こんにちはあやです。
お風呂の入り方は、十人十色。実は、みなさん自己流で入っているんですよね。
それもそのはず。他人の入浴方法なんて滅多に確認することがないですから…。
しかし、「綺麗な肌になりたい」「いつも身体が乾燥して悩んでいる」といった方は、お風呂の入り方がそもそも間違っているのかも。
今回は、やってはいけない入浴法と、美肌になれるお風呂の入り方についてわかりやすく解説していきたいと思います。ぜひ、参考にしてみてくださいね!
肌荒れを招く!やってはいけない入浴法
まずは、肌荒れを招く「やってはいけない入浴法」についてご紹介します。
【NG入浴法1】15分以上お湯に浸かる
長時間お湯に浸かる「半身浴」や「デトックス入浴法」なども一時期流行しましたが、実はコレ…お肌には良くないことが判明しているのです。
お風呂に浸かっていると、指の皮膚がふやけてシワシワになってしまう経験をしたことがある方も多いでしょう。これは、お肌が多量の水分を吸収して過剰に膨らんだ状態なんです。
肌がふやけた状態でお湯に浸かり続けていると、お肌の保湿因子であるNMFやセラミドといった細胞間脂質が流れ出てしまいます。乾燥肌、老け肌になりやすいので注意が必要です。
【NG入浴法2】毎日石鹸でゴシゴシ洗う
本来、私たちの身体には「自浄作用」や、皮脂や水分によってお肌のバリア機能をキープする働きが備わっています。しかし、最近の日本人は身体を洗いすぎだといわれており、この肌が持つ機能をみずから壊しているのです。
特に、石鹸やボディーソープを使ってゴシゴシ洗うのは絶対にNG。
お肌に必要な油分の膜や水分を根こそぎ奪ってしまいます。「石鹸を使わないと、キレイになった気がしない…」と感じる方は、すでに要注意かもしれませんよ。
【NG入浴法3】42度以上の熱いお湯でシャワーをする
バスタブのお湯は、38~40度のぬるま湯が良いとされていますが、シャワーの温度にまで気を遣っている人は少ないもの。
特に、お湯に浸かる習慣がない方の場合には、熱いシャワーで身体や顔を流すと、なんだかスッキリした気分になりますよね。でも、これは美容面でみるとNGなんです。
熱いお湯は、お肌表面のバリア機能を破壊したり、交感神経の働きを優位にさせたりするため、トータルでは肌をボロボロにしてしまう結果に…。できるだけぬるめの温度を意識するようにしましょう。
美肌になれる!お風呂の入り方
それでは、キレイになれるお風呂の入り方をご紹介していきたいと思います。大切なポイントを5つピックアップしてみたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【OK入浴法1】入浴前には水分補給を忘れずに行う
お風呂に入る前には、脱水を予防するためにも必ず水分補給を行うようにしましょう。
入浴中には予想以上に汗をかき、体内から水分が大量に排出されてしまうものです。
普通のミネラルウォーターや炭酸水でも構いませんが、そこへレモン汁をプラスした「クエン酸水」にすると、より高い入浴効果を得ることができます。
【OK入浴法2】38~40度の心地よいお湯に浸かる
熱いお湯がお肌に良くないとお話しましたが、具体的には38~40度程度のお湯がオススメ。
お肌表面のうるおい成分が流れ出るのを最小限に抑え、さらに副交感神経の働きを高めてくれるため、リラックス効果もバッチリ。
自律神経やホルモンのバランスも整える効果があるため、美肌には「ぬるま湯」がベストです。
【OK入浴法3】身体を洗うのは一番最後にする
髪を洗った際には、シャンプーやトリートメント成分が身体に残りやすくなっています。背中ニキビや肌の湿疹などで悩んでいる方は、これらの成分が原因になっていることも少なくありません。
肌トラブルを避けるためには、身体を洗うのを一番最後にすることが鉄則。
順番としては、洗髪→クレンジング→洗顔→身体を洗う、といった流れがおすすめです。
【OK入浴法4】ボディは手で優しく洗う
身体を洗う時に、ボディタオルやスポンジ、垢すりなどを使用する方も多いかもしれません。しかし、入浴中のお肌は、水分を多く含んで「ふやけた状態」になっています。
強い刺激を与えてしまうと、角質層がダメージを受けて乾燥や肌荒れの原因に。さらに、そのダメージが蓄積すると色素沈着やシミを作ってしまうことも少なくありません。
ボディを洗う際には、赤ちゃんのお肌をなでるようなイメージで優しく洗うようにしましょう。
このとき、皮脂腺や汗腺の多い背中、胸、脇は石鹸をつかっても構いませんが、その他の部分はぬるま湯で洗い流す程度がオススメです。
【OK入浴法5】浴槽内で化粧水・ボディクリームを塗る
お風呂あがりには、慌てて鏡の前に行き、化粧水や乳液、ボディクリームを塗る人も多いかもしれません。
しかし、入浴後のお肌は一時的に肌バリアの力が低下しているため、水分が異常に蒸発しやすくなっています。
はっきり言って、一刻を争う事態です。そのため、スキンケアやボディケアはバスルーム内で行うのがベスト。
入浴中に発生した蒸気のなかでお手入れをすれば、お肌に乾燥ダメージを与えることなく保湿を完了することができます。特に乾燥しやすい冬場には、おすすめのケア方法です。
まとめ
今回の記事では、肌によくないお風呂の入り方と、美肌になれるお風呂の入り方についてお伝えしてきました。あなたの入浴法は大丈夫でしたか?
お風呂は基本的に毎日入るものです。ちょっとした習慣を変えるだけで、大きな積み重ねになっていきます。ぜひ、今日の入浴から意識して「お風呂美人」を目指してみてはいかがでしょうか。