こんばんはあやです。
“おからパウダー”は、豆腐を作ったときにできるおからを乾燥させてパウダー状にしたものです。
この“おからパウダー”がダイエットに効果的と言われています。
なんでも『痩せ菌』が増えるそうで、普段の食事におからパウダーを加えるだけで5kg、10kg痩せたという人がたくさんいるそう。
コロナで外出が減って体重が増えてしまったという人、痩せたいけど食事制限はしたくないという人必見です!おからパウダーダイエットの方法や、注意点をまとめました。
おからパウダーダイエットとは?
おからパウダーダイエットは、その名の通り「おからパウダーを食べて痩せる」というダイエット方法です。
おからパウダーは、最近スーパーでもよく見かけるようになりましたよね。乾燥させているので、普通のおからよりも日持ちがしますし、パウダーになっていることで、料理に使いやすいと良いとこばかり。しかも豆腐の残りカスなので、安価なのも◎。
なぜおからを食べると痩せられるの?
おからパウダーは、豆乳をしぼったあとに残るカスなので作られます。食物繊維が豊富に含まれていて、その量はレタスの約30倍とも言われています。食物繊維は、糖やコレステロールの吸収を整え、便秘を解消する効果が期待できます。
そして、乾燥しているおからパウダーは、食べるとお腹の中で水分を吸収し3〜5倍大きくふくらみます。そのため、満腹感が得られて食事量を減らすことができるので、摂取カロリーが少なくなり、ダイエットに繋がります。
さらに、満腹感が続くので、間食を減らすこともできるなど、ダイエットターにうれしい効果がたくさん期待できます。
おからパウダーは痩せホルモンを増やす?!
おからを食べると『痩せホルモン』と呼ばれるアディポネクチンが分泌されます。アディポネクチンは、脂肪を燃焼させる働きがあります。
本来なら、運動をしてエネルギーが必要になると、脂肪を分解するリパーゼという酵素が活性化されて、脂肪をエネルギーとして消費します。そのとき、筋肉にある酵素『AMPキナーゼ』も活性化されて、糖や脂肪をエネルギーとして消費しようとしますが、アディポネクチンは、運動をしなくてもAMPキナーゼを活性化させて、糖や脂肪の消費をサポートしてくれることがわかっています。
そのため、おからパウダーを食べるだけで、運動したときと同じような作用が得られるので、太りにくく、痩せやすい体になれるのです。
おからパウダーと大豆パウダーの違い
おからパウダーに似たもので、大豆パウダーというものがあります。おからパウダーは、大豆から豆乳を絞ったあとに残るものをパウダー状にしたものですが、大豆パウダーは、大豆そのものをパウダー状にしたものです。
大豆そのものなので、もちろん大豆パウダーのほうが、栄養価は高いですが、その分カロリーも高くなってしまいます。ダイエットを目的としているなら、脂肪分や水分が少なく、低カロリーのおからパウダーがおすすめです。
そして、おからパウダーを女性におすすめしたいのは、低カロリー、低価格でも、大豆イソフラボンが含まれるということです。
イソフラボンは、美肌ホルモンと呼ばれるエストロゲンの働きを助けるので、肌の新陳代謝や、コラーゲンの生成を促し、若々しさを保つのに必要なので、積極的に取りたい栄養素です。
美容と健康のために食べたい食材ですね。
おからダイエットの方法
おからパウダーダイエットの方法は、『普段の食事におからパウダーを加えるだけ』なのでとても簡単です。
1回の量はスプーン1杯程度で、食事の15〜30分前に食べるのがおすすめです。
食べ方は自由。おからパウダーは、ほぼ無味無臭なので、コーヒーなど飲み物に混ぜて飲んでもいいですし、ヨーグルトにかけて食べてもOK。お味噌汁に入れたり、ご飯にかけて食べても大丈夫です。
ただ、水に溶けるものではありません。水分を吸収するとふくらんで、おから独特のモサモサ感が出ます。たくさん水分を吸収したあとは、独特の食感と、量が増えるので食べにくいと感じてしまうこともあります。早めに食べるのがおすすめです。
おからパウダーを混ぜても食べやすいのは、ヨーグルト、カレー、味噌汁、コーンスープ、シチューなど。とろみがあって、まろやかな味のものと相性が良いようです。
逆に、お茶や紅茶、コーヒーなどサラッとしたものに混ぜると、おからの食感が気になってしまうので、あまり相性は良くないよう。
また、おからパウダーは、小麦粉の替わりとして使うこともできます。パンケーキやカップケーキ、クッキーなどの小麦粉を半分おからパウダーに替えるだけでヘルシーなおやつになります。お好み焼きの生地や、ハンバーグのかさ増しに使うのもおすすめ。
でも、油の吸収が良いので、てんぷらや、唐揚げの衣として使うのはお勧めできません。
おからパウダーダイエットの注意点
おからパウダーダイエットは、とても簡単なので、誰でも気軽に挑戦することができますが、注意したいこともあります。
① 水分はたっぷりと
おからパウダーは、水分を吸収して約3〜5倍にふくらむので、水分をしっかり取ることを心がけてください。
② おからパウダーの食べ過ぎはダメ
ダイエット効果を高めたいからと、おからパウダーをたくさん食べすぎるのはダメです。
元々便秘体質だった人は、腸の動きが悪いこともあります。食物繊維を取りすぎると便秘が悪化してしまうことがあります。
③ おからパウダーダイエットは継続することが大事
おからパウダーダイエットは、即効性のあるダイエットではありません。体質を改善して徐々に痩せやすい体にしていきます。効果を感じられなくても半年は継続して続けてみることが大切です。
まとめ
痩せ菌を増やして、太りにくい体質に変えていくことができるおからパウダーダイエット。簡単に挑戦できるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。