こんにちはあやです。
糖質ゼロ麺は、糖質を含まず低カロリーなので、ダイエットをしている方や健康のために糖質を控えている方に人気です。
しかし、小麦粉を使用した一般的な麺類とは違う独特な食感やにおいから『何から作られているんだろう?』『体に悪いものが入っているのでは?』と心配になる方もいるでしょう。
糖質ゼロ麺について調べてみると、ダイエットに成功している方もいますが、体に悪い、太るなどネガティブな意見も見られました。
今回は、糖質ゼロ麺は体に悪いと言われる理由や、太る原因についてまとめました。
糖質ゼロ麺は体に悪いの?
糖質ゼロ麺は、小麦粉で作られるうどんや、パスタ、中華麺とは違い、コシがなく柔らかくて、独特なにおいがあります。
一般的な麺をイメージして食べると、これまで食べたことがない風味や食感から『何から作られているの?』と不思議に思うこともあるでしょう。
糖質ゼロ麺の主な原材料は、こんにゃく粉やおからパウダーです。
こんにゃく粉やおからパウダーは、食物繊維が豊富で、糖質が含まれないため、こんにゃく麺も糖質がゼロなのです。
ただ、こんにゃく粉やおからパウダーを麺に加工したり、食感や風味を麺に近づけたりするために、添加物が使用されます。
使用される添加物が多いため、糖質ゼロ麺は体に悪いと言われているようです。
しかし、現在販売されている加工食品にはほとんどの場合添加物が使用されています。
そのため、糖質ゼロ麺だけが、添加物が使用されていて体に悪いというわけではありません。
最近は、無添加の糖質ゼロ麺もあるため、添加物が気になる方は、表記を確認して無添加の商品を選ぶようにしましょう。
ここでは、糖質ゼロ麺に使用される添加物には、セルロース、糊料、調味料、炭酸Ca、炭酸水素Na、塩化Caなどがあります。
表記だけでは、どのようなものかわかりにくいので、それぞれについて簡単に説明します。
セルロース
セルロースは、食品添加物として使用されますが、食物繊維の一種で、現在までのところ健康被害の報告はありません。
セルロースを使用することで、食品同士がくっつきにくくなるため、粉チーズやピザ用のチーズによく使用されています。
糊料
糊料は、増粘安定剤や増粘剤とも言われます。食品に粘性や接着性を付けるために使用されます。
糖質ゼロ麺には、アルギン酸ナトリウム、サイリウムハスク、キサンタン、カラギナンなどが使用されています。
これらは海藻や、植物の種子外皮、穀類やイモ類を発酵させる際に産生される粘性のある成分です。
どれも適量の摂取なら問題ないとされていますが、カラギナンは過剰摂取すると発がん性があると言われていて、EUでは幼児用粉ミルクへの使用が禁止されている成分です。
調味料
調味料はアミノ酸等と表記されることもあります。
人工的に旨味を付ける成分で、刺激が強いため、食べすぎると強い味付けに慣れてしまい、普通の味付けでは味が感じづらくなる味覚障害を引き起こすおそれがあります。
また、過剰摂取により発がん性があるとも言われています。
炭酸Ca、炭酸水素Na、塩化Ca
炭酸Ca、炭酸水素Na、塩化Caは、カルシウムの強化や食感改良のために使用される食品添加物です。
糖質ゼロ麺で太るって本当?
糖質ゼロ麺は糖質が一切含まれず、カロリーは1食分で10〜30kcal程度しかありません。
そのため、普段の食事を糖質ゼロ麺に置き換えれば、摂取カロリーが大幅に減るため、痩せるはずです。
また、原料のこんにゃく粉やおからパウダーには食物繊維が豊富に含まれるため、便秘解消や他の食材からの糖質の吸収も穏やかにしてくれる効果が期待できます。
しかし、糖質ゼロ麺に痩せる作用はないため、食べ方や食べ合わせによっては太る可能性があります。
味付けやトッピング
糖質ゼロ麺はほとんど味やにおいがありません。
そのため、なにか味付けをしなくては食べられませんが、味付けに脂質や糖質が高いものを使用したり、物足りなさからトッピングに唐揚げやソーセージなどを使用すると、糖質ゼロ麺自体にカロリーはなくても、摂取カロリーは高くなり太る原因になります。
食べすぎ
糖質ゼロ麺は、それ自体に食べて痩せる効果はありません。
あくまでも、普通の食事と置き換えて摂取カロリーを減らすことでダイエット効果が期待できるものです。
普通の食事にプラスして糖質ゼロ麺を食べていたり、糖質ゼロ麺に置き換えたせいで、空腹感から間食が増えてしまうと、摂取カロリーが増えるため、太る原因になります。
糖質ゼロ麺でダイエットするときは置き換えがおすすめ
糖質ゼロ麺でダイエットをしたい方は、1日のうち1食を置き換えるようにしてください。
早く効果を出したくても、すべての食事を糖質ゼロ麺に置き換えるのは危険です。
体に必要な栄養素が不足するため、体調を崩す原因になったり、代謝が落ちて太りやすい体になったりするおそれがあります。
また、糖質制限でダイエットをする場合には2週間〜3か月程度続けて行う必要があります。
無理なく続けられるようにがんばりすぎないようにしましょう。