こんにちはあやです。
スキンケアの美容成分を浸透させやすくするために導入液を使用している人もいると思います。導入液は化粧水とよく似ていますよね。使った後は保湿したようにもちっとした肌になるため、導入液を化粧水代わりにしている人はいませんか?
導入液と化粧水は似ていますが使い方が違います。間違った使い方をしているとせっかく良いスキンケアを使用していても効果が出ないばかりか、肌の調子が悪くなったり、乾燥がきになる、化粧ノリが悪くなるなどいろいろなデメリットが出る原因になります。
今回は、化粧水と導入液の違いや正しい使い方についてご紹介します。
化粧水の効果と種類
化粧水は肌に水分を補う役割をします。成分のほとんどが水分で肌表面に近い表皮の部分を保湿できます。
化粧水にも種類があり、一般的な保湿化粧水のほかに、美白化粧水、ニキビ肌用化粧水、収れん化粧水、拭き取り化粧水などがあります。これらは、保湿効果以外にプラスαで効果が欲しいときに使います。
美白化粧水
シミ、そばかす、くすみ、日焼けが気になるときに使う化粧水です。保湿効果と合わせて美白に有効な成分が配合されています。
ニキビ肌用化粧水
思春期ニキビは皮脂の分泌が活発になることでできやすいです。肌表面がベタつきやすく一見乾燥しているようには見えないのでスキンケアをおろそかにしがちですが、ケアをしないと肌トラブルが起こりやすくなりますますニキビができやすい肌になってしまいます。ニキビはアクネ菌の増殖が過剰な皮脂分泌が原因になるので、ニキビ肌用化粧水では殺菌作用や抗炎症作用のある成分が配合されています。
収れん化粧水
収れん化粧水は引き締め効果の高い成分が配合されています。テカリやベタつきなど過剰な皮脂分泌が気になるときにおすすめです。
拭き取り化粧水
拭き取り化粧水は、クレンジングや洗顔で落としきれなかった汚れを落とす効果があります。コットンに付けて肌の表面を撫でるように拭き取ります。古い角質も落とせるので肌のゴワつきやくすみが気になるときにおすすめです。
化粧水の使い方
化粧水は洗顔後に使います。手で付ける場合には手の平に100円玉くらいの量取って、両手で包み込むようにして広げます。おでこ、両頬など面積の広い部分に手のひら全体で押さえるようにして付けます。もう一度化粧水を取り、両手に広げたら目の周り、鼻の周り、あごなど狭い部分に付けます。最後に化粧水を押し込むようにハンドプレスをします。
コットンで付ける場合には、500円玉程度付けて顔の内側から外側に向かって滑らせるように付けていきます。化粧水の量が少なかったり、力が入ってしまうと肌を傷つけてしまうことがあるので、化粧水はたっぷりと使いこすらないように注意してくださいね。
導入液の効果と種類
導入液は化粧水とよく似ていますが、化粧水とは違いスキンケアの効果を高める働きをします。
ターンオーバーが乱れ古い角質が残っていると肌がゴワつきやすく、スキンケアの浸透が悪くなります。洗顔後に導入液を使うことで、洗顔で取り切れなかった汚れや古い角質を取り除くことができます。また肌を柔らかくする効果もあり、化粧水や美容液、クリームの浸透が良くなります。
導入液は化粧水のタイプが一般的ですが、乳液やオイルタイプもあり、肌質に合わせて選べます。
乾燥肌
乾燥肌の人は乳液タイプやオイルタイプがおすすめです。肌の保湿機能を高めてくれます。
普通肌
普通肌の人は化粧水タイプか乳液タイプがおすすめです。春夏は化粧水、秋冬は乳液など乾燥しやすい季節や肌の状態にあわせて使い分けると良いですね。
脂性肌
脂性肌の人は化粧水タイプがおすすめです。サラッとした使用感でベタつきを感じにくいです。
導入液の使い方
導入液はクレンジングと洗顔をしたあとに使います。
化粧水タイプは手かコットンで使います。使い方は化粧水と同じです。
乳液タイプやオイルタイプは手のひらに取り、顔全体になじませます。ハンドプレスをしてしっかりと肌に浸透させてください。
導入液を肌に浸透させられたら、化粧水、美容液、クリームを使っていつもどおりスキンケアをします。
導入液を使っても化粧水は必要
導入液を使うと肌がもっちりと潤うので、化粧水を使う必要があるの?と思うかもしれませんが、導入液はスキンケアの浸透を高めるもので、化粧水は肌を保湿してうるおいを与えるものなので、そもそもの目的が違います。
導入液を使うと普段のスキンケアの浸透がよくなり、美肌効果を十分に発揮できるようになるので、「ちょっと肌の調子が悪いな」「肌がゴワゴワするな」と感じる時にはぜひ普段のスキンケアにプラスして使ってみてくださいね。