こんにちはあやです。
コールドクリームはクレンジングとして使われるものですが、クレンジングと一緒にマッサージができたり、保湿効果が高かったりととても便利なスキンケアアイテムです。
最近注目されていて、商品数も増えてきています。
今回は、コールドクリームとクレンジング剤との違いや、コールドクリームの選び方などをまとめました。
コールドクリームとは?クレンジング剤と何が違うの?
コールドクリームもクレンジング剤もメイクを落とすために使われるものです。
コールドクリームは、油性でオイルが含まれるので、メイクと馴染んで洗い流すことができます。また、滑りが良いことからマッサージクリームとしても優秀で、保湿効果が高いので、乾燥が気になる人におすすめです。
コールドクリームは肌に負担が少ないクレンジング
コールドクリームは、クレンジング剤の中でも界面活性剤の使用が少なく、植物オイルなどの保湿成分が豊富に含まれていて、肌への負担が少ないとされています。
オイルクレンジングをはじめとするクレンジング剤は、メイクを落とす力が強く、サッと洗い流せてベタつきが残らないのがメリットですが、肌への負担が大きく、肌に必要な油分まで洗い流してしまうほど洗浄力が高いことがあります。
洗顔後に肌が突っぱったり、カサカサとしてかゆみが出る人は、使っているクレンジング剤の洗浄力が、自分の肌やメイクに対して強すぎるのかもしれません。
ただ、コールドクリームは、肌の上で乳化させるのに3分程度かかります。オイルクレンジングやジェルクレンジングに比べて、時間がかかりますが、その間はただメイクを落としているだけでなく、肌のマッサージやオイル成分で肌をうるおわせるなど肌ケアの時間になります。
そのため、コールドクリームでクレンジングをした後は、肌がつっぱりにくく、むしろモチっとしたうるおい感さえ感じられます。マッサージをすることで血行が良くなるので、くすみの解消や、肌に栄養が行き届くことで、美肌効果も期待できるんですよ。
コールドクリームは拭き取りと洗い流しの2タイプある
コールドクリームには拭き取りタイプと洗い流しタイプの2種類があります。
肌のタイプや生活スタイルで合う方を選びましょう。
拭き取りタイプ
拭き取りタイプは、コールドクリームの中でも界面活性剤の量が少ないタイプです。
敏感肌の方や、強い乾燥肌の方におすすめです。
コールドクリームを肌によく馴染ませた後、ティッシュやコットンで拭き取ります。このとき、擦ったり力を入れてしまうと、肌への刺激になるので、優しく擦れないようにサッと拭き取るイメージで落としてください。
帰宅後、とりあえずメイクだけ落としておきたいときにも便利ですね。
拭き取りタイプでも洗い流して使うことはできるので、より肌に優しいものを探している人や美肌が敏感な人は、拭き取りタイプを洗い流して使うと良いですよ。
界面活性剤が少ない分、肌への負担は少ないですが、メイクを落とす力も落ちるので、ウォータープルーフのマスカラや、ティントタイプのリップは落としきれません。専用のリムーバーを部分的に使いましょう。
洗い流すタイプ
コールドクリームは、オイル成分が豊富で保湿効果が高いので、普通肌〜脂性肌の人は、拭き取りタイプだと使用後のベタつき感が気になってしまうかもしれません。
ベタつき感が気になる人や、さっぱりと洗い流したい人には、洗い流すタイプがおすすめです。
拭き取りタイプに比べると、界面活性剤の量は多くなりますが、その分メイクを落とす力も高くなります。
気分によって使い分けられる両用タイプ
コールドクリームには拭き取りでも洗い流しでもOKな両用タイプがあります。
気分や肌の状態に合わせて、どちらでも対応できるので便利です。
コールドクリームの使い方
コールドクリームは、正しい使い方をすれば、肌に負担をかけずにクレンジングができて、マッサージもできる便利なアイテムです。
でも、間違った使い方をしてしまうと『コールドクリームを使って肌が荒れた』『毛穴が広がった』と感じてしまうこともあるようです。
コールドクリームの美肌効果が充分に発揮できるように正しい使い方をマスターしましょう。
クレンジングの仕方
1、 コールドクリームを顔全体に馴染ませます。指全体で優しく広げていきます。指がスルスルと滑る量が適量です。滑りが悪いときにはクリームを追加してください。
2、 メイクが浮いてきたらメイクと乳化して汚れが落とせたサインです。3分程度が目安ですが、界面活性剤が少ないほど時間がかかる傾向があります。
3、 ぬるま湯で洗い流すか、コットンやティッシュで拭き取ります。
コールドクリームを使ったマッサージの仕方
コールドクリームは、マッサージにも使えます。
クレンジングと同時に行っても良いですし、クレンジングをした後、一旦洗い流してから行っても良いです。
1、 コールドクリームを顔全体に馴染ませます。
2、 指の腹を使って、向きは顔の中心から外側へ、こめかみに向かうように指を滑らせます。おでこは眉毛から髪の生え際に向かって指を滑らせて、最後は生え際を通ってこめかみに向かうようにします。眉間やこめかみをプッシュするとツボ刺激にもなります。
3、 こめかみから耳の後ろを通って首筋を通り鎖骨に流すように手を滑られます。こめかみに集めたものを下ろすようなイメージで行いましょう。
むくみが取れて血行が良くなりますよ。強く押したり、擦りすぎると逆効果なので、優しく撫でるように行ってくださいね。