こんにちはあやです。
パックには美容液が染み込んだシートを貼るシートマスクと、クリームを塗る洗い流すパックがあります。
どちらも普段のスキンケアにプラスして、スペシャルケアとして使うものですが、シートマスクと洗い流すパックのどちらがいいのか迷う方もいるでしょう。
シートマスクと洗い流すパックにはそれぞれに特徴があるので、肌の状態に合わせて使い分けるのがおすすめです。
今回の記事では、シートマスクと洗い流すパックの違いや選ぶときのポイントについて解説します。
シートマスクの特徴
シートマスクは、顔の形をしたシートに美容液を染み込ませたスキンケアアイテムです。
たっぷりと美容成分を染み込ませたシートを顔に密着させるので、通常のスキンケアよりも美容成分を浸透させられます。
即効性が高く、使用直後からうるおいやハリが感じられます。
商品により含まれる美容成分はさまざまなので、肌悩みに合わせた商品を選ぶことで集中的なケアが可能です。
シートマスクを使用する頻度
シートマスクの使用頻度は、商品により異なります。毎日使用することを前提に作られているデイリー用のマスクは、毎日使用できますが、スペシャルケアとして使用することを前提に作られているシートマスクは週2〜3回が目安です。
商品のパッケージに使用頻度が書かれているので確認してみてください。
また、シートマスクは使用時間を守ることが大切です。メーカーが推奨する使用時間を超えてシートが乾燥するまで貼っておくと、肌を乾燥させたり、肌をふやけさせてダメージを受けやすい肌にしたりすることがあります。
長時間の使用は、逆効果になるので、パッケージに記載された使用時間を守りましょう。
シートマスクの効果を高める方法
シートマスクは使用方法で効果を高められます。シートマスクの効果を最大限に得られるように使うときのコツを紹介します。
1、入浴後の使用
入浴後は、汚れが落ちているだけでなく、毛穴が開いて肌が柔らかい状態になっています。美容成分が浸透しやすい状態なので、シートマスクの効果を十分に得られるタイミングと言えます。
シャワーで済ませるときは、ホットタオルをしてからシートマスクをするのがおすすめです。
2、目元や口元に注意
シートマスクは目元や口元、小鼻のギリギリまで貼れないことが多いです。貼れていない部分はシートマスク中でも乾燥が進んでしまいます。
シートマスクが届かない部分は、貼るときに、指で美容成分をなじませてからクリームを塗っておきましょう。
洗い流すパックの特徴
洗い流すパックは、肌に塗り、一定時間置いたあと洗い流すスキンケアアイテムです。
洗顔後、水気を拭き取ったあとで使用します。
クレイ、クリーム、ジェル、泡、炭酸など種類が豊富で、配合される美容成分によって効果はさまざまですが、洗い流すときに古い角質や毛穴の汚れを落とす効果があり、くすみやザラつきが気になる肌に効果的です。
汚れをしっかりと洗い流せるので、化粧水や美容液の浸透が良くなるというメリットもあります。
洗い流すパックを使用する頻度
洗い流すパックの使用頻度は週1〜2回が目安です。使用頻度が多いと、汚れだけでなく、肌に必要な皮脂まで洗い流してしまい乾燥を進めたり、肌への負担が大きく肌荒れの原因になったりすることがあります。
使用時間は商品により異なりますが5〜20分です。パッケージに記載されている使用方法に従ってください。
使用時間を超えて使用するとパックが乾燥し、肌の乾燥を進めてしまいます。また、使用量が少ないと規定時間よりも早く乾燥してしまうので、使用量を守ることも大切です。
洗い流すパックの効果を高める方法
洗い流すパックの効果を高めるためには、肌に均一な厚さで塗ることです。厚さにより乾燥にかかる時間が変わります。薄い部分は乾燥しやすいので注意しましょう。
顔の内側から外側に向かって伸ばすように塗るのがポイントです。
洗い流すときは35度程度のぬるま湯を使用しましょう。熱い湯は必要な皮脂まで洗い流してしまいせっかく浸透させた保湿成分を奪う可能性があります。また、水だとパックが落としきれず毛穴や小じわに残り、肌荒れの原因になることがあります。
シートマスクと洗い流すパックは結局どっちがいいの?
シートマスクと洗い流すパックは、どちらも優秀なスキンケアアイテムなので、肌悩みや期待する効果で選ぶのがおすすめです。
早くうるおいや美容成分を届けたいならシートマスク、毛穴の汚れや肌のくすみ、ごわつきが気になるなら洗い流すパックを使ってみてください。
どちらかに決めるのではなく、肌の状態に合わせて使い分けることで、より美肌効果が期待できます。