こんにちはあやです。
化粧水の役割は肌に水分を補給してうるおいを与えることです。商品にもよりますが成分の8〜9割は水なんです。残りの1〜2割が有効成分や香料、添加物などですが、化粧水の成分表記を見てみるとよくわからないカタカナ表記が並んでいます。肌に良い成分もありますが、配合されている香料や添加物は肌にとっては刺激になりやすいものもあります。肌が敏感な人の中には使われている原料を慎重に選びたいという人もいるでしょう。また、色々使ってみたけど「コレ!」という化粧水に出会えていない人もいると思います。手作り化粧水は自分で作るので成分はハッキリわかりますし、添加物などは一切使いません。そのため肌に優しく、ナチュラル志向の方におすすめです。日焼け後のダメージを受けた肌にも安心して使えますよ。ここでは手作り化粧水のメリットや作り方、注意点をまとめました。
手作り化粧水のメリット
手作り化粧水のメリットは①化粧品代が節約できる②自分に合った化粧水が使える③添加物を使用しないということです。
① 化粧品代が節約できる
化粧品は消耗品です。毎日使うので費用がかさみます。化粧水は安くて1,000円くらい。高い効果を求めたり、デパートコスメだと3,000〜5,000円かかります。
手作り化粧水ならなんと1か月分で100〜200円でできます。有効成分を増やしても300〜400円程度です。
② 自分に合った化粧水が使える
市販の化粧水は多くの商品がありますが、多過ぎるため自分の希望にピッタリ合ったものを見つけるのは難しいです。
手作りなら自分で成分を調節できるので、好みに合わせることができます。
③ 添加物を使用しない
市販の化粧水は作られてから実際に使われるまで長い時間がかかる場合があります。そのため製品を安定させるために防腐剤などが使われますし、香料や着色料などの添加物も使われています。これらは肌にとっては刺激になりやすいもので、敏感肌の人はピリピリとした刺激を感じてしまうこともあります。
手作り化粧水は防腐剤や香料、着色料など添加物を使用しないので、ナチュラル志向の人におすすめです。
手作り化粧水の作り方
基本の手作り化粧水に使うものは、化粧水を入れるボトル、ボトルを消毒するためのエタノール、水(精製水)、グリセリンです。
手作り化粧水の作り方(50ml)
① ボトルを消毒して乾かしておきます。
② グリセリン5mlと水(精製水)45mlを入れて混ぜ合わせます。
たったこれだけでシンプルな化粧水の完成です。グリセリンは市販の化粧水にも使われている保湿効果の高い成分です。ドラッグストアで購入できます。
水は精製水がおすすめです。ミネラルウォーターでも良いですが、精製水の方が肌への浸透率がよく化粧水作りには向いています。
水道水はカルキなどが含まれるため使用しないようにしましょう。
手作り化粧水の注意点
手作り化粧水は、プチプラで簡単にできるので気軽にはじめやすいですが、手作りだからこそ注意しなくてはいけないポイントがあります。
① 消毒はしっかりと
雑菌が繁殖しやすいので手作り化粧水を作るときには保存するボトルや手の消毒をしてから作るようにしましょう。ボトルは100均で売られているものでも良いので、1〜2か月に一回は買い替えた方が安心です。
手にもたくさん雑菌がついているので必ず石鹸で手を洗って消毒してから作るようにしましょう。
② 使用期限は2週間
手作りの化粧水には防腐剤や安定剤が入っていません。そのため作ったら冷蔵庫に保管して最長でも2週間以内に使い切りましょう。
2週間以内に使い切れる量は50mlが目安です。化粧水パックをしたり、お顔だけでなくデコルテや腕、足など全身に使うと良いですね。
手作り化粧水化粧水アレンジ方法
基本の化粧水はグリセリン5mlに精製水45mlです。
この作り方からアレンジすることで、肌悩みに合わせた化粧水を作ることも可能です。
おすすめはアロマオイルです。アロマオイルは香りづけにもなりますし、香りによって様々な効能があります。
アロマオイルはとても濃度が濃いので、50mlの化粧水に混ぜるなら4滴までが目安になります。
またアロマオイルは香料が使われていない天然成分100%のエッセンシャルオイルや精油、pure oilと表記のあるものを選びましょう。
たくさんアロマオイルを用意しても一回の使用量はほんの少しなので、好みの香りを2〜3本用意するのがおすすめです。
化粧水におすすめのアロマオイルは、フランキンセンス、ローズゼラニウム、ラベンダー、ティートゥリー、ネロリ、ローズ、クラリセージです。
保湿効果を高めたいならフランキンセンス、ローズゼラニウム、ラベンダー、ローズなど
ニキビ対策ならティートゥリー、ラベンダー、クラリセージなど
アンチエイジングなら、ローズ、ローズゼラニウム、フランキンセンス、ラベンダー、ネロリなど
美白ならフランキンセンス、ラベンダー、ゼラニウムなど
まとめ
手作り化粧水はとても簡単です。低コストでできるので、贅沢にたっぷりと使用することができますね。アロマオイルはそれぞれの香りに効能がありますが、1番大切なのは自分がいい香りと感じる物を選ぶことです。自分好みの化粧水をぜひ作ってみてくださいね。