こんにちはあやです。
顔色が暗く見え、化粧ノリが悪く、不健康そうに見えることがある方は、肌がくすんでいる可能性があります。
くすみを解消には、ピーリング、保湿、カラーコントロールできる下地などさまざまな対処法がありますが、あまり効果を感じられなかったり、反対に肌トラブルを引き起こしてしまったりする場合があります。
肌のくすみといっても、その原因はさまざまなものがあるため、くすみの種類に合わせた対処法でないと逆効果になってしまいます。
今回の記事では、くすみの種類と対処法について解説します。
肌の調子が悪いのはくすみが原因かも
なんとなく肌の調子が悪いなと感じていても、その原因が何なのかわからないという方もいるでしょう。
肌を整えるためには、肌の調子が悪い原因を見極めて、それに合う対処法でスキンケアする必要があります。
くすみ肌かどうかは次の項目に当てはまるかどうかで確認してみてください。
当てはまる項目が多いほどくすみが進んでいる可能性があります。
・肌の色が暗い
・不健康そうな顔色に見える
・疲れているように見える
・ツヤ、ハリがない
・メイクのりが悪い
・ファンデーションの色が合わなくなった
くすみを放置するとどうなるの?
肌の色がくすむだけであれば見た目の問題で、メイクでカバーすることも可能です。
しかし、くすみはターンオーバーの乱れ、乾燥、血行不良などが原因で起こるため、この原因を放置することで、くすみが進行しどんどん肌色が暗くなるだけでなく、シミ、シワ、たるみ、ニキビ、肌荒れなどさまざまな肌トラブルが起こる可能性があります。
くすみの原因
肌がくすむ原因はさまざまです。
原因によりケアの方法が異なるため、自分の肌がくすむ原因を知ることが改善のために重要です。
ターンオーバーの乱れ
ターンオーバーは肌の細胞が生まれ変わることです。
通用の場合約1か月で、古い角質が剥がれ、新しい細胞に生まれ変わります。
しかし、乾燥、加齢、紫外線、ストレス、睡眠不足などさまざまな原因でターンオーバーが乱れ、サイクルが1か月半〜2か月以上の周期になることがあります。
そうなると、古い角質が剥がれ落ちず、肌の表面に蓄積していくため、肌が黒ずんで見えるようになります。
乾燥
乾燥は、肌がカサカサして突っ張るだけでなく、キメが乱れたり、ハリが失われたりする原因になります。
またターンオーバーも乱れ、肌がゴワつきやすくなるため、表面が凸凹して影ができくすんで見えてしまいます。
血行不良
肌の栄養は血液により運ばれています。
顔の血管は細いため、血行不良になると流れる血液量が減りやすくなります。
そのため、肌に栄養が行き届かず、新陳代謝が低下し、ターンオーバーが乱れたり、血色が悪くなるためくすんで見えたりしやすくなります。
メラニン
メラニンは、紫外線だけでなく、摩擦など肌の刺激でも生成されます。
目を擦ったり、タオルでゴシゴシ顔を擦ったりする癖があると刺激により、部分的にメラニンが多く生成され、黒ずんで見えることがあります。
糖化
糖質の摂り過ぎは、肌の糖化につながります。
肌が糖化すると、ハリや弾力が失われ、黄色味が強いくすみが生じます。
くすみを解消する方法
ここからはセルフケアでくすみを解消する方法について解説します。
毎日継続して行うことで1〜2か月で肌に透明感が出てくるのでぜひ試してみてください。
スキンケア
くすみの原因を問わず、スキンケアはとても重要です。
普段のスキンケアがおろそかになっていないか見直してみてください。
・クレンジング
汚れを落とすことはくすみ対策でとても重要です。
メイク汚れは油分を含むため、流し残しがあると酸化して肌にダメージを与え、くすみの原因になります。
帰宅したらできるだけ早くメイクは落とすようにしましょう。
クレンジングの洗浄力は強い順にオイル→ジェル→クリーム→ミルクです。
オイルクレンジングは洗浄力が強いため、汚れを落とす効果は高いですが、肌に必要な皮脂まで洗い流してしまうため、乾燥を進めやすくなります。
乾燥が気になる方は、ジェルやクリームを使用し、ポイントメイクなど落としにくい部分はシートで拭き取るのがおすすめです。
・洗顔
洗顔はしっかりとした泡を立てて泡で押すようにして行います。
擦らなくても、洗顔料が馴染むと汚れが浮き上がるため、汚れは落とせます。
・保湿
化粧水、乳液、クリームを使い、しっかりと保湿してください。
特にくすみが気になる部分には、美容液を使うのがおすすめです。
スキンケアアイテムは、まず保湿効果の高いもので肌を整え、肌の状態が落ち着いたら、美白ケアできるものを使いましょう。
マッサージ、ストレッチ
血行不良にはマッサージやストレッチがおすすめです。
あまり時間がかけられない方は、耳と鎖骨周辺のリンパが集まるところだけでもマッサージすると巡りを良くする効果が期待できます。
耳は2本の指で挟み、20回回します。痛みが強い場合は流れが滞っている可能性が高いです。
鎖骨は、鎖骨を指で挟むようにして、中心から脇に向かってさすります。
5回程度さすったら脇に落とし込むように、ギュッと押さえてください。これを3セット繰り返します。
食生活を整える
パン、お菓子、ジュースなど糖質の高い食べ物を控え、ビタミンやタンパク質などバランスよく摂れるようにしましょう。
ビタミンは、ビタミンC、ビタミンB、ビタミンAがおすすめです。
ビタミンCには、メラニンの生成の抑制やコラーゲンの産生を促す作用、ビタミンBにはターンオーバーの促進や肌の健康を保つ作用、ビタミンAには肌老化を防ぐ抗酸化作用や、ターンオーバーの促進、コラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチンなど肌を構成する成分の産生を促す作用があります。
タンパク質は、皮膚の形成にかかせない成分です。
通常の食事で不足しがちな栄養素は、サプリメントで補うのもおすすめです。
くすみを解消して美肌を作ろう
くすみはさまざまな原因で生じます。
原因に合わせた対処法を行うことで、健康的な美肌に戻すことができるので、ぜひスキンケアや食生活の見直しを行ってみてください。