こんにちはあやです。
「美容室で髪を染めたのに、半月もしないうちに色落ちしてしまう」
「毛先の褪色がひどくて、頭頂部とのトーンに差が出て格好悪い」
このようなヘアカラーのお悩みありませんか?
せっかくカラーで思い通りの髪色に染めても、シャンプーする度に色落ちしていくのを見ると、本当にガッカリしてしまいますよね。
あなたの髪色の「色持ち」が悪いのは、使っているシャンプーと髪ダメージに原因があるのかも?
そこで今回は「ヘアカラーの色持ちが悪い」とお悩みの女性に向けて、キレイな髪色が持続しない理由と正しい対策を解説!
自宅で簡単にできるヘアケアもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ヘアカラーの色持ちが悪い3つの理由
美容室で時間とお金をかけてヘアカラーしても、すぐに色落ちしてしまったら「もったいない」「失敗されたのかな?」なんて思いますよね。
確かに、美容師さんの技術がなかったり、薬剤の放置時間を間違えたりすると、カラーの持ちが悪くなってしまうケースもあるでしょう。
しかし「毎回カラーする度に髪色がすぐ落ちちゃう」という場合には、美容師さんのせいではなく、あなたのシャンプー選びや髪のダメージに原因があることがほとんど。
ここでは、ヘアカラーの色落ちがひどくなってしまう3つの理由を解説します。
【理由1】シャンプーの洗浄力(界面活性剤)が強すぎる
染めた髪色がすぐに落ちてしまう場合には、あなたが毎日お使いのシャンプーが原因になっているケースも。
特に、市販のシャンプーには安価で強い界面活性剤(洗浄成分)が大量に含まれています。
この洗浄力こそが、カラーの色落ちに直結!
ヘアカラーは、薬剤を「髪内部」に浸透させて、色素を定着させる施術です。
しかし、髪は密封されているわけではないため、シャンプーするごとに色素が少しずつ流れ出してしまうもの。
さらに、洗浄力の強いタイプのシャンプーを使っていると、髪内部のうるおいと一緒に「カラーの色素」も流出してしまうのです。
【理由2】髪の毛が傷んでいる
カラーの色落ちって、毛先の方から始まる傾向がありますよね。
これは、髪の毛全体のなかでも「毛先」が一番傷んでいることが理由。
ダメージが蓄積した髪は、内部にたくさんの空洞ができたり、髪表面を覆っている「キューティクル」が剥がれたりするなど、さまざまなトラブルが生じます。
さきほど解説した通り、ヘアカラーの色素&薬剤は「髪内部に定着」することで、キレイな髪色をキープする仕組み。
しかし、傷んだ髪の毛はこの色素を「ホールドしておく力」が非常に弱く、外部にどんどん流れ出て色落ちにつながってしまいます。
【理由3】正しいヘアケア(毛髪補修)ができていない
カラーをはじめ、パーマや縮毛矯正などの「薬剤」を使用した施術を受けている髪は、何もしていない髪の毛と比較して、さまざまなダメージが蓄積しています。
カラー剤やパーマ液は、髪の内部に浸透しなければ色を変えたり、形を変えることはできません。
そのため、施術時には「髪のキューティクルを開く」というステップが必ず入ります。
一度強制的に開いたキューティクルは、完全に元通りになることはありません。
だからこそ、カラーした髪には毛髪補修成分や保湿成分によるヘアケアが必須!
正しいヘアケアができていないと、髪の内部に浸透させた「色素」が抜けやすくなってしまうので注意しましょう。
今日からできる!キレイな髪色を持続させる対策方法
美容室や市販のカラーを行った後には、強い洗浄成分のシャンプーは避けることが大事。
おすすめは、アミノ酸系洗浄成分または、ベタイン系洗浄成分を中心として作られている「やさしいシャンプー」です。
残留薬剤除去作用のある「ヘマチン」が配合されたシャンプーを選ぶのも良いでしょう。
ただし、高品質なヘマチン入りのシャンプーは価格が3,000~5,000円ほどの高価格な製品が多いのがネック!
毎日使用するのは少しもったいないので、カラー後10日間だけは「ヘマチン配合シャンプー」を使うなど、お財布に無理のないよう使い分けるのもオススメです。
また、一度でもカラーをした髪の毛は必ずダメージが蓄積しています。
そのため、毛髪補修成分や保湿成分がしっかり含まれたヘアオイルでのケアを欠かさず行いましょう。
おすすめは、ケラチン、コラーゲン、シルク、アルガンオイルなどの補修保護成分です。
まとめ
今回の記事では、美容室のヘアカラーまたは自宅でのセルフカラーで「色持ちが悪い」と感じている女性に向けて、髪色が持続しない理由と色落ちする原因、正しい対策をご紹介してきました。
カラー剤は、髪の内部に浸透して発色する薬剤。
しかし、洗浄力の強すぎるシャンプーの使用や、髪のダメージ、ヘアケア不足によって「色素」が簡単に抜けてしまいます。
綺麗な髪色を少しでも長期間楽しみたい人は、毎日お使いのシャンプーを変えたり、毛髪補修ケアを徹底的に行うなど、日々のヘアケアを根本から見直すべき!
思い通りのカラーを長い期間楽しめるように、今日から髪の扱いを意識してみてくださいね。