粧筆を初めて使う方にも扱いやすい仕様。
主に、パウダーファンデーションやフェイスパウダーを顔の肌にのせるときに使います。
パフやスポンジで塗ると、塗りムラができたりお肌を擦ってダメージを与えてしまうことがありますが、化粧筆なら粉が軽く伸びて気持ちいいんですよ!
顔の中心から外側に向かって、肌の表面を滑らせるように馴染ませていくと、いつも使っているファンデーションでも見違えるようなツヤを実感できるでしょう。
チークブラシ
上質のウマ毛100%で作られているのが、熊野筆のチークブラシです。
パウダーブラシと違い「平筆タイプ」になっているため、頬にチークを入れていく際にもとっても使いやすい!
ブラシ全体を使い、頬骨に沿って色を乗せていくのですが、このときにしっかりとボカしながら滑らせると自然な血色感を作り出すことができます。
色の付き過ぎが気になる場合には、ブラシでチークを取った後に一度ティッシュ上で軽く馴染ませるとナチュラルな仕上がりになります。
アイシャドウブラシ
上でご紹介したチークブラシと同様、アイシャドウブラシも100%ウマ毛を使用。
アイホールなどの目元に立体感をプラスするのに最適な化粧筆です。
目元は皮膚が柔らかく、とても薄いのでデリケートな場所。アイシャドウを購入すると、たいていの場合にはチップが付属されていますが、濃く付きすぎて不自然になってしまうこともありますよね。
化粧筆を使ってアイメイクを行うと、薄づきなのにグラデーションもつけやすく「メイク上級者」のような目元を演出することができます。
ウマ毛のアイシャドウブラシは、アイシャドウをふんわりと自然にのせたい方に最適。
「ハッキリとしたアイメイクが好き」という女性には、イタチ毛の化粧筆がおすすめです。
リップブラシ
イタチ毛100%で作られたリップブラシは、適度なコシがあるため細かい部分のメイクにも適しています。
キャップが付いているので、メイクポーチに入れておいても汚れることが無く安心。
口紅やグロスを全体に塗るときには、筆を寝かした状態で塗っていくと上手にできますよ。
さらに、唇のキワや縁取りなどを行う時には、穂先を使って描くと綺麗に整えることができます。
リップブラシは、上質なものと安物で使い心地が格段に違うので、「なんでもっと早く使っていなかったんだろう!」と後悔する声もたくさん聞かれます。
リップがいまいちキマらない…というお悩みをお持ちの方には、ぜひ使ってもらいたいリップ用化粧筆です。
ブラシ&コーム
この化粧筆セットの「おまけ」として入っているのが、アイブロウ用のブラシ&コームです。
ブラシ部分は眉の流れを整えたり、アイブロウペンで描いた眉毛をナチュラルにぼかすために使います。
コーム部分は主に眉毛カットを行う際に使いましょう。
眉毛にコームを軽く通し、はみ出た毛をお手入れするのがオススメです。
まとめ
今回は、化粧筆(メイクブラシ)の種類や正しい使い方についてご紹介してきました。
化粧筆を使いこなすことができると、メイクテクニックが不足している部分も一気に「あか抜けた印象」へと導いてくれます。
「メイクの際に筆やブラシを使うのは、プロみたいに技術がある人だけでしょ」と思われがちですが、実はそれは間違い。
メイク素人さんこそ質の良い化粧筆を使い分けて、普段のメイクを格上げしちゃいましょう!