口臭が気になるからマスクが外せない！気になる口臭の原因と舌みがきで口臭予防

こんにちはあやです。
コロナ禍でマスク生活になって3年が経ちました。最初はマスクをわずらわしく感じていた人もこれだけ長い期間毎日マスクをしていたら、マスクはすでに服のような当たり前の存在になっているかもしれません。逆に、マスクをしている方がメイクが楽だし良いと思っている人もいます。でも、海外ではすでにマスクをしないのが常識になっていますし、日本でも屋外ではマスクは外しても良いと言われています。すぐにマスクのない生活にはならないでしょうが、徐々に元の生活に戻っていくでしょう。
マスクを外すときに気になるのが口臭です。ガムやタブレットを使えばその場をごまかすことはできますが、根本的な口臭ケアではないので、ふいに人と顔を合わせて話すことがあると不安になりますよね。
マスクのない生活に戻る前に口臭ケアのポイントを抑えてしっかりとケアしておくと安心です。

口臭が気になる人は80％以上

口臭は自分よりも周りの人を不快にさせます。そして自分の口臭が気になる人は80％以上もいるそうなので、多くの人が自分の口の臭いを気にしているようです。

口臭の原因

口臭は口の中の細菌がたんぱく質を分解する過程で出すガスが原因です。誰でもある程度の口臭はあるものですが、いろいろな原因で口臭が強くなることがあります。

唾液の減少

唾液には口の中を洗浄する作用があります。唾液が減って口の中が乾燥すると自浄作用が低下して口臭が強くなります。

・起床時
朝起きた時に口臭が気になる人は多いです。これは寝ている間は唾液の分泌が減ることや口呼吸をすることで口の中が乾燥してしまうためです。

・ストレスや緊張
ストレスや緊張は交感神経を優位にします。交感神経が優位になると唾液の分泌が減るため口臭が強くなります。

舌苔、歯周病、虫歯、歯垢

口の中のトラブルは口臭の原因になります。

・舌苔(ぜったい)
舌苔は、強い口臭の原因です。舌をべーっと出してみると中心が白っぽくなっていることがあります。これは舌に付着した汚れで、食べカスや粘膜、細菌のカスなど口臭の原因になるたんぱく質を大量に含んでいます。健康な人の舌にも舌苔はありますが、口の中が乾燥している時や胃腸の調子がわるいときには舌苔が濃くなることがあり、口臭も強くなります。
舌苔があるときには舌みがきをして口の中を清潔にすることも大切ですが、胃腸を休めることも大切と言われています。

・歯周病、虫歯、歯垢
歯周病や虫歯、歯垢も細菌がたくさん集まるので口臭の原因になります。

病気が原因で口臭が強くなることがある

口臭は口の中の環境だけでなく、病気が原因で強くなることがあります。逆流性胃腸炎、肝機能障害、腎機能障害、糖尿病などの病気が隠れていることがあるので、口の中のケアを行っても改善されないときには病院に相談してみると安心です。

口臭ケアのポイント

タブレットやガムを食べると一時的にそのにおいで口臭が軽減されたように思えますが、口臭の根本が解決されているわけではないので、時間が経つとまた口臭が強くなります。
メントール感の強い歯磨き粉も口の中がスッキリ爽やかになりますが、香料でごまかされて汚れが落ちきっていないことがあるので注意が必要です。

口臭の主な原因は舌苔と言われています。なので、口臭ケアをしたい人は舌をきれいにすると気になるにおいが軽減される可能性が高いです。

その他にも日頃のクセや習慣で口臭を予防することができます。

舌みがき

舌みがきは舌苔を落とすのに効果的です。
舌みがきは毎食後行う必要はありません。1日1回、朝の歯みがきをするタイミングで行います。朝に舌苔を落とすことで日中の口臭ケアになります。
舌は柔らかいので歯ブラシを使って磨くのはいけません。舌専用のブラシがあるのでそれを使って優しく撫でるようにします。舌に傷が付いてしまうとそこに菌が集まり、舌苔を増やしてしまうことがあります。
歯ブラシのように前後にブラシを動かすのではなく奥から手前に一定方向で動かすときれいに汚れを落とせます。