こんばんはあやです。
家庭用脱毛器を使っての脱毛は自宅で好きな時にできるという手軽さが人気の理由です。でも自分で行うからこそ使い方には注意が必要。間違った使い方をしていると痛みも感じやすくなりますし、やけどや肌荒れなど様々なトラブルを引き起こしてしまいます。ここでは家庭用脱毛器の正しい使い方とその理由についてまとめました。
家庭用脱毛器の基本的な使い方
家庭用脱毛器は様々な商品が販売されていますが、基本的な使い方はどれも同じです。脱毛の流れはこのようになります。
① 前処理
② 照射前冷却
③ 照射
④ 照射後冷却
⑤ スキンケア
この流れに理由があるので1つずつ方法と理由をご紹介していきます。
脱毛前の準備は必須
前処理では、脱毛する部分の毛を剃ります。これは必ず必要で、シェーバーなどを使って1〜2日前に行います。
なぜ剃っておく必要があるのかというと、脱毛器で当てる光は黒いものに反応するからです。毛を生えにくくするためには毛の生える元になる毛乳頭に光をあてる必要がありますが、毛が伸びて表面に出ていると、その部分にも光が反応してしまい、肝心の毛乳頭へ届く光が少なくなってしまうからです。
そうなると脱毛効果も低くなってしまいます。
また、伸びた毛が皮膚に当たった状態で光を当てると、その部分が熱くなり軽いやけどのような状態になってしまう恐れもあります。
毛抜きではなく、シェーバーなどで剃ることが必須なのは、毛抜きで抜くと毛根から毛が抜けてしまい、根元に黒い部分がなくなってしまうので、毛乳頭に光を当てることができなくなってしまうからです。
そして、前処理は前日か2日前に行うのもポイントです。
ムダ毛を剃るときには皮膚表面にも細かな傷が付きます。特にカミソリで行うと傷が付きやすいので、傷がついた状態で脱毛器の光を当てると、皮膚へのダメージが大きく肌荒れを起こしやすくなってしまいます。
電気カミソリやトリマーなどできるだけ肌へのダメージが少ない方法で剃るのがおすすめです。
脱毛する前にはホクロにシールと照射の強さの調整を
脱毛器の光は黒いものに反応するようにできています。そのため、黒子や濃いシミ、かさぶたなどがあるとそこに反応して刺激を与えてしまうため、そのような場所にはシールを貼って光が反応しないようにする必要があります。
また、日焼けをしてしまった時は使用することができません。肌の状態が落ち着くまで脱毛はお休みしましょう。
家庭用脱毛器は、ほとんどの機械で光の出力を調整できるようになっています。光は黒いものに反応するので、太い毛や毛量が多いところは反応しやすいため痛みを強く感じ、細く毛量が少ない部分は反応しにくくなってしまいます。
部位で言うと、ワキ、Vラインは痛みを感じやすく、腕やスネは感じにくいです。
また、自己処理で肌が色素沈着を起こしていると痛みを感じやすくもなります。
脱毛効果を発揮させるには使用する部分の毛の状態によって出力を変える必要があります。出力MAXで行うのが脱毛効果を上げるには効果的ですが、痛みを強く感じると辛いと感じる人もいるでしょう。
目安はパチンと輪ゴムで弾かれたような痛みを感じるけど、我慢できる程度です。
脱毛効果が出てきて毛が細くなってくると同じ出力では物足りなくなってくるので脱毛の進み具合でも強さを調節するようにしてください。
照射前冷却と照射
照射前に、脱毛する部分を冷やしておくと痛みを軽減することができます。
濡らしたハンドタオルをよく絞って冷蔵庫で冷やしておいても良いですし、直前に氷水に浸すのも良いでしょう。
脱毛箇所にタオルを1分程度乗せるだけで大丈夫です。
冷却をしたら照射していきます。
光はずっと出ているわけではありません。パッと一瞬出ると消えるので、当ててはずらし、当ててはずらしとしながら全体を照射していきます。
何度も同じ場所に当てたからと言って脱毛効果がアップするわけではないので、漏れのないように満遍なく全体に当てていくのがポイントです。
脱毛後はクールダウンと保湿
脱毛後はクールダウンを行います。脱毛器で照射された光は黒いものに反応するので、本来なら肌は熱を感じませんが、毛穴の毛に熱を与えるとそこに触れている皮膚にも熱ダメージを与えてしまいます。
それが炎症を起こす原因にもなるので、照射後は冷却して熱を取ってあげることが大切です。
照射後の冷却は照射前よりもしっかりと行いましょう。よく冷えたタオルを5分程度乗せて冷やします。
よく冷やしてから化粧水や乳液を使って保湿を行います。脱毛後の刺激を受けた肌は乾燥しやすいのでしっかりと保湿してあげてください。
もし、赤みが出たり、ヒリヒリと痛みを感じるようであればやけどをしてしまっている可能性があります。炎症を抑える軟膏を塗っておきましょう。
まとめ
家庭用脱毛器による脱毛はいつでもできるので手軽ではありますが、セルフケアは肌へのダメージも自分で気をつけてあげないといけません。脱毛をしてキレにになるつもりが、皮膚を傷つけて黒ずみが悪化してしまっては台無しですね。前処理→照射前冷却→照射→照射後冷却→スキンケアの順番を守って正しく脱毛を行いましょう。