こんばんはあやです。
最近スーパーでも見かけることが多くなったアーモンドミルク。「ミルク」と付きますが、牛乳とは全く別物で、原料はアーモンドと水。植物性の飲み物に分類されます。栄養価がとても高く「第3のミルク」とも呼ばれているんですよ。そんなアーモンドミルクは、女性にうれしい美容やダイエット効果の高い飲み物なんです。ここでは、アーモンドミルクに含まれる栄養素や効果をまとめました。
アーモンドミルクって何?
アーモンドミルクは最近ではスーパーで見かけることが多くなりましたが、数年前に日本に上陸したばかりの比較的新しい飲み物です。アーモンドを水に浸してすり潰し、濾過して取れたものなので、植物性の飲み物に分類されます。アーモンドは栄養価の高い食品です。そこから抽出されたアーモンドミルクは、アーモンドの栄養をそのままたっぷりと含んでいますし、すり潰していることで、そのまま食べるよりも栄養素の消化吸収もよくなっています。
さっぱりとした飲み口で癖がないところや、牛乳や豆乳に比べカロリーや糖質が少ないというところも美容や健康を意識している女性から人気を集めているポイントです。
また、乳頭や大豆、小麦などのアレルギー物質を含まないことから、牛乳を飲むとお腹がゴロゴロしてしまう乳糖不耐症の人や、牛乳や大豆、小麦にアレルギーがある人でも安心して飲むことができます。
アーモンドミルクに含まれる栄養素
アーモンドミルクに含まれる栄養素について、筑波乳業株式会社の濃いアーモンドまろやかプレーンを参考にご紹介していきます。
写真引用元筑波乳業株式会社
豊富な栄養素が含まれているアーモンドですが、その中でも注目したいのがビタミンE、オレイン酸、食物繊維です。
アーモンドは、ビタミンEが豊富に含まれていることで知られています。ビタミンEが豊富に含まれる食材としてはゴマがよく挙げられますが、100gあたりの含有量では、アーモンドはゴマの約300倍も含まれています。そのため、アーモンドなら1日の目安とされている摂取量をわずか20粒で摂取することができます。
アーモンドミルク100mlには2,0mgものビタミンEが含まれています。
ビタミンEには抗酸化作用があり、体内の活性酸素を抑制し、老化防止、生活習慣病予防、毛細血管を強化するなど様々な健康効果が期待できます。また、活性酸素は、肌の老化にも繋がるため、それを抑制する事でシミ、しわ、たるみなどの美容面でもうれしい効果を発揮してくれます。
アーモンドには脂質が多く含まれますが、その脂質はオレイン酸という不飽和脂肪酸です。ダイエットで脂質の摂取を制限すると、肌や髪に必要な脂質も少なくなってしまい、肌は乾燥してシワが現れやすく、髪はパサつきがちになってしまいます。アーモンドミルクを飲むことで良質な脂質を取り入れることができるので、肌のハリや髪のツヤを維持して美肌、美髪効果が期待できます。
アーモンドミルクにはダイエット効果もあるとされています。その理由は、糖質が低く、食物繊維やカリウムが含まれていて余分な老廃物の排出を促す効果があるからです。
アーモンドミルクのカロリーは、筑波乳業株式会社の濃いアーモンドまろやかプレーンの場合100mlあたり62kcalです。カロリーは牛乳や豆乳とほとんど変わりがありませんが、注目したいのが糖質です。アーモンドミルクの糖質は100mlあたり0,3mgしか含まれていません。牛乳は4,6mg、豆乳は2,9mgなので大幅に少ないことがわかります。ダイエットをするときに糖質を抑えることはとても大切です。そのためダイエット中の人にもおすすめの飲み物なのです。
さらにアーモンドミルクには食物繊維とカリウムが含まれています。食物繊維は腸内の環境を整えて便秘の解消にも効果を発揮する栄養素です。またカリウムには、体の余分な水分を排出させる働きがあるので、むくみの解消にも効果的です。
アーモンドミルクはどうやって飲むの?
アーモンドミルクはそのまま飲んでもほんのりと甘みがあり、おいしく飲むことができますが、普段コーヒーに牛乳や豆乳を入れているという人は、その代わりとしてアーモンドミルクを入れて飲むのもおすすめです。シリアルにかけて食べるのもおいしいです。
ダイエットをしている人は、少しお腹が空いた時に飲むのもおすすめです。腹持ちが良いので間食を減らすこともできます。
また、栄養豊富なアーモンドミルクですが、飲み過ぎには注意しましょう。カロリーも牛乳と同じくらいなのでそれなりにあります。そして美容や健康に効果的なビタミンEですが、1日の目安摂取量があります。成人女性の場合6,5mgです。過剰摂取は骨粗鬆症のリスクを高めるとも言われています。食事からも摂取することを考えると1日2杯までにするのが良いでしょう。
美容やダイエットに効果的なアーモンドミルク。まだ飲んだことがないという人はぜひ試してみてくださいね。