こんばんはあやです。
スカートやショートパンツから出る膝。膝が黒ずんでいるとそれだけで、老けて見えますし、足を出すのが恥ずかしくなってしまいますよね。膝の黒ずみは、きちんと洗っていないからできるというわけではありませんが、なんとなく清潔感に欠ける印象を受けてしまいます。
膝の黒ずみは色素沈着が原因です。普段の生活習慣で膝が擦れたり圧迫されることが多い人ほど黒ずみやすくなります。慌ててピーリングをしてもすぐには落ちないため、日頃からのケアがとても大切です。
ここでは膝に黒ずみができてしまう原因とケア方法についてまとめました。
膝に黒ずみができる原因
膝の黒ずみは、メラニン色素の影響による色素沈着が原因です。メラニン色素といえば紫外線を多く浴びた時に肌が黒く日焼けしてしまう原因になるものですね。
でも膝だけ紫外線を多く浴びているわけはないですし、普段膝を出さない人も黒ずみはできます。なぜ膝だけ黒ずむほど色素沈着してしまうのでしょうか。
実はメラニン色素は紫外線を浴びた時にだけ増えるものはありません。メラニン色素は肌を強くして守る働きをします。日焼けをした時にメラニン色素が増えるのは、肌を黒化させて刺激から守ろうとしているからです。
膝の負担や刺激になるものはいくつか考えられます。生活習慣の中で膝にダメージを与えるクセがある人ほど黒ずみが出やすくなります。
① 乾燥
膝は皮脂腺の少ない場所です。そのため元々体の中でも乾燥しやすい場所です。普段から保湿クリームを塗ってケアが必要です。また、下半身はむくみやすく血流が悪くなりやすい場所です。血流やリンパの流れが悪くなると、栄養が届きにくくなりますし、老廃物が排出されず溜まってしまいます。そうなると肌の新陳代謝も落ちてしまい、古い角質が剥がれ落ちず蓄積されて黒ずみが出やすくなります。
② 膝を床につく姿勢をすることが多い
膝を床につくことは、膝に圧をかけてしまいます。膝をついて掃除をする人や、ヨガやストレッチをする人も床と膝を擦る機会を増やし、黒ずみやすくさせてしまいます。
③ 足にピッタリしたパンツを履くことが多い
足にピッタリとしたパンツは膝と摩擦を引き起こします。デニムなど硬い記事の場合にはさらに強い刺激を与えることになってしまいます。
④ スクラブやピーリングを頻繁に使っている
膝の黒ずみをケアするためにスクラブやピーリングを頻繁に使っているひとも要注意です。最初の数回は溜まった古い角質が落ちるため黒ずみが改善されたように感じますが、何度も行うことで膝の皮膚を傷つけてしまいます。刺激が強いのでメラニン色素が増え、色素沈着してしまいます。
スクラブを使用していなくても、お風呂でナイロンのタオルを使っている人も黒ずみを悪化させてしまいます。ナイロンのタオルは硬く刺激になるので使わないようにしましょう。
膝の黒ずみはできないようにすることが大切
膝の黒ずみは一旦できてしまうとなかなか薄くすることはできません。そのため、黒ずみができないようにすることが大切です。
黒ずみの原因となる乾燥や摩擦は普段から意識することで防ぐことができます。
乾燥を防ぐには、保湿クリームを使ってケアしてあげることで防ぐことができます。お風呂上がりには顔のスキンケアをするのと一緒に膝もケアしてあげる習慣をつけましょう。
膝をつく姿勢を減らすことが大切です。ヨガやストレッチをするときにはマットを敷いて膝の負担を軽減してあげましょう。また足にピッタリとつくパンツを避けるだけでも摩擦を軽減させることができます。
膝の黒ずみはメラニンが増え、色素沈着したことが原因です。汚れではないので、ナイロンのタオルで擦らないようにしましょう。スクラブやピーリングは1〜2週間に1回が目安です。
紫外線対策も大切です。紫外線はメラニンを増やしてしまいます。スカートやショートパンツで膝が出るときには日焼け止めを使うようにしましょう。
黒ずみができてしまったらどうすればいいの？
黒ずみは正しいケアをすれば改善されます。ただ、色素沈着している場合には、時間がかかるので根気よくケアしていきましょう。
膝は乾燥しやすい場所です。乾燥すると皮膚の生まれ変わるターンオーバーが乱れてしまいます。肌は約1か月で新しい細胞に生まれ変わりますが、ターンオーバーの間隔が伸びてしまうと、古い角質が剥がれ落ちず蓄積されてしまいます。そうなるとゴワゴワとした硬い角質になってしまい、黒ずみが目立つようになります。
しっかりと保湿をして肌を柔らかくしターンオーバーが正常に行われるようにしてあげましょう。
保湿にはボディークリームや膝用の保湿クリームを塗るとよいですが、黒ずみの原因はメラニンなので、美白効果のあるクリームを塗るのがより効果的です。ビタミンCやアルブチン配合のものを選ぶと良いでしょう。
まとめ
膝の黒ずみは気付くと濃くなってしまっていることもあります。日頃のケアをしっかりとして、摩擦や刺激を減らすように心がけるようにしてくださいね。
