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爪で健康状態がわかる⁉︎セルフチェックときれいに爪を伸ばす方法

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こんばんはあやです。
「爪に縦筋や横筋が入る」「色が変わった気がする」「爪の表面がデコボコになっている」「割れやすい」「2枚爪になる」など、爪の状態がおかしいと感じることはないですか?
風邪をひいたあとや、睡眠不足や疲れが溜まっているときに、爪に変化が現れる人も多いですよね。

実は『爪には健康状態が現れる』と言われています。体の中でも特に栄養状態や健康状態が現れやすい部分なんです。

爪の状態でわかる健康状態のチェックや、きれいに爪を伸ばすためのケア方法をご紹介します。

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爪は皮膚が硬くなったもの

爪は皮膚の表面が厚くなったもので、皮膚と同じタンパク質の一種のケラチンでできています。
あんなに硬いのに、やわらかな皮膚と同じ成分でできているとはビックリですね。

伸びる速さには個人差がありますが、1日に約0.1mm伸びると言われていて、全部が生まれ変わるには約5か月かかります。

爪は、正式名称は「爪甲(そうこう)」です。爪が生える部分で爪を支えている皮膚を「爪床(そうしょう)」と言い、爪の付け根にある「爪母(そうぼ)」で作られた爪は、爪床に沿って伸びていきます。

爪の生え際にある甘皮は、「爪上皮(そうじょうひ)」と言います。できたばかりの爪はやわらかいので、保護する働きがあるそうです。

爪の生え際には半月型の白い部分があります。これは、作られたばかりの爪で「爪半月(つめはんげつ)」と言います。

爪半月が大きいと健康で、小さいと不健康という話を聞いたことがある人も多いと思いますが、これは医学的にまったく根拠のない迷信です。

爪半月の大きさは個人差です。大きい人もいれば小さい人もいますし、中にはない人もいますが、問題ありません。

爪半月がある人の方が多いので、このような迷信が生まれたのかもしれませんね。

爪の状態でわかる健康状態

爪は健康状態が現れやすいと言われています。すべてがわかるわけではありませんが、いつもと違う色や症状が出た場合には、健康管理のために注意してみても良いでしょう。

ただ、爪の伸びるスピードは1日に約0.1mmなので、目に見える部分まで症状が現れるには10〜20日程度かかります。

少し前の自分の生活や体調を振り返って、健康管理に役立ててくださいね。

横筋

何らかの影響で、爪の成長が遅れたときに現れるやすいそうです。

手を挟んで爪母の部分を傷つけてしまったときにもできますし、ストレスや睡眠不足、疲労が溜まっているときや、高熱が出たあとに現れやすいので、意識して休息を取ったり、リフレッシュできることをするのもおすすめです。

また、深い横筋は、糖尿病などの慢性疾患でも現れます。

縦筋

縦筋は、爪母への栄養が不足しているときに現れるそうです。

加齢、乾燥、冷え、ストレスによる血行不良や、ダイエットによる栄養不足などが考えられます。

病気の可能性は低いですが、筋が黒い場合には皮膚がんの疑いがあります。

2枚爪

爪は、1枚ではなく、3層構造になっています。1枚目と2枚目、2枚目と3枚目の間に空気が入ることで層が剥がれてしまうのが2枚爪です。

爪が乾燥や衝撃を受ける2枚爪になりやすいので、水仕事が多い人や、除光液を使ったあと、間違った爪の切り方で起こりやすくなります。

また、健康的な爪でないと、2枚爪になりやすいので、爪が作られるときに爪母に栄養が十分に届いていなかったときにも起こります。

爪母でできた爪が爪先まで来るのは、爪の長さや伸びるスピードによりますが、3〜4カ月かかります。

乾燥や衝撃に思い当たることがない場合には、3〜4カ月前に体調不良やストレス、睡眠不足になっていなかったか振り返ってみましょう。

頻繁に2枚爪になる場合には鉄欠乏性貧血の可能性もあります。

爪の色でわかる病気のサイン

爪自体の色は透明なので、爪の下にある毛細血管の色が透けて薄いピンク色のように見えます。

薄いピンク色が健康的とされていますが、元々の色には個人差があるので、自分の元の色を基準にして、最近色味が変わってきていないか観察しましょう。

白っぽくなる・・・貧血の疑い
黄色っぽい・・・・爪水虫、爪白癬、新陳代謝の低下の疑い
赤っぽい・・・・・多血症、脳梗塞、心筋梗塞、炎症性の腫瘍の疑い
黒っぽい・・・・・内出血やチアノーゼの疑い
緑っぽい・・・・・緑膿菌など最近感染の疑い

爪の形でわかる病気のサイン

爪先が反り返っている・・・貧血、甲状腺の病気の疑い
巻き爪・・・・爪の先端や側面が皮膚に食い込むように巻いている
爪がデコボコしている・・・爪水虫、乾癬の疑い

きれいに爪を伸ばす方法

爪をきれいに伸ばすためには、爪が作られる爪母に栄養を届けて、乾燥に注意することが大切です。

爪はケラチンというタンパク質でできているので、タンパク質はもちろん必要ですが、そのほかにも、ビタミンA、ビタミンB群、アミノ酸、カルシウムなどもバランスよく摂取するようにしましょう。

ハンドクリームやオイルで爪の保湿をすることも大切です。

きれいに爪を伸ばしたいなら、爪を切るときにはやすりを使うのがおすすめです。爪切りでパチンと切ると、爪の根元には大きな衝撃がかかります。

それが伸びてきた時の横筋や、2枚爪の原因になることがあります。

やすりを使って削るように爪を整えましょう。ラウンド型にするよりもスクエア型にする方が巻き爪や炎症を起こしにくいそうですよ。