こんばんはあやです。
「髪の毛がパサパサでまとまりが悪い」
「ダメージが蓄積して、どんなシャンプーやトリートメントを使っても髪が復活しない」
このようなお悩みを抱えている女性は多いはず。
では、どうして髪の毛がパサパサになってしまうのでしょうか。
今回は、髪がパサつく原因と対策について詳しくお話していきたいと思います。
髪の毛がパサパサになる原因とは?
まずは、あなたの髪の毛がパサパサになっている原因について、ひとつずつチェックしていきましょう。
髪がパサつく原因は、大きく分けて5つ!当てはまる項目が多い人は要注意ですよ。
【原因1】カラーやパーマによる髪のダメージ
髪の毛がパサパサになる原因の1つ目は、美容院での施術によるダメージがあげられます。
カラーやパーマとはじめ、縮毛矯正、ストレートパーマなどの施術には、強い薬剤や熱を使用するものがほとんど。
髪の毛はもともと『死んだ細胞の集まり』のため、一度傷むと元には戻らない性質を持っています。
何度も繰り返し、カラー剤やパーマ液を使用することで、髪表面のキューティクルが乱れたり、髪内部の水分が抜けやすい状態になってしまうのです。
【原因2】紫外線や直射日光で傷みが進行
髪の毛がパサパサする原因の2つ目は、紫外線や直射日光による傷みです。
紫外線を浴びることによって、お肌が日焼けしたりダメージを負ってしまうのと同様、髪の毛にも大きな負担がかかります。
また、最近の日本の夏は非常に高温となるため、直射日光や炎天下のもと長時間過ごしていると、髪の水分が蒸発してパサパサとした手触りになってしまうんですね。
【原因3】加齢やホルモンバランスの乱れによる乾燥
髪のパサつきが気になる場合、加齢やホルモンバランスの乱れからくる『乾燥』にも注意が必要です。
特に、年齢を重ねることで髪質は徐々に変化するといわれています。
「若い頃には全く髪の悩みなんてなかったのに、40代を過ぎた頃から急にパサつきが酷くなって困っている」という女性も少なくありません。
また、妊娠や出産などによるホルモンの変化が、髪質を一気に変えてしまうことも珍しくないのです。
「以前は大丈夫だったのに、最近髪のパサつきが目立つ」という場合には、年齢が大きく関わっている可能性が高いといえるでしょう。
【原因4】間違ったヘアケア・スタイリング
ストレートアイロンやコテなど、高温で髪のスタイリングを行っていると、どうしても髪の毛にダメージが蓄積してきます。
これは、どんなに「髪を傷ませないアイロン」とか「使うほどに美髪になる」などと謳われている製品であったとしても、毎日のように使用していれば当然、髪に負担をかけてしまうのです。
特に、「巻き髪をキレイに作りたい」「くせ毛をまっすぐ伸ばしたい」などの理由で、推奨された設定温度よりも高温で使用してしまうと、さらに髪のダメージは進行しやすくなります。
また、濡れた髪にアイロンやコテを当てることで、髪本来の水分まで奪ってしまうケースも少なくありません。
ヘアケア製品は、説明書をしっかり読んで正しく使用するよう心がけましょう。
【原因5】摩擦ダメージ
髪の毛がパサパサする原因の5つ目は、『摩擦ダメージ』にあります。
この摩擦ダメージは、髪を乾かさずに寝てしまったり、無理なブラッシングを行ったり、タオルドライでゴシゴシ擦ってしまったりした際に起こるといわれているんです。
本来、髪の毛の表面はキューティクルと呼ばれる組織で覆われています。
しかし、このキューティクルは水分を含むと膨張して開きやすくなるため、濡れているときにはダメージを受けやすいんです!
髪を保護する役割の『キューティクル』が剥がれてしまうと、髪の毛内部のコルテックスやメデュラと呼ばれる部位から、髪の水分がどんどん抜けやすくなってしまいます。
これが、髪のパサつきを悪化させる原因になっているということを、しっかりと覚えておきましょう。
パサついた髪は正しい対策でケアしよう
ここまで、髪の毛がパサパサになる原因についてお話をしてきましたが、「このパサつきをなんとかしたい!」と思っている方に向けて、正しい対策をご紹介します。
髪の乾燥、パサつき、広がりなどでお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
【対策1】髪の保湿をしっかりと行う
髪の乾燥やパサつきが気になる場合には、どんな原因であったとしても『保湿』をしてあげることが一番の対策になります。
保湿に使用するのは、ヘアオイルやヘアミルク、ワックスなどがおすすめです。
特に、シャンプー後のアウトバストリートメントとして、毎日しっかりとオイルなどでうるおいを補給し、髪の表面を保護してあげるようにしましょう。
【対策2】十分な睡眠・バランスのとれた食生活を心がける
髪のパサつきが悪化しているときには、質の良い睡眠がとれていなかったり、栄養バランスが偏っていることが少なくありません。
特に、加齢やホルモンバランスの乱れによって、髪のパサパサが生じているときには普段よりもより生活習慣を見直すべきです。
特に、髪の毛の材料となるタンパク質(アミノ酸)を多く含んだ肉や魚、鶏卵、乳製品などを積極的に摂取するようにしてくださいね。
【対策3】痛んだ部分はカットしてしまうのもアリ!
前半でもお話しましたが、髪の毛は死んだ細胞の集まりなので、一度傷んでしまうと元には戻ってくれません。
そのため、毛先などのパサつきがあまりに重症化している際には、思い切ってカットしてしまうのもオススメです。
2~3センチ程度切るだけでも、手触りやまとまり感が圧倒的にアップするでしょう。
まとめ
今回の記事では、髪の毛がパサパサになる原因と対策について、わかりやすく解説をしてきました。
髪のパサつきは、美容院の施術、紫外線、摩擦ダメージ、加齢など、さまざまな理由で起こります。もちろん、どの原因が大きく関わっているのかは、人それぞれ。
普段の習慣や髪の扱いが間違っていると、どんなに良いトリートメントを使用しても髪はボロボロになってしまいます。
ぜひ、この機会にあなたのヘアケアを見直してみてはいかがでしょうか。