こんばんはあやです。
カッピングは一部のエステサロンや鍼灸院で施術を受けることができます。
血行促進、筋肉のコリの解消、ダイエット効果、美容効果、冷え性改善、ストレス改善、リラックス効果など様々な効果が期待できるそうです。
カッピングのカップは販売されていて、自宅でも行うことが可能ですが、初心者でいきなりカッピングを行うのはハードルが高くて難しいと感じる人も多いでしょう。
最近注目されているのが、シリコン製のカッピングのカップを使用した「スライドカッピング」というマッサージ方法です。
肌に吸い付けて滑らせるだけで、深部まで刺激を与えることができ、むくみやセルライトの改善、血流促進、美肌効果など様々な美容効果が得られると言われています。
スライドカッピングの方法はとても簡単なので、セルフマッサージが難しいという人にもおすすめですよ。
スライドカッピングはお顔にも身体にも使える
通常のカッピングのカップは大きい物で直径約5cm、小さい物で直径約3cmです。
身体には使用できますが、大きく、圧が強くかかるためお顔に使用することはできません。
一方、スライドカッピングに使用するカップは大きい物で直径約7cm、小さい物で直径約1.5cm です。小さいものはお顔のマッサージにも使用することができます。
引用元:Amazon
7cmのカップは太もも、ふくらはぎ、おしり、腰。5.5cmのカップはお腹、二の腕。4cmのカップは頬やおでこなど顔の広い部分や二の腕。1.5cmのカップは顔の細かい部分に使用します。
誰かにやってもらえるなら大きなカップは背中のマッサージにも使うことができます。
カップはセット売りもありますが、単品で購入することができる物もあるので、自分がマッサージしたいところに合わせて購入するのがおすすめです。
もし試しに買ってみるのなら、5.5cmと4cmのカップがおすすめ。
シリコンのカップなので、握って肌に当てて離すことで吸い付かせることができます。通常のカッピングよりも圧がかかりにくく、痛みや溢血痕ができにくいという特徴があります。
スライドカッピングのやり方
スライドカッピングを行う前にはカッピングを行う場所にベビーオイルやマッサージオイルを塗ります。滑りを良くさせたり、肌へのダメージを軽減させる効果があるので必ず塗ってください。
セルライトを予防するマッサージクリームやむくみを取るクリームを使うのも良いですね。
クリームを塗ったら、スライドカッピングを始めます。
二の腕
ひじの方にカッピングカップを吸い付かせて脇の方へスライドさせます。往復はさせずに脇まで来たら一旦外してひじの方へ戻します。少しずつ場所をずらしながら何回かスライドさせます。
ふくらはぎ
アキレス腱の方に吸い付かせて、ひざ裏にスライドさせます。膝の裏はリンパが滞りやすいので、最後ぐっと押し込むようにマッサージしましょう。
太もも
ひざの方に吸い付かせて足の付け根に向かってスライドさせます。鼠蹊部はリンパが滞りやすいので、グッと押し込むようにしてマッサージをします。
お尻
下の方に吸い付かせて腰へ向かってスライドさせます。
首肩
耳の下に吸い付かせて肩に向かってスライドさせます。肩甲骨は上側と下側で行います。どちらも首の方から肩に向かって行います。
脇の下にはリンパが滞りやすいので手で揉み解してあげると、流れが良くなりより効果的です。
顔
お顔は左右で分けて行います。
おでこは、眉間から眉毛の上を通ってこめかみへスライドさせます。
頬は鼻の方から眉間に向かってスライドさせます。頬骨のあたりもあごの辺りもこめかみに向かってスライドさせるように行います。
お顔のカッピングはむくみを解消するので小顔効果やリフトアップ効果が期待できます。さらに血流が促進されることで、透明感をアップさせたり、美肌効果も期待できます。
リンパや血流の悪い場所、むくみやこりがあるところはスライドさせる時に痛みを感じます。「ちょっと痛いな。」ぐらいの力加減で行うと効果的なのだそうです。
スライドカッピングを行うと血流が良くなるのでカッピングした場所がポカポカと温かく感じます。
スライドカッピングの注意点
スライドカッピングは通常のカッピングと比べて圧が低く、痛みや溢血痕が起こりにくいのが特徴で、カッピング初心者の方でも簡単に始められるマッサージです。
ただ圧が低い分通常のカッピングよりも即効性はありません。
効果を発揮させるには繰り返し行うことが必要です。テレビを見ながらも行うことができるのでリラックスタイムの習慣にするのもおすすめです。
スライドカッピングを行う時には必ずオイルやクリームなど滑りやすくするためのものを使用しましょう。
日焼けをした直後や皮膚に傷がある時、肌が敏感になっているときは使用しないようにしましょう。
また、目、鼻、口、喉、粘膜のある場所には使用できません。
まとめ
スライドカッピングはとても手軽に行うことができて、効果を感じられます。通常のカッピングのような赤黒い溢血痕はできにくいですが、点状の赤みが発生することがあります。1〜2日で消えることもあれば数日残ってしまうこともあるので、初めはスライドカッピング後、数日間の予定を確認して、いきなり全身を行うのではなく、部分的に行い様子を見ることをおすすめします。
