こんにちはあやです。
クレンジングは入浴するときに行うという人が多いですが、入浴するときと言っても、入浴前、入浴中、入浴後などさまざまです。
実は、それぞれにメリットがあり、クレンジング剤の選び方や、クレンジング方法が違います。メリットデメリットや特徴を知ることで、より肌に負担をかけずにきれいに汚れを落とすことができます。
入浴前にクレンジングをするメリットと方法
入浴前にクレンジングをする人は、洗面台で行うと思います。
拭き取りタイプのクレンジングや、濡れた手で使えないもの、湿気と温度が高くなる浴室内に保管できないものを使用している人が多いですよね。
濡れた手で使えないものを入浴中に使うとクレンジング力が落ちてしまいますし、浴室内で保管できないものを入浴中に使うために置いていては、衛生面で問題が出る可能性があります。
そのため、これらのクレンジングを使っている人は、入浴前にクレンジングを行うのが良いと思います。
でも、クレンジングを行うと、皮膚表面の皮脂まで落としてしまうので、入浴中にどんどん肌の乾燥が進んでしまいます。
入浴中や入浴後に肌のつっぱり感を強く感じている人は要注意です。
また、入浴前にクレンジングは行なっても洗顔までは行わないようにしましょう。洗顔までしてしまうと、余計に肌の水分が蒸発しやすくなってしまいます。
できれば、クレンジング後に保湿効果のある化粧水を付けてから入浴すると肌の乾燥を抑えられます。
洗顔を後にするメリットは乾燥だけではありません。
シャンプーやトリートメントなどの流し残しはフェイスラインに残りやすく、それがニキビや肌荒れの原因になることがあります。最後に洗顔をすることで、シャンプーやトリートメントの残留物を残さず洗い流せます。
入浴中にクレンジングをする人のメリットと方法
入浴中にクレンジングをするメリットは、周囲が濡れることを気にせず洗い流せることです。
また、浴室に溜まった湯気はスチーマーのような効果があり、肌が温められて毛穴が開くので毛穴の汚れまで洗い流しやすくなります。
入浴中にクレンジングをする人に1番おすすめなのは、シャンプーや体を洗って、一旦湯船に浸かって体を温めた後です。
こうすることで、シャンプーなどの洗い残しも一緒に落とせますし、体が温まって毛穴が開くなど、肌を清潔にできるだけでなく、最後まで洗顔しないことで、乾燥を防ぐ効果もあります。
メイクが汗や、水分と一緒に浴槽に落ちてしまうのが気になる人は、湯船に入る前にクレンジングだけ行って、洗顔は出る前に行うと乾燥を防ぎつつ、汚れが入るのも防げます。
入浴後にクレンジングを行うメリットと方法
入浴後にクレンジングを行うのがおすすめなのは超乾燥肌の人や小さな子供と一緒に入浴する人です。
クレンジングや洗顔をすると皮膚内部の水分を蒸発させないために保護の役割をしている皮脂膜まで洗い流してしまいます。
洗顔後はどんどん水分が逃げていってしまうので、できるだけ早く化粧水や美容液で栄養を補給してあげて、クリームや乳液など油分を含むもので蓋をしてあげることが乾燥対策のために大切なことです。
入浴後にクレンジングをすれば、すぐに保湿できるので肌の乾燥は最小限になります。
また、入浴で体が温まり、毛穴も開いた状態になるので、汚れが落ちやすいですし、シャンプーの洗い残しが生え際やフェイスラインにあっても、クレンジングで洗い流せます。
乾燥対策だけでなく、小さな子供と一緒に入浴する人にも入浴後のクレンジングはおすすめです。
小さな子供にとってお風呂場は、店頭や溺れるなど危険がいっぱいです。目が離せないので、ゆっくりクレンジングをすることが難しいでしょう。
メイクや皮脂汚れが完全に落としきれず蓄積されてしまうと、くすみやニキビだけでなく、シワ、シミ、たるみ、ゴワつきなどさまざまな肌トラブルが起こりやすくなります。
それに、お風呂から出た後も、子どものお世話で自分のケアが後回しになりがちで、どんどん肌の乾燥が進んでしまいます。
入浴後のクレンジングなら、バタバタせずに落ち着いてできますね。
ただ、アイメイクや口紅などは、入浴す事で取れやすくなり、汗や水と一緒に流れてしまうことがあり、気になるともあると思います。
ポイントメイクは拭き取りタイプのメイク落としで落としてから入浴するのがおすすめです。
お風呂に入らずに寝てしまったときはどうする?
入浴時にクレンジングをする人に時々起こりがちなのが、お風呂を後回しにして寝落ちしてしまうことです。
メイクを落とさずに寝てしまうのは、肌にものすごく大きなダメージを与えてしまいます。
メイクだけは絶対落として寝たいところですが、疲れていると気をつけていても眠ってしまうことはあります。
翌朝は、まずホットタオルで顔を温めて毛穴を開き、いつもより念入りにクレンジングと洗顔を行いましょう。
洗顔後は、いつものスキンケアに加えて、美容液やパックなどスペシャルケアも忘れずに行なってくださいね。