こんばんはあやです。
「美容院の髪質改善トリートメントで髪が傷むって本当なの?」
「髪質改善トリートメントは定期的に受けた方がいいの?」
このような疑問をお持ちの女性って、多いのではないでしょうか。
いま大人気の髪質改善トリートメントですが、実は繰り返し施術を受けていると…髪の毛が徐々にボロボロになってしまうことも!
今回は、髪質改善トリートメントで髪が傷む理由について、徹底解説していきたいと思います。
健康な髪を守るために、ぜひ最後までお読みくださいね!
美容院の髪質改善トリートメントで髪が傷むって本当?
美容院のメニューにある「髪質改善トリートメント」で髪が傷むことは多いです。
その理由は、髪質改善といった名前でありながらも、実際には縮毛矯正などの「ただ真っ直ぐにする施術」を行っているだけのお店がほとんどだから。
縮毛矯正と聞くと「髪が傷みそうだな」と考える方は多いでしょう。
しかし「髪質改善トリートメント」と名前が変わるだけで、その印象はぐんとアップ!
なんだか髪の毛が生き返るような気がしてしまいますよね。
でも、実際には髪質改善トリートメントで「本来の髪質」が変わることはありません。
髪が伸びてくれば、今までと同じ髪質の部分がどんどん増えてきます。
髪質改善トリートメントの種類
髪質改善トリートメントとは、一体どんなことをしているのでしょうか。
ここでは、美容院で行われている「髪質改善トリートメント」の種類についてお話したいと思います。
縮毛矯正の薬剤を使用している
「髪質改善トリートメント」は、実は縮毛矯正であることが大半です。
縮毛矯正と同じ薬液を髪に塗り、アイロンの熱でまっすぐに矯正していくもの。
実は「髪質改善薬液」というものは存在しておらず、別の施術に使う薬剤を使い回していることがほとんどなんです。
美容師さんには「キレイな髪をキープするには、定期的に髪質改善を受けに来た方がいいよ」と言われることも多いでしょう。
しかし、実際には頻繁に縮毛矯正を受けている状態。
縮毛矯正は、美容院にあるメニューのなかでも最も髪が傷む施術だといわれています。
そのため、何度も繰り返していると「髪がチリチリになってしまった」とか「パサパサに広がりやすくなってしまった」なんてトラブルに見舞われてしまうことになるので注意しましょう。
ストレートパーマをしている
美容院によっては、ストレートパーマを「髪質改善トリートメント」として使用している美容院もあります。
ストレートパーマは、基本的に「パーマ」を元に戻す際に使われるもの。
要は、髪を真っ直ぐにするための施術なんです。
もちろん、ストレートパーマには髪質自体を改善させる効果はありません。
ただ、髪の毛が真っ直ぐになることで、サラサラの手触りを実感できるため「髪がキレイになった」とか「髪質が変わった」と喜ぶ女性が多いのも事実。
とはいえ、パーマ液はどんな種類でも髪に大きなダメージを与えます。
薬液によって、髪の毛のたんぱく質結合をほどいてから、再び繋ぎ直すことで髪の形状を変化させる施術です。
このとき、髪内部のケラチンと呼ばれる「たんぱく質」に大きな負担をかけます。
ストレートパーマをはじめ、パーマ液を何度も使用していると「髪内部」がスカスカな状態に!
このような髪質改善トリートメントを何度も受けていると、乾燥しやすくなったり手触りが悪くなってしまうので注意しましょう。
通常のトリートメント後にアイロン仕上げ
髪質改善トリートメントと言いながら、一般的なサロントリートメントを施しているだけの美容院もあります。
サロントリートメントの場合には、髪表面にシリコンの膜を作ることで、髪の手触りをサラサラでなめらかにする仕組み。
そのため、自宅でシャンプーをするたびに表面に作った膜が落ちていきます。
このタイプの髪質改善は、安く受けられるというメリットがありますが、効果は1~2週間程度です。
もちろん、サロントリートメントを使用した「髪質改善」でも、髪質自体を改善する効果はありません。
コスパを考えると、正直おすすめできないです。
ただし、縮毛矯正やストレートパーマを使用している「髪質改善トリートメント」と比較すると、髪にダメージが残らないというメリットはあります。
まとめ
今回の記事では、美容院のメニューにある「髪質改善トリートメント」について、髪が傷む理由を解説してきました。
髪質改善と書かれていても、その内容は縮毛矯正やストレートパーマ、酸熱トリートメントなどの「髪を傷ませる施術」であることがほとんど。
やってすぐは「髪がサラサラになった」と感じるかもしれませんが、何度も繰り返しているとボロボロの髪になってしまうことも多いです。
髪質は持って生まれたもの!
だからこそ、簡単には改善することができません。
キレイな髪をキープしていきたいのであれば、毎日のヘアケアを念入りに行った方が良いでしょう。