こんにちはあやです。
冬になると、スーパーやコンビニなどで美味しそうな焼き芋が誘惑してきますよね。
さつまいもは野菜だけれど「太りやすい」「糖質が多いからダイエットには不向き」なんて情報を耳にしたことがある方も多いでしょう。
実際、さつまいもは本当に太りやすい食べ物なのか?それとも食物繊維豊富だから、ダイエットの味方になるのか?
実は韓国では女性歌手やモデルさんを中心に、コグマダイエットと呼ばれる「さつまいもダイエット」が大流行中!
今回は、そんな「さつまいも」を使って痩せる方法についてお話していきたいと思います。
さつまいもを正しく食事に取り入れて、ぜひあなたもスリムな身体を手に入れちゃいましょう。
焼き芋を食べると太るって本当?
一般的には「焼き芋を食べると太る」なんていわれていますよね。
実際、さつまいもは野菜のなかでも「糖質」が多い種類に分類されます。イモ類なので、炭水化物が多く含まれているんです。
じゃがいもや里芋なども、同じ理由で「ダイエットには不向き」とされています。
さつまいもは、野菜のなかでもカロリーがやや高く、100gあたり132kcal程度。通常私たちが購入する「焼き芋」のサイズはだいたい200gほどなので、1本食べれば260kcalになる計算です。
そのため食事を普通通りに食べてから、焼き芋をデザートのようにプラスしていては当然太ってしまいます。これは、単なる「カロリーオーバー」ともいえるでしょう。
どんなものでも、食べ過ぎてしまえば太るのは当たり前ですからね。
韓国でも話題!さつまいもダイエットの方法
しかし、確かに「糖質」や「炭水化物」だけに目をやると、他の野菜より太りやすくなる要素だらけに思えますが、さつまいもは非常に腹持ちがいいので「置き換えダイエット」には最適な食品のひとつ。
特に、日本人の主食である「白米」をはじめ、パンなどの炭水化物をさつまいもに置き換えるだけで、かなりの糖質制限になるというのです。
韓国では、すでに「コグマダイエット」という可愛らしい名前で、さつまいも置き換えダイエットが注目されています。
白米は、お茶碗1杯(150g)あたり約250kcal。それに対して、さつまいもは150gあたり190kcal程度で抑えることが可能なんです。
さらに、さつまいもには食物繊維が豊富に含まれているため、食事から摂取した糖質や脂質の吸収を遅らせて「血糖値の上昇」を穏やかにすることがわかっています。
食物繊維を積極的に食べて、血糖コントロールするのは「糖尿病」の食事療法でも正式に行われている治療法のひとつ。
食後血糖値が急激に上がるのを予防すれば、身体に余分な脂肪がついたりするのを未然に防ぐことができるのです。
さつまいもダイエットは、1日の食事のうち「1食」だけ主食をさつまいもに置き換えるだけの簡単なもの。ちなみに、さつまいもの皮には多くの栄養素や食物繊維がたっぷり含まれているので、「皮ごと食べる」というのが大事なポイントになります。
もちろん、人によっては「さつまいもが好きだから、1日3食の主食をさつまいもに置き換える」という方もいますが、無理なく続けられるのであれば問題ありません。
ダイエット以外にも嬉しい効果が!
ちなみに、さつまいもダイエットを行うと「痩せる」という効果以外にも、さまざまな嬉しい変化を実感することができます。
便秘解消で美肌効果
さつまいもには、豊富な食物繊維のほかに「ヤラピン」と呼ばれるさつまいも特有の成分が含まれています。ヤラピンって、あまり聞きなじみがない方も多いかもしれませんが、「さつまいもを切ったときに染み出してくる白い液体」のこと。
この成分が、腸のぜん動運動を促進してお通じをスムーズにしてくれる効果が期待できるのです。
最近、美容や美肌のために「腸活」を行っている女性が増えてきていますが、まさに「さつまいも」は美しい腸とお肌をつくるために欠かすことができない食材だといえるでしょう。
美肌ビタミンの「ビタミンC」がたっぷり摂れる
さつまいもを積極的に食べることで、「お肌の調子が良くなった」とか「シミが薄くなった気がする」なんて声を聞くことがあります。
これは、さつまいもに含まれているビタミンCのおかげ!
本来、ビタミンCは加熱に弱いという性質を持っているのですが、さつまいものビタミンCは「でんぷん」に保護されているので熱を加えても破壊されることなく、そのまま摂取することができるのです。ダイエットにも効果的で、さらにお肌もキレイになれちゃうなんて女性にとっては嬉しいポイントですよね。
さつまいもで太らないための注意点
ときどき「さつまいもダイエットで太った」「全然体重が落ちない」といった低評価を耳にすることがあります。しかし、さつまいもダイエットを失敗している方の多くは「食べ過ぎ」が原因。
さつまいもなら太らないんだと勘違いして、主食のかわりにバクバク200gも300gも毎食食べていれば…それは当然体重が増えてしまうでしょう。
また、さつまいもを主食の置き換えにする場合には、砂糖などで味を変えないこと。
ふかし芋や焼き芋など、「さつまいも本来の味」を楽しむようにしてくださいね。
まとめ
今回の記事では、「焼き芋は太るって本当?」というテーマで、さつまいもダイエットの正しい情報と方法についてお話をしてきました。
さつまいもを使ったダイエットでは、主食の白米やパン、麺などを「150g程度のさつまいも」に置き換えることが大事。
血糖値の急激な上昇を抑制して、太りにくく痩せやすい身体へと導いてくれるでしょう。
ぜひ、さつまいもが美味しい冬の季節にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。