こんばんはあやです。
「体質なのか、冬になると手がいつもカサカサしてしまう」
「水仕事が多いせいか、手荒れが全然治らない…」
このような悩みを持っている方は、かなり多いはず。
しかし、手がカサカサしてしまうのは体質だけが原因ではないのです!
そこで今回は、手が乾燥して「手荒れ」を起こしてしまう原因と対策についてお話していきたいと思います。正しく対策をして、美しいうるおい手肌を取り戻しましょう。
手がカサカサに乾燥する4つの原因
さっそく、「手がカサカサに乾燥してしまう原因」についてご紹介します。
ここでは代表的な4つの原因をわかりやすくお伝えしていきますね!
【原因1】水(お湯)を使う時間が長すぎる
手がカサカサになってしまうのは、洗い物や洗濯、仕事などによって水(お湯)に触れている時間が長すぎることが大きな原因になっています。
主婦の方や、水仕事が多い人の場合には、ほぼこちらの原因が当てはまります。
【原因2】洗剤やシャンプーの洗浄力が強すぎる
いつも手がカサカサしてしまう人は、使っている洗剤やシャンプーの洗浄力が強すぎる可能性も。
「油汚れをしっかり落とす」とか「皮脂詰まりを予防する」などのキャッチフレーズがついた商品には、かなり強力な洗浄成分(界面活性剤)が配合されていることがほとんどです。
【原因3】濡れた手をしっかり拭いていない
手荒れや乾燥の原因として多くみられるのが、水を触った後にしっかり拭いていないということ。
タオルやペーパーで簡単に「拭いた気になっている」だけで、手には水分が残っている状態の人が結構いるんです。
すると、これらの水分が蒸発していくときに、「手肌に必要な水分」まで奪ってしまう現象が起こります。その結果、水を触るたびにどんどん手のカサカサが悪化していく…といった悪循環に陥ってしまうのです。
【原因4】保湿不足
乾燥が酷くなる冬場には、ハンドクリームを携帯している人も増えてきますが、「持っているだけで、こまめに塗らない」なんて人も結構いるんですよね。
これじゃ、完全なる保湿不足になってしまいます。
特に、手は顔と異なり「洗う頻度」がかなり高い部位。だからこそ、定期的な保湿を行ってあげなければならないのです。
手の乾燥を予防したい!対策は?
では、手のカサカサを少しでも予防をして、なめらかでキレイな手になるにはどのような対策をすれば良いのでしょうか。
今日から実践できる、簡単な3つの対策をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【対策1】洗い物や洗濯の際にはゴム手袋を使う
まず大切なのは、できるだけ水に触る機会を減らすことです。そのためには、ゴム手袋を活用して、洗い物や洗濯の際には手に直に水が触れないようにしましょう。
そして、素手で水を触るときには、できるだけ「お湯」の使用を控えること!
寒い冬にはどうしてもお湯を使って、手洗いや洗い物をしたくなってしまいますが、体温より高い温度の水はお肌のバリアとなっている「皮脂」や「うるおい成分」を洗い流してしまいます。
油汚れって、冷たい水よりお湯を使った方がスルンと落ちますよね。
まさに、それと同じことが手にも起きてしまうんです!ちょっとしたことですが、手のカサカサを予防するには大事なこと。ぜひ、注意しましょう。
また、手が濡れたら必ず拭き取る習慣をつけることも大事。柔らかいタオルで優しく包み込むようにして、手についた水気を拭き取るようにしましょう。
【対策2】肌に優しい成分の洗剤やシャンプーに変える
洗濯洗剤、食器洗い洗剤、シャンプーなどの洗浄剤には、油汚れをしっかり落とすための強力な洗浄成分(界面活性剤)が含まれています。
そのため、手肌表面のバリア機能として働いている「皮脂」までゴッソリ除去してしまうのです。
これらの洗剤やシャンプーを「弱酸性」や「アミノ酸系」に変えるだけで、手のカサカサがみるみる改善した人も多く存在します。
ちなみに、「オーガニック」とか「自然派由来」などと書かれている洗剤やシャンプーでも、多くの界面活性剤が含まれている場合も少なくありません。
きちんと、成分表を確認して「本当に肌に優しい成分配合なのか」を確認してから購入するようにしましょう。
大手の口コミサイトの評価を参考にしてみるのも良いかもしれません。
【対策3】保湿を徹底する
乾燥対策といえば、とにかく保湿を徹底することが大事。
水仕事をしたらハンドクリームを塗ること。トイレの後に手を洗ったときも、必ず保湿を怠らないように心がけましょう。
保湿クリームは基本的にどんなものでも構いません。もちろんプチプラでもOK!
なにより大切なのは、自分のお肌に合っているかどうか、ということと「こまめに塗る習慣を付けること」です。
香料や防腐剤、着色料などが配合されているクリームは、長く使っていると逆に「かぶれ」や「手荒れ」を悪化させてしまうことがあるので、注意してくださいね。
手荒れが悪化したら市販のクリームじゃ治らないかも!
手荒れの正式名称は、進行性指掌角皮(ししょうかくひ)症といいます。
初期段階のものであれば、市販の保湿クリームを塗ったり習慣を見直すことによって症状が改善していきますが、悪化してしまうと痛みやかゆみなどの炎症が起こり、自宅のケアでは対処しきれなくなってしまうのです。
また、ひび割れや傷部分から細菌が入り込むと、手がパンパンに腫れるなどの炎症を起こしてしまうケースも珍しくありません。
この場合には「様子見」をせずに、必ず皮膚科医の診察を受けるようにしましょう。
適切なお薬を処方してもらえば、症状は必ず改善していくので安心してくださいね。
食事で手荒れを改善できるって本当?
栄養不足から手荒れを起こしてカサカサに乾燥してしまうことも多いといいます。
特に、ビタミンB群、ビタミンC、ミネラル、たんぱく質が不足すると、手のカサカサだけでなく、顔や身体の皮膚も乾燥しがちに。
食事では、さまざまな食材からバランスよく栄養素を摂取するように心がけましょう。
豚肉はビタミンB群、たんぱく質、ミネラルを効率よく摂ることができるのでオススメ。また、魚、肉、乳製品、鶏卵、豆類、きのこ類、海藻類などを積極的に食べるよう意識してみてくださいね。
まとめ
今回は、手がカサカサになってしまう人へ向けて、乾燥の原因と対策について解説してきました。
空気が乾燥しがちな冬や、水仕事を多くする機会のある方は「手荒れ」で悩まされてしまいますよね。でも、それは「体質だから仕方ない」と諦めちゃダメ!
普段からの習慣や保湿の徹底、食事の栄養バランスにも注意しながら、なめらかで美しい手肌を作っていきましょう。