こんにちはあやです。
朝起きたときに顔がむくんでいたり、目が腫れぼったくなっていたりして、外出するのが嫌になってしまうことはありませんか?
むくみは皮下に余分な水分が溜まってしまっていることが原因で起こります。顔のむくみの場合には放っておいても昼ごろには治まることが多いですが、むくんだ顔のまま外出したくないですよね。
今回は、顔がむくむ原因とすぐにむくみを取りたいときにおすすめの方法を解説します。
朝、顔がむくむ原因
人間の体には血管やリンパ管が張り巡らされていて、血液やリンパ液が流れています。血液は心臓がポンプの役割をして送り出していますが、リンパにはポンプ機能がありません。
日中の活動している間は、筋肉がポンプの代わりをしてくれますが、寝ている間はポンプの役割をするものがなくなるので、滞りやすくなります。
朝顔がむくみやすいのもそのためです。
また、リンパは血管から染み出た栄養素や、静脈で回収できなかった老廃物、余分な水分を回収する働きをしています。
染み出す量と回収する量のバランスが良ければ、むくみは起こりづらいのですが、何らかの原因でこのバランスが崩れ、染み出す量が多くなり、皮下に水分が溜まった状態になるとむくみになります。
むくみやすくなる原因を4つを紹介します。
飲酒
飲み会の次の日に顔がむくんでいる経験をした方は多いと思います。
アルコールを摂取すると血管が拡張し、血管から染み出す水分が増加するため、むくみやすくなります。
また、お酒のおつまみは塩分が多く、味の濃いものが多いです。塩分を摂りすぎると体内の塩分量を調整するため、喉が乾き水分を多く取ってしまいます。
すると体内の水分量が増えるため、むくみやすくなります。
水分の摂りすぎ
健康や美容のためには1日2Lの水分を摂ることが推奨されています。
しかし、これは1日の中で少しずつ摂るのが良いとされていて、いっぺんにたくさん飲んだり、睡眠前にまとめて飲んだりしてしまうと、体内に水分が増えすぎてしまい、むくみやすくなります。
汗をかかない
水分を摂りすぎても、運動をして汗をかくことで代謝できます。しかし、汗をかかないと水分の排出量が少なくなってしまうため、むくみやすくなります。
ホルモンバランスの影響
生理前にむくみを感じる女性は多いと思います。
生理前に分泌が増えるホルモンには体内に水分を溜め込みやすくする働きがあると言われているため、いつもと同じ生活をしていてもむくみやすくなります。
しつこいむくみは病気が隠れている可能性も
むくまないように意識していてもむくみが続く場合には、腎臓や心臓、甲状腺機能の低下やがんが原因の可能性があります。
『たかがむくみ』と思わず、症状が続く場合には病院で相談してみましょう。
朝の3分でできる!顔を触らずにむくみを取る方法
朝の顔のむくみはたった3分のストレッチで解消できます。
顔がむくんでいると、直接顔をマッサージしてむくみを取ろうとすると思います。しかし、これは効率が悪いだけでなく、肌を擦って刺激を与えてしまうことで、くすみやしみ、シワ、たるみの原因になってしまうことがあります。
むくみはリンパの流れが悪いことが原因なので、直接顔をマッサージするのではなく、流れが悪くなっている元の部分を解消することが大切です。
首と肩のストレッチ
眠っている間は長時間同じ姿勢をしているので、首や肩周りがこわばってしまっています。
ベッドに座って首と肩のストレッチをしましょう。
①首を大きく回す(左回り・右回り5回ずつ)
②首を右に倒して右手を頭の上に乗せて下向きに少しだけ圧を加える(左側もする)
③右手をまっすぐ上に伸ばし、手で肩甲骨を触るようなイメージで肘を曲げる。右の肘を左手で持ち、脇から二の腕の伸びを感じるように引っ張る(反対側もする)
④肩甲骨から回すイメージで両肩を5回大きく回す
⑤正座をして膝の間をこぶし1つ分開く。両手を後ろで組み、そのまま前屈して頭を下げ手を高く上げる。挙げた手を前後や左右に揺らしながら20秒程度キープする
耳とこめかみをマッサージ
首や肩甲骨をほぐした後で、耳とこめかみをマッサージすると、むくみを解消するだけでなく、顔色が良くなる効果が期待できます。
①両耳を指でつまんで10回回します。
②耳の上辺りの少し凹んだ部分をグーで押します。ここにはむくみの解消に効果的なツボがあると言われています。強く押しすぎず、心地よいと感じる程度で押してください。
朝の3分でむくみを解消して代謝をアップ
リンパの流れが良くなれば、代謝が上がり体がポカポカと温かくなります。
3分間ストレッチするだけで、体が軽くなったように感じられますよ。むくみもすっきりと取れて、顔色が良くなれば、メイク映えしやすくなります。
ぜひ試してみてくださいね