こんばんはあやです。
忙しい毎日を送っていると、自分でも気づかないうちに身体がガチガチに凝り固まっていることってありませんか?
「いつも肩に力が入ってしまう」
「顔や背中にニキビが繰り返しできて困っている」
「疲れているはずなのに寝つきが悪い」
「しっかり休んでも疲れが抜けない」
このように感じている方は、自律神経のバランスが崩れてしまっているかもしれません。
自律神経には、戦闘モードの「交感神経」とリラックスモードの「副交感神経」があります。ストレスが溜まっていると、自律神経の切り替えがうまくいかず、お肌のトラブルや体調の不安が増えてくるものです。
内側からツヤのあるお肌になるためには、副交感神経を優位にすることが大切。
これにより血流やリンパの流れが改善され、身体の調子はもちろんのこと、お肌も不思議なほどキレイに変化していくんです。
今回は、そんなストレスとお肌の密接な関係についてお話していきたいと思います。
副交感神経とは?
私たち人間の神経には、「自律神経」という種類の“自分の意思とは無関係に働く神経”があります。緊張をしたりビックリしたりすると優位になるのが「交感神経」で、睡眠時やリラックスしているときに優位になるのが「副交感神経」と呼ばれるものです。
副交感神経は、血管をゆるめて血流を促進する働きがあるため、酸素をはじめ様々な栄養素が全身の細胞に運ばれやすくなります。
よく、「成長やターンオーバーは寝ている間に行われる!だからゴールデンタイムにしっかり寝ておきましょう」なんてフレーズを耳にするかと思いますが、これはまさに副交感神経の働きが睡眠中に活発になっていることが理由です。
もちろん、交感神経が悪者というわけではありません。両者がバランスよく機能しながら、身体を健全に保っていくことが重要です。
ストレスが与えるお肌への悪影響
脳が感じるストレスが増えてくると、身体を戦闘モードにすべく「交感神経」が前面に出てきてしまいます。いわば、ブレーキのきかなかくなった自動車のような感じ。ずっとアクセル全開で走りっぱなしでいるようなものです。
ストレス=交感神経優位状態では、血管が収縮して血流が滞り、老廃物の排出も上手く行われません。すると、毒素がニキビという形で出てきたり、肌バリアの低下から肌荒れを起こしやすくなってしまいます。
副交感神経を優位にする方法は?
交感神経が優位になってしまうと身体やお肌へ悪い影響が出てしまうのは、わかっていただけたかと思います。
ここでは、「どうすれば副交感神経を出せるの?」と思ったあなたにむけて、リラックスモードである「副交感神経」を優位にするための具体的な方法を3つご紹介しますので、是非やってみてくださいね。
お風呂にゆっくり浸かる
忙しいときには、シャワーだけで済ませたくなってしまいますよね。でも、逆に余裕のないときこそ「お風呂」にゆったりとした気分で浸かることが大切です。
熱いお湯は交感神経を優位にさせてしまいますので、37~39度くらいの「ぬるめのお湯」に20分程度入るのがおススメ。
血管が拡張して血流が改善され、お肌の細胞にもしっかりと栄養が届きやすくなりますよ。
呼吸法を取り入れる
戦闘モードである交感神経が優位になっていると、いつの間にか呼吸が浅くなっていることが多いです。特に、仕事などで集中しなければいけない場面では、「息を止めてしまう癖がある」なんて人も珍しくありません。
自分で気づくことができれば、その都度深い呼吸に矯正することも可能ですが、実際は「無意識で浅い呼吸をしてしまっている…」ということが多いですよね。
そんな方にオススメなのが、腹式呼吸を使った「リラックス呼吸法」です。
お腹に手を当てて、ふくらみを感じながら4秒かけてたっぷり息を吸います。
その後5秒ほど息を止めて、身体の中に酸素が行き渡る感じをイメージしてから、ゆっくりと8秒かけて息を吐き出していきましょう。
息を吐くときは、お腹から空気が抜けていくのを感じながら、ゆったりとした気分で脱力しながら行うのが良いです。
この呼吸を1セットとして、「身体の力が抜けた」と思えるまで繰り返します。厳密にピッタリ○秒、と細かく考えずにリラックスした気分で行うのがポイントです。
運動や音楽鑑賞など「好きなことをする」のも大事
ストレス解消には運動が良いと耳にしますが、何より大事なのは「自分が好きなこと」「楽しいと思えること」をするということ。
お天気の良い日にお散歩がてら近所をウォーキングするのも良いですし、「昔好きだったあの曲」を聞きながらノスタルジーに浸るのもオススメです。
まとめ
今回の記事では、リラックス神経と呼ばれている「副交感神経」を優位にすることで得られる美肌への効果についてご紹介してきました。
自律神経を整えることは、血行促進や老廃物のスムーズな排出、免疫力の回復など、お肌だけではなく体全体に良い影響を与えます。
謎の肌荒れや、なかなか治らないニキビで悩んでいる方は、ぜひ意識的に副交感神経を優位にさせる習慣を取り入れてみてくださいね。