こんにちはあやです。
最近は、お口の健康を守るためにさまざまなアイテムが登場しています。なかでも、歯間ブラシを使う人が急増中。特に、歯並びが悪かったり、歯の隙間が大きい人にはオススメのケア商品です。
しかし…
「とりあえず使ってみたけれど、保管はどうすればいいの?」
「交換はどれくらいを目安にするべき?」
「歯間ブラシはいつ使うのが効果的?」
「出血するけど、このまま使っても大丈夫なの?」
このような、歯間ブラシに関する疑問や不安を抱えている方も多いでしょう。
そこで今回は、歯間ブラシを使用するうえでの注意点や疑問についてわかりやすく解説していきたいと思います。
ぜひ参考にして、快適に歯間ブラシを使いこなしてくださいね!
歯間ブラシは使い捨てじゃない!正しい保管の方法は?
そもそも、歯間ブラシは使い捨てのデンタルケア用品ではありません。そのため、毎回の使用後には正しく洗浄して保管をする必要があります。
歯間ブラシを使用した後は、歯ブラシと同じように水道水ですすぎ洗いを行い、毛についた食べカスやプラークなどの汚れをしっかりと落としましょう。
もし、汚れが落ちにくい場合には指で軽くこすり洗いをするのがオススメ。歯間ブラシの毛は、デリケートなのであまり力を入れないことがポイントです。
洗浄が終わったら、風通しの良い場所に保管してしっかりと乾燥させるようにしましょう。
ジメジメした場所や濡れやすい場所に置いておくと、ブラシにカビが生えたり雑菌が繁殖してしまうこともあるため注意が必要です。
歯間ブラシはどれくらいで交換すればいい?目安は?
ワイヤーが金属でできているタイプの歯間ブラシは、2週間~4週間が取り替えの目安です。
使い方や頻度によって、ブラシやワイヤーの傷みは異なりますが、どんなに長く使っても、1か月経過したら必ず交換してくださいね。
ただし、シリコン製の歯間ブラシの場合には、基本的に「使い捨て」となるので自分が使用している歯間ブラシのタイプをしっかりと確認しておきましょう。
また、歯間ブラシは金属製のワイヤーをさまざまな角度に曲げて使用することが多いため、歯間や歯茎の中でワイヤーが折れてしまうことがあります。破損した金属が歯茎の中に残ったりすると、麻酔をかけて摘出手術をしなければならないことも!
もちろん、ごく稀なケースではありますが、古くなった歯間ブラシを無理に使用していると、このようなトラブルの原因にもなるので適宜新しいものに交換してください。
サイズが合わない歯間ブラシは危険!歯茎を傷つける恐れも!
歯間ブラシは、自分のサイズに合ったものを使用するようにしましょう。歯と歯の隙間より、やや小さめで歯間にスムーズに入るものがオススメです。
ちなみに、歯間ブラシが小さすぎたり大きすぎたりすると、歯茎にダメージを与えたり、汚れを効率よく除去できないこともあります。
もし、歯間ブラシが入りにくいと感じる場合には、歯の隙間が狭い可能性があります。そんなときには、デンタルフロスを使用すると良いでしょう。
また、歯周病などがあり「歯肉の後退」が進んでしまっている方は、歯間ブラシを使うことによって、歯肉の退縮を悪化させてしまうことも…。
せっかく、お口の健康を保つためにブラシを使っているのにも関わらず、余計に悪くなったら悲しいですよね。
明らかな口内トラブルがある方は、一度歯間ブラシの使用を中止して歯科医師に診てもらうことをオススメします。
歯間ブラシはいつ使うのが効果的?
歯間ブラシは、夜の歯磨きを行う前に使用するのがベストでしょう。1日1回でOK!
実際には、歯磨きをした後に歯間ブラシを「仕上げ」として使う方が結構いるのですが、歯間に溜まった食べカスやプラークが歯に付着してしまう恐れがあります。
そのため、順番としては「歯ブラシ」→「歯間ブラシ」→「すすぎ」という流れで口内ケアを行っていきましょう。
また、歯間ブラシのスッキリ感が気に入って「毎食後」に使ってしまう人も少なくありません。しかし、1日に3回も使用するのは完全に使いすぎです。
歯肉を傷つけたり、歯茎を押し下げてしまうリスクもあることを覚えておいてください。
歯間ブラシを使って出血?何が原因?
歯間ブラシを使っている際に、「出血してしまった!」というケースは珍しくありません。
この場合には、以下のような原因が考えられます。
そもそも歯間ブラシの使い方を間違えている
まずは、歯間ブラシの使い方を間違っているケース。サイズが大きいものを使用したり、ブラシを動かす際の力が強すぎることが原因になっていることが考えられます。
繰り返しになりますが、歯間ブラシはさまざまなサイズが販売されているため、自分にピッタリの大きさや太さを選ぶことが重要です。
歯肉炎や歯周病などのトラブルが発生している
歯間ブラシを使用しているときに出血する方は、歯肉炎や歯周病になっている可能性があります。特に、歯肉炎の初期段階ではちょっとした刺激でも出血しやすくなっているため、歯間ブラシを通しただけで血が出てしまうことも。
また、歯周病になっている方の場合には、歯周ポケットが通常よりも深くなっています。そのため、ブラシが刺激となって歯周ポケットから出血したり、重度の場合には膿が一緒に出てくることもあるので、注意して観察するようにしてください。
【必見】出血した方が良い場合もあるって本当?
もちろん、歯間ブラシで出血するのは「歯茎から菌を出している」という、大事な免疫反応であることも。
そのため、出血自体が悪いのではなく、むしろ出しきってしまった方が歯茎の健康を守れる可能性もあるのです。
歯間ブラシの使い始めに多少出血しても、使い続けることで歯茎がだんだんと引き締まり、数日後には血が出なくなる場合もあります。
ただし、出血がだらだら続くようであれば、歯科医師に診てもらうのが安心でしょう。
まとめ
今回の記事では、時間ブラシを使用する際にありがちな「疑問」や「注意点」について、わかりやすく解説してきました。
歯ブラシだけでは、どうしても取りきれなかった食べカスや歯垢を上手に落として、虫歯や歯肉炎、歯周病、口臭などのトラブルを予防していきましょう。
自分にぴったりのサイズの「歯間ブラシ」に出会うと、本当にお口の中が爽快になりますよ!まずは、小さめサイズからチャレンジしてみてくださいね。