こんにちはあやです。
O脚は正面から見た時に脚の内側に隙間ができてその隙間がOのように見えることから『O脚』と呼ばれています。脚が歪んで見えるのでパンツスタイルに自信が持てないという人もいるでしょう。でもO脚は単純にスタイルが悪く見えてしまうだけでなく、その他にも体に不調をきたす原因になってしまう可能性があります。逆にO脚が改善できればスタイルが良くなるだけでなくたくさんのメリットがあるんですよ。今回はO脚のチェック方法や自宅でできる改善方法についてまとめました。
私の脚はO脚?簡単にチェックできる方法
自分の脚がO脚かどうかは簡単にチェックできます。
鏡の前で体の力を抜いて足を閉じ、真っ直ぐに立ってみてください。このとき左右の膝同士がくっつかず隙間が空いてしまっていたらO脚です。O脚は膝が外側に剥いてしまうので膝の間に隙間ができてしまいます。
度合いによって隙間の広さは違いますが、指が入るくらいの隙間があればO脚になっていると言えます。
O脚になってしまう原因
O脚には骨格自体がOのような形になっている構造的なO脚と筋力の低下や姿勢など生活習慣によって生じる機能的なO脚があります。どちらのタイプかで改善方法は異なります。自分の脚がO脚だと思う人は、どちらのタイプに当てはまるか考えてみましょう。
構造的なO脚
構造的なO脚は、生まれつき骨格自体がOのような形になっているため、幼少期からO脚になっています。このタイプの場合には、筋トレやストレッチでは治すことができません。改善するためには病院での診察と治療が必要です。
機能的なO脚
機能的なO脚は、生活習慣が原因でなってしまうことが多いです。次のような癖を日常的に行ってしまっている人はO脚になりやすいので注意しましょう。
・姿勢が悪い
足を組む、横座り、猫背などは骨や体のバランスが歪むためO脚になりやすくなります。
・筋力の低下
太ももの内側にある内転筋という筋肉が衰えると足を閉じる力が弱まるため、外側に開きやすくなり、O脚の原因になります。
・骨盤のゆがみ
足を組む、横座り、猫背、カバンをいつも同じ肩にかける、ガニ股歩きなど体のバランスが崩れやすいことが癖になっていると体の重心がズレるため骨盤が歪んでしまいます。筋力の低下も骨盤の歪みの原因になります。骨盤が歪むと全身のバランスが悪くなるためO脚になりやすくなります。
O脚のデメリット
O脚になると脚が歪んで見えるのでスタイルが悪く見えることを1番気にしている人が多いかもしれませんが、O脚にはそれ以外にも体にとってデメリットになることがあります。
身長が低く見える
O脚になると脚が歪むので、その分身長が低く見えてしまいます。
下半身が太く見える
O脚になると重心が外側になるため、それをカバーするために脚の外側の筋肉が発達しやすく脚が太く見えてしまいます。また、骨盤や股関節に歪みがあるとリンパの流れが滞りやすくなるためむくみやすくなり、慢性的に流れが悪くなることで、セルライトや冷え性などの原因にもなってしまいます。
腰痛や膝の痛み
骨盤が歪んでいたり、膝が外に開いている状態が続くことは体のバランスが悪いため負担になっています。その状態が続くと腰痛や膝の痛みなどが起こることがあります。
O脚を改善させると身長が伸びる!?
O脚を改善することで、脚が真っ直ぐになるため、身長が伸びる人がいます。中には3cm程度伸びる人もいるので、O脚を治すだけでスラッとしたスタイルになるかもしれません。
また、脚が真っ直ぐになると細めのパンツスタイルもカッコよくキマるようになりますし、骨盤の歪みや体のバランスが整うことでリンパの流れがよくなり、むくみや冷えの解消も期待できます。
自宅でできるO脚改善方法
O脚は整体やサロンで改善できることがありますが、その場合には1回当たり5000程度費用がかかります。1回で治ることは少なく2〜3か月間定期的に通うことになるのでそれなりに出費が多くなります。
またO脚になった原因が日常的な癖だった場合には一旦改善されてもまたO脚に戻ってしまいます。
O脚の改善は、体のバランスを崩す癖を止めることが大切です。自宅でもO脚を改善する方法があります。
ストレッチ
下半身のストレッチはO脚の改善に効果的です。太ももとふくらはぎを意識したストレッチを行いましょう。お風呂上がりの体が温まっているときは伸ばしやすいためより効果が期待できます。
スクワット
下半身の筋肉を鍛えることで足を閉じる力が強くなり、O脚の改善に効果が期待できます。
膝を曲げるストレッチは普段運動の習慣ない人には負荷が大きすぎるため、立ったままかかとを上げ下げするカーフスクワットから始めましょう。ふくらはぎを鍛えるのに効果的です。
慣れてきたら通常のスクワットや足を大きく開いて行うスクワットをやってみましょう。
O脚改善のためにできること
O脚の改善は日常生活の癖を意識して直すことが大切です。姿勢を良くする、バッグは両方の肩で均等に持つ、椅子に座った時に足を組まないようにする、横座りをしない、歩くときにはつま先が正面に向くように足を出すなど、ちょっと意識をすることでできる簡単なことから取り組んでみてくださいね。