こんにちはあやです。
肌タイプは、大きく分けて5つあります。脂性肌、混合肌、普通肌、乾燥肌、敏感肌です。肌を健康に保つためには、自分の肌質を正しく理解してそれに合ったスキンケアをすることが一番大切なのです。自分の肌質を思い込みで決めてしまっている人も多いようです。思い込みで間違ったケアをしているとどんどん肌トラブルは増えていってしまいます。
化粧品販売店で肌質のチェックを受ければ自分の肌質を知ることができます。でも肌質は季節によっても変わるため、その都度行くのは面倒ですよね。ここでは、肌タイプ別の特徴や自分でできる肌質の見極め方についてご紹介します。
肌タイプ5つの特徴
肌タイプは大きく分けて5つあります。脂性肌、混合肌、普通肌、乾燥肌、敏感肌です。肌表面の水分量や皮脂の量で見分けることが多いですが、肌の内部の状態もとても大切です。季節や加齢、ストレスなどによっても肌の状態は変わるので、ときには自分の肌をしっかりと見つめて、肌の状態を確認し、それにあったケア方法に変えていくことで、肌トラブルを起こしにくい健康な肌を維持しやすくなります。
脂性肌
オイリー肌とも呼ばれます。脂性肌は、洗顔をしても少し経つとテカテカと皮脂が出てきて、ベタついたり、化粧崩れをしやすい、ニキビができやすいなどの特徴があります。
脂性肌というのは実はとても厄介なもので、皮膚表面はベタつくのに、肌の内部は乾燥しているインナードライという状態のことも多いのです。肌の内部が乾燥していると肌は乾燥から守るために皮脂を多く分泌するようになります。それが原因でテカリや化粧崩れが起こりやすくなるのですが、テカるからと皮脂をたくさん取ってしまうと余計に皮膚は乾燥し、さらに皮脂分泌を増やすという悪循環に陥ってしまいます。またテカリが気になるからとクリームや乳液を使用しない人もいますが、それもインナードライを進めてしまう原因になります。
また、脂性肌は季節の影響も大きく受けます。夏場は汗をかき、皮脂の分泌が多くなります。そのため、夏の間だけ脂性肌に傾くという人もいます。
そしてホルモンバランスも皮脂分泌に影響します。生理前にニキビができやすかったり、思春期にテカリやニキビができやすいのもそのためです。
混合肌
気候や体調、生活環境によって左右されやすく、多くの人に当てはまる混合肌。頬やフェイスラインは乾燥するのに、Tゾーンは皮脂の分泌が多い。目の周りやフェイスラインだけ乾燥するというように部分的に皮脂バランスが大きく異なる状態のことを指します。
混合肌には普通肌×脂性肌。普通肌×乾燥肌。乾燥肌×脂性肌などいろいろなパターンがあります。
普通肌
肌の水分と皮脂のバランスが取れていて、一番肌トラブルが起こりづらい状態です。
乾燥肌
肌の水分量や皮脂量が低下していている状態のことです。肌がカサカサする、粉を吹くことがある、小じわが目立つ、このような症状があれば乾燥肌と言えます。中には、肌の水分量が少なくなっているため、肌を守るために皮脂分泌を増やし、表面だけにテカリが出やすい状態になっていることもあります。一見皮脂の分泌が多く見えるため、脂性肌と勘違いし、さらに保湿を怠って乾燥が悪化してしまうこともあります。
敏感肌
皮膚が外部からの刺激に弱い状態のことを言います。化粧品や花粉、紫外線、服、髪の毛などが当たることで、ヒリヒリしたり、かゆみや赤みが出たり、ガサガサになったりしてしまう人は敏感肌と言えます。
アレルギーなどの体質やホルモンバランス、生活習慣、乾燥で肌の角層が荒れしまうことが原因に考えられます。
洗顔後の肌の状態で自分の肌質を見極める
自分の肌質は、思い込みで勘違いしてしまっている人も多いです。多いのは、乾燥肌なのに脂性肌と思い込んでいる人です。肌の内部が乾燥していると、肌表面を外部の刺激から守ろうとするため皮脂分泌が増えます。そのためテカリやすくなり、一見脂性肌のように見えてしまうのです。脂性肌だと思い込み、さっぱりタイプの皮脂を抑えるスキンケアを使用していると余計に肌内部は乾燥し、皮脂の分泌が活性化されてしまいます。ここでは簡単に肌質を見極められる方法をご紹介します。
お肌の状態を見極めるためには、肌に何もつけていない洗顔後に行うことがポイントです。洗顔をして、タオルで水気を拭き取ったあと、10分間様子を見ます。
乾燥を感じず、テカリもなければ普通肌です。
乾燥を感じず、肌にテカリが出てきてベタつきがあれば脂性肌です。
突っ張った感じがして、カサカサした状態であれば、乾燥肌です。
口元、頬、目の周り、フェイスラインはカサカサしているのに、おでこや鼻にテカリやベタつきがあれば、混合肌です。
突っ張った感じがしたり、ピリピリと刺激を感じたり、かゆみが出てきたら、敏感肌です。
まとめ
肌質は、季節によっても変わりますし、加齢やストレスなどでも変化します。化粧品販売店で肌質診断を受けたことがあってもそれが数年前ならば、肌質は変わっているかもしれません。スキンケア商品が合わなくなったり、肌の状態が良くないと感じるようであれば、もう一度自分の肌質をチェックしてみるといいですね。