こんばんはあやです。
年齢とともに気になり始める白髪。早い人は30代になると出始め、40代では多くの人が白髪染めを使用しています。
白髪があると老けて見えますし、どんなにおしゃれをしていても台無しですよね。
「白髪の原因は加齢」と思われていましたが、実はコーヒーが白髪を増やす原因になっているのだとか。
コーヒー好きの人には「ドキッ」とする情報かもしれませんね。
白髪にお悩みの人はぜひ知っておいてほしい白髪とコーヒーの関係についてまとめました。
コーヒーは飲んではいけないの?
「白髪の原因がコーヒー」と言われると「コーヒーを飲んではいけないの?」と思うかもしれませんが、白髪になる原因はコーヒーだけではないので、全く飲んではいけないというわけではありません。
コーヒーを飲まない人には白髪がないというわけではないですよね。でもコーヒーを飲むことで白髪を増やしてしまうことになる恐れがあるということです。
そして、コーヒーには脳卒中や心疾患の発症率や血圧を抑える効果、リラックス効果、ダイエット効果など良い効果もあるとされています。
大切なのは「飲み方」なんです。
コーヒーが白髪を増やしてしまう理由
コーヒーが白髪を増やしてしまう原因と言われるのは、コーヒーに含まれる成分が関係しています。
① カフェイン
コーヒーに含まれる代表的な成分であるカフェイン。交感神経を活発にさせ、眠気を覚ましたり、集中力をアップさせる作用がありますが、そのときに身体中の血管を収縮させてしまいます。
そうなると細い血管の多い体の末端には血液が巡りにくくなってしまいます。健康的な髪を作るためには毛母細胞に新鮮な血液を十分に送り届けることが必要ですが、血管が収縮して、血液の流れが悪くなると、末端である頭皮には1番に栄養が行き届きにくくなってしまいます。
それが原因で、メラノサイトがうまく働かず髪の毛に色をつけることができなくなり、白髪がになりやすくなります。
② 過酸化水素
過酸化水素は、老化の原因としてよく知られている活性酸素の一種です。過酸化水素はとくに白髪に関係する物質だと言われています。
コーヒー豆自体には含まれていないのですが、焙煎したり、粉にしてコーヒーを入れることで過酸化水素が増えてしまうそうです。過酸化水素は体内に蓄積されやすく、細胞の老化や劣化を進めてしまう成分で、髪の毛に色をつけるメラノサイトも変質させてしまうので白髪を増やしてしまう原因になってしまいます。
③ 不飽和脂肪酸
コーヒーには、不飽和脂肪酸が多く含まれるため、中性脂肪やコレステロールを増加させやすくなります。すると血管が老化したり、血液の流れが悪くなり、必要な栄養を届けられなくなってしまいます。
④ クロロゲン酸
クロロゲン酸は、ポリフェノールの一種で健康に効果的とされている成分ですが、タンパク質やビタミンB1などの栄養素と結合しやすく体に吸収されるのを阻害してしまいます。
タンパク質やビタミンB1は健康的な髪の毛を作るのに欠かせない成分なので、それらが不足してしまうことで白髪を増やす原因になってしまいます。
コーヒーにはメリットもある
コーヒーには白髪を増やす可能性がある原因がたくさんあることがわかりましたが、コーヒーを飲むことによるメリットもあります。
例えば、コーヒーの香りにはリラックス効果があるのでストレス解消ができたり、気分転換にもなります。
集中力をアップさせる効果もあるので仕事や勉強の効率が良くなる人もいるでしょう。
また、利尿作用や脂肪燃焼効果があり、むくみの予防などダイエット効果も期待できたり、胃液の分泌を増やして消化を助けたりがん予防の効果もあると言われています。
コーヒーを飲む適正な量は?
コーヒーは、適量であれば、体にとってよい効果があると言われています。コーヒー好きの人にとっては白髪の原因になるからコーヒーを飲まないということの方が返ってストレスになってしまいますよね。
カフェインの耐性量は人によって違うため、全ての人にとって適正という量はありませんが、1日3杯が体に害を及ぼさない目安になるとされています。
白髪にならないコーヒーの飲み方
「どうしてもコーヒーが飲みたい」という人は白髪にならないために、飲み方を注意するのがおすすめです。
① カフェインレスやデカフェを選ぶ
カフェインの入っていないカフェインレスや、カフェインの量が少ないデカフェを選ぶことで、カフェイン摂取量を減らすことができます。
② 鉄分を取る
過酸化水素を増やさないようにするためには、過酸化水素を無害化するための酵素を増やすことが大切です。この酵素は鉄分が主体になっているので鉄分を積極的に摂取することで過酸化水素が増えるのを防ぐことができます。
まとめ
コーヒーに白髪の原因があるというのは驚きですね。コーヒーには体に良い効果もありますが、飲み過ぎると害になってしまいます。1日の量を決めて飲むようにしましょう。