こんばんはあやです。
ダイエットの目安になるとのが『体重』です。
「何キロまで痩せよう！」「何キロ落とそう！」と思ってダイエットをする人が多いと思います。
でも、今の自分の体重が、重いのか軽いのか、正しく判断できている人は少ないかもしれません。
体重が少なければ、きれいになれるわけではないんです。体重の落としすぎは、とても危険！
身長から計算して算出する『BMI値』で、今の自分の体重が重いのか軽いのかや、ダイエットで目指す体重の目標が分かります。
ただ体重を減らせば良いわけじゃない！自分の目指す体重を知ろう！
ダイエットの目安は、体重で決めている人が多いですが、自分が太っているのか、痩せているのかは、自分では判断しづらいものです。
体重を目安にしてしまうと、無理なダイエットをして痩せすぎてしまい、不健康な体型になってしまう女の子も多いんですよ。
「体重を減らせばきれいになれる」と思って、とにかく体重だけを減らそうとするのはNG。
身長によって理想的な体重は違います。また、目指す体型が、『標準』なのか、『美容体重』なのか、『シンデレラ体重』なのかによっても変わるので、まずは、自分の目指すスタイルを決めることから始めましょう。
BMI値の出し方と標準体重、美容体重、シンデレラ体重
ダイエットの目標とする体重はBMI値で出します。
BMIは、単純に身長と体重から計算される数値なので、骨格や筋肉量は考慮されていません。
あくまでも目安の体重として考えてくださいね。
標準体重、美容体重、シンデレラ体重それぞれの計算の仕方をご紹介します。
標準体重
BMI値は『体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)』で計算します。
この計算で出た値で以下のように分けられます。
18.5以下・・・・痩せている
18.5〜22.5・・・標準
22.5以上・・・・肥満
例えば身長が160cmで、「痩せている」になる18.5以下になるのは、47.6kg以下のときです。
57.6kgまでが「標準体型」で、それ以上は「肥満」になります。
BMI＝22が1番健康的で、病気になりにくい体重と言われていて、160cmの場合には56.3kgです。
美容体重
スラっときれいなスタイルになりたい人が目指すのが美容体重です。
美容体重は『身長(m)×身長(m)×係数(19.5〜20.5)』で計算します。
係数はBMI値のことで、BMI値が19.5〜20.5になるのが美容体重と言われています。
身長が160cmの場合には、49.9kg〜52.4kgです。
シンデレラ体重
最近は、モデルのように細い『シンデレラ体重』を目指す人もいます。
シンデレラ体重は、『身長(m)×身長(m)×係数(18)』で計算します。
身長が160cmの場合には、46kgです。健康的とされるBMI22が56.3kgなので、そこから10kgも軽い計算です。
無理なダイエットで、シンデレラ体重を目指すことは危険ですし、ただ体重を落としただけでは、きれいというよりも、不健康そうに見えてしまうこともあるので、注意が必要です。
見た目は体重ではなく体脂肪率が重要！
ダイエットというと、目に見えやすい体重ばかりを気にしてしまいますが、見た目をきれいにするためには、体重と一緒に体脂肪率を意識することが大切です。
体脂肪率は、体重に占める脂肪の割合を数値化したものです。
「脂肪」というと、悪いイメージがあるかもしれませんが、脂肪には体や内臓を守ったり、体温維持、ホルモン調節など体に必要な役割があり、健康的な体を維持するためには、ある程度脂肪があることも大切なんです。
ただ、脂肪が蓄積されてしまうと生活習慣病などさまざまな病気の原因になってしまいます。
見た目では、脂肪が多いとプニプニとした柔らかい体になり、筋肉量が多いと、引き締まった体型になります。
そして、筋肉はエネルギーの代謝が多いので、筋肉量が多い人ほど基礎代謝が高く、痩せやすいのも特徴ですが、筋肉は脂肪よりも重いため、細く見えるのに意外と体重は重くなります。
体脂肪率では、「痩せている」「適正」「肥満」は以下のようになります。
19.9% 以下・・・痩せている
20～24.9%・・・適正
25～29.9%・・・軽い肥満
30%以上～・・・肥満
体脂肪から見ると例えば、身長が160cmの場合、体重が56kgだと標準的ですが、筋肉量が多く20%を切るようなら痩せているという判断になり、逆に体重が50kgしかなくても、脂肪が多く25%以上あるなら軽い肥満になります。
見た目では、同じ体重でも体脂肪率が高い人ほどぽっちゃりに見えてしまうので、ダイエットをするときには、体重だけではなく、体脂肪率も意識したいですね。
体脂肪率は、体組成計を使えば簡単に測れます。体重計体脂肪率を測る機能が付いているものを選ぶのがおすすめです。
体脂肪率は、体内の水分や血流の影響を大きく受けるため、1日の間でも数%変動があります。少しでも正確な値を知るためには、毎日同じ時間に測ることが大切です。
ダイエットは食事8割、運動2割
ダイエットは、食事8割、運動2割で行うのが良いと言われています。食事を減らしすぎると、筋肉からエネルギーを生み出そうとするので、筋肉量が減ってしまい、太りやすく痩せにくい体になってしまいます。
もちろん痩せるためには摂取カロリーを減らすことは大切ですが、減らしすぎないように注意したいですね。
まずは、ジュースや甘いコーヒー、おやつをやめたり、野菜やタンパク質をしっかり摂ることを意識しましょう。
欠食はせず、よく噛んで食べることも大切です。
運動が苦手な人は、一駅分歩いたり、階段を使うようにするなど、小さなことから始めてみるのがおすすめです。
歩くときには大股で早足で歩けば、カロリーアップも期待できますよ。
