こんばんはあやです。
普段食べている白米をもち麦に変えるだけで痩せることができるというもち麦ダイエット。もち麦に含まれる豊富な水溶性の食物繊維によって便秘を解消させるだけでなく、強い粘着力のあるβ-グルカンは、食事で摂った糖質や脂質を包み込んで吸収しにくくさせ、体の外へ排出してくれます。腸内環境を整えることは美容にも健康にも一番大切なことですよね。さらにもち麦は水分を吸収して膨らむので、満腹感を感じやすく、ゆっくりと腸を通過します。そのため腹持ちがよく自然と食べる量を減らすことができるというところもダイエットに効果的とされている理由です。でももち麦の口コミを見てみると「もち麦を食べても痩せなかった。」という人もいます。こんなにダイエットによい効果が得られる食材なのに、そのように感じる人がいるのはなぜなのでしょうか。実は、もち麦はただ食べるだけではダメなのです。効果を出すためには食べ方が大切。また、即効性はないため長期間にわたって継続して食べ続けることも大切なのです。ここではもち麦のダイエット効果を発揮させるための食べ方についてまとめました。
もち麦を食べているけど痩せないと感じる人がいるのはなぜ？
もち麦ダイエットは効果がなかったという声もあります。口コミを見てみると「もち麦を食べているのに全く痩せない。」という人がいるばかりか「もち麦を食べて太った。」という人もいます。
ダイエット効果が高いと言われているもち麦ですが、ただ食べるだけでなく、ダイエット効果を発揮させるためには食べ方が重要なのです。
まず、もち麦ダイエットをするときに一番知っておいて欲しいことが「継続して食べることが必要」ということです。もち麦ダイエットには即効性はありません。もち麦を食べることによって、腸内環境を改善させ、便秘を解消し、代謝が上がるなど痩せ体質に変わるまでには時間がかかります。効果が出始めるまで最低でも2週間は様子を見ましょう。
でも口コミでは、「もち麦を食べて1週間で体重が2〜3キロ減った」という人もいます。それは便秘が解消されたためと考えられます。便秘の人は腸の中に数キロの宿便が溜まっています。それが排出されれば必然的に体重は減少するので、痩せたと感じられたのだと思います。
ただ、その後もそのスピードで体重が落ちていくかと言うとそのようなことはなく、便秘が解消された後は、体重の減少も緩やかになるでしょう。
もう一つ注意して欲しいのが、ダイエット効果が高いとされているもち麦ですが、白米に比べてものすごくカロリーが低いのかといえばそのようなことはありません。もち麦の方が少し低いですが、ほぼ同じ。そのため、白米と置き換えて同じ量食べていたり、ダイエット効果が高いからと多く食べていればカロリー摂取オーバーになってしまい太ります。
もち麦を食べるタイミングは朝食がベスト
もち麦でダイエット効果を発揮させるためには、食べるタイミングが重要です。3食もち麦を食べるとよいのですが、白米やパンが食べたくなることもありますよね。そのような場合には一番ダイエット効果が高くなる朝食にもち麦を食べるようにしましょう。
もち麦に含まれる水溶性食物繊維β-グルカンには、糖質や脂質を包み込んで、腸内での糖質や脂質の吸収を緩やかにしたり、コレステロールの分解を促す効果があります。
糖質や脂質の吸収が緩やかになると言うことは、食後の血糖値の上昇を抑えることができます。またゆっくりと腸内を進んで吸収されなかった糖質は体外へ排出されます。その結果、太りにくくなる効果が期待できます。
また、糖質の吸収が穏やかになることで、空腹感も感じにくくなります。
さらにβ-グルカンのすごいところは、朝食に食べた場合、朝食の糖質の吸収を穏やかにするだけでなく、次に食べる昼食や夕食の糖質の吸収をまで穏やかにすることができるところです。朝食べるだけで1日の血糖値をコントロールすることができるので、朝食に食べることが効果を発揮させやすいポイントになります。
もち麦は外皮が残っているものを選ぶ
もち麦の人気が高くなっているため、最近は様々な商品が販売されています。でももち麦はどれを選んでも同じと言うわけではありません。販売されているもち麦にはしっかりと精米されて白いもち麦と、外皮を残していて、紫色のようなもち麦があります。
もち麦の外皮にはポリフェノールが含まれています。そして、そのポリフェノールはファイトケミカルの一種です。美容に効果のある栄養素なので、もち麦を購入するときには外皮が残されている商品を選ぶようにしましょう。
まとめ
もち麦を食べても痩せなかったという人は一度食べ方を見直してみてくださいね。そして効果が出るまで最低でも2週間、できれば3か月程度食べてみてください。継続して続けることで体調の変化を感じられると思いますよ。
