こんにちはあやです。
酵素洗顔は酵素が含まれる洗顔料のことです。酵素には皮脂やタンパク質に働きかける作用があり、一般的な洗顔料では落としきれない角栓や角質も洗い流せるとされています。
毛穴に詰まった角栓やいちご鼻のケアにも効果的で、多くのメーカーから販売されています。
ただ、一般的な洗顔料よりも洗浄力が高いので、毎日使ってもよいのか気になる人もいるでしょう。また、酵素洗顔はパウダータイプが多いのは酵素が水分に弱いという性質があるためです。
今回の記事では、酵素洗顔で正しいケアをするために大切な使用頻度や使い方について紹介します。
酵素洗顔は毎日使っても大丈夫?
酵素洗顔は、皮脂やタンパク質に働きかける酵素が配合された洗顔料です。酵素は皮脂やタンパク質を浮かせて洗い流しやすくするので、一般的な洗顔料よりも洗浄力が強く、毛穴の汚れまで落とせるところが特徴です。
洗浄力が強いので毎日使うと肌への刺激が強いのではないかと心配する人もいるでしょう。
基本的に週1〜2回の使用など、使用方法として表記がない場合には毎日使用しても問題ありません。
ただ、肌質によっては毎日使うと肌への負担が大きくなることもあるので、肌質や肌悩みに合わせて使うことが大切です。
敏感肌や乾燥肌の人は週1〜2回
酵素洗顔は皮脂を洗い流す作用があるので、乾燥を進める可能性があります。必要な皮脂まで洗い流すことで肌が敏感になり肌トラブルを引き起こす原因になることもあるので、敏感肌や乾燥肌の人は週1〜2回までの使用にしましょう。
毎日使うなら1日1回にする
朝晩の洗顔で酵素洗顔を使うと肌に必要な皮脂まで洗い流してしまうおそれがあります。毎日使う場合には朝か晩のどちらかの洗顔で使用するのがおすすめです。
洗顔後の保湿はしっかりと
酵素洗顔は皮脂を洗い流す効果が高いので、洗顔後突っ張り感を感じることがあります。
洗顔後はできるだけ早くしっかりと保湿して肌にうるおいを与えることが大切です。
酵素洗顔の選び方
酵素洗顔の効果はどれも同じではありません。
酵素洗顔に含まれる酵素にはタンパク質分解酵素と皮脂分解酵素の2種類があり、商品により含まれる酵素が違います。
含まれる酵素の違いで期待できる効果も変わるので自分の肌悩みに合うものを選ぶことが大切です。
タンパク質分解酵素
タンパク質分解酵素が配合された酵素洗顔は、古い角質を除去する効果があります。
トーンアップ、ゴワつきの改善、角栓の改善に効果的が期待できます。
成分名としては、プロアテーゼが配合されている商品が多いですが、その他にもパパイン酵素やプロメラインが配合されることもあります。
皮脂分解酵素
皮脂分解酵素が配合された酵素洗顔は、皮脂汚れを洗い流す効果があります。
毛穴の黒ずみ、ニキビの予防と改善、角栓の改善に効果が期待できます。
成分名としては、リパーゼが配合されている商品が多いですが、パンクレアチンが配合されることもあります。
酵素洗顔の使い方
酵素は水分に弱いので酵素洗顔はパウダータイプが一般的です。
パウダー状にすることで酵素の効果を保ったまま保存できます。保存は浴室ではなく湿気の少ない場所に置くようにしましょう。
酵素洗顔は泡立ちが弱いものが多いので、無理に泡立てる必要はありません。
手のひらに出し、少量の水分と混ぜてペースト状になればOKです。
気になる部分に乗せてクルクルと優しく円を描くように洗い、ぬるま湯で流し残しがないよう洗い流します。
パウダータイプ以外の酵素洗顔もある
酵素洗顔はとても人気が高いので、パウダータイプだけでなく、洗顔フォームに混ぜるパウダー・ペースト・せっけんなどのタイプも登場しています。
しかし、酵素は水に弱い性質があるので、水分を含むタイプは酵素の力が弱く、思うような効果が得られないこともあるので、特徴を知って選ぶことが大切です。
洗顔フォームに混ぜるパウダー
普段使っている洗顔フォームに酵素パウダーを混ぜて使うタイプは、使う直前まで水分に触れないので酵素の力が弱まりません。
酵素洗顔は泡立ちが弱いものが多いので、モコモコした泡で洗顔したい人におすすめです。
ペースト
すでに水分が含まれているのでパウダータイプよりも酵素の力が弱い傾向があります。
泡立ちはよく、一般的な洗浄料と同じ感覚で使用できます。
せっけん
水分が含まれるのでパウダータイプよりも酵素の力が弱い傾向があります。
泡立ちがよいところが特徴です。
まとめ
使用回数に指定がない限り、酵素洗顔は毎日使っても問題ありません。ただ、皮脂を洗い流す作用が強いので、乾燥や突っ張り感を強く感じるときは週1〜2回の使用にするのがおすすめです。
酵素の種類によって作用も異なるので、酵素洗顔料を選ぶときは成分もチェックして選んでみてくださいね。