こんにちはあやです。
ホワイトニングシールは、濃度は違いますが、歯医者さんのホワイトニングで使う薬剤と同じ過酸化水素水を使用しています。そのため、ホームホワイトニングなのに驚くほど歯が白くなると評価の高い商品です。ホワイトニングシールはアメリカでは一般的に使用されているものです。日本では成分の関係で一般に販売することができませんが、並行輸入などネットで購入することは可能です。でも、強い薬剤を使用しているので、トラブルを避けるためにも使用するときには注意が必要です。
ホワイトニングシールがおすすめなのはどんな人?
ホワイトニングシールがおすすめなのは、歯が黄ばみやすい人、市販の美白歯磨き粉や歯の消しゴムでは効果を感じられない人、歯医者さんのホワイトニングに通えない人です。
① 歯の黄ばみが気になる人
歯の黄ばみはコーヒーやお茶などの色素が沈着することが原因と言われています。でも同じような食生活をしていても黄ばみやすい人、黄ばみにくい人がいます。それは歯の黄ばみには食生活だけでなく、口の中が乾燥しているなど環境も関係しているからです。
次のような習慣があれば歯が黄ばみやすくなります。
・お茶やコーヒー、ワインなどをよく飲む
・食後に歯磨きをしない
・タバコを吸う
・口が空いている(口呼吸している)
・歯医者さんに半年以上行っていない
② 市販の美白歯磨き粉や歯の消しゴムでは効果を感じられない人
ドラッグストアでは、研磨剤の入った美白歯磨きや、歯の消しゴムが販売されています。黄ばみが軽度の場合や予防的に使用するのならこれらでも十分ですが、色素が沈着して黄ばんでしまっている歯はこれでは効果を感じられません。
③ 歯医者さんのホワイトニングに通えない人
歯医者さんや美容歯科でのホワイトニングはオフィスホワイトニングと言います。強い薬剤を使って行うので1回で歯を白くすることができますが、自由診療になるので費用負担が大きくなります。1回あたり数万円するところもあります。
費用だけでなく、クリニックに通う時間も必要です。人気のクリニックだと1か月待ちというところもありますし、診療時間内にいかなくてはいけません。お仕事や学校で時間を作るのが難しいという人もいるでしょう。
このようなお悩みをお持ちの方におすすめなのがホワイトニングシールです。
研磨剤は、歯の表面の汚れや色を削り落とすものですが、ホワイトニングシールは、オフィスホワイトニングで使用するのと同じ過酸化水素水という成分が使用されています。歯についた色素を浮かせて剥がし、漂白する働きをするので、歯そのものを白くすることができます。なので、美白歯磨き粉や歯の消しゴムよりも歯を白くする効果は高いです。
また、ホワイトニングシールは、オフィスホワイトニングはより安価で、自宅でできるので、自分の好きな時に行うことができます。
ホワイトニングシールを使うときの注意点
ホワイトニングシールには過酸化水素水という薬剤が使用されています。オフィスホワイトニングでは30%程度の高濃度で使用されていますが、ホワイトニングシールでは10%程度です。オフィスホワイトニングと比べると低いと感じるかもしれませんが、日本では6%を超えると歯科医師など資格を持った人でないと使用できないほど強い成分です。
そのため、歯を白くする効果は高いですが、刺激も強いということです。使用するときの注意点には以下のようなものがあります。
① 痛みを感じる
過酸化水素水は歯の表面のエナメル質だけでなく、その中の象牙質の部分にも届いて漂白します。知覚過敏の症状が出ることがあります。虫歯や歯が欠けているところ、詰め物が取れているところは痛みを強く感じやすいようです。
② 効果が出ない歯がある
過酸化水素水による漂白は、神経を抜いていて茶色くなっている歯や、詰め物、人工的な被せ物には効果がありません。
③ アレルギー症状が出ることがある
薬剤を使用しているので、まれにアレルギー反応を起こしてしまう人がいます。
④ ホワイトニングシールを使用した後は色素沈着しやすい食べ物は避ける
ホワイトニングシールを使用した後は、歯の表面の膜が薬剤によって剥がされてしまっています。再びできるまで1日はかかるため、その間は色素沈着しやすくなります。なので、特に歯を黄ばませやすい食べ物、コーヒーカレー、ワイン、濃いお茶など色の濃い物は避けるようにしましょう。
⑤ 子どもは使用できない
異常を感じても対処が遅れてしまうことがあります。また、子供の歯は大人の歯よりも薄く弱いので、強い薬剤で、神経にダメージを与え強い痛みを感じることもあります。
⑥ 妊娠中、授乳中
妊娠中や授乳中は、歯がもろくなりやすいですし、薬剤を使用するのは赤ちゃんへの影響も考えると避けた方が良いでしょう。
まとめ
ホワイトニングシールは歯の美白効果がとても高く、歯の牙磨きになる人にはとてもうれしい商品です。でも強い薬剤を使用するので、実際に使用する時にはトラブルを起こさないためにも注意が必要です。使用して痛みや違和感を感じ、しばらく様子を見ても治らない時は歯医者さんを受診するようにしましょう。