こんにちはあやです。
髪は1カ月に約1cm伸びるので、カラーしてから1〜2カ月すると根元との色の違いが目立ち始めます。
美容院でリタッチするほどではないけれど、ちょっと気になるから市販のカラー剤を使って自分でできればいいなと思うこともあるでしょう。
きれいに仕上がれば良いですが、セルフリタッチは失敗することもあります。今回の記事では、セルフリタッチのメリットデメリットや方法について解説します。
伸びてきた髪にセルフリタッチはできる?
リタッチカラーは、伸びてきた部分だけをピンポイントで染める方法です。根元だけ染めることで、全体を染めるよりも髪のダメージを抑えられるところがメリットです。
市販のカラー剤を使えば自宅でセルフリタッチをすることもできます。
髪は1カ月に約1cm伸びます。髪色にもよりますが、明るい髪ほど生えてきた部分との色の違いは目立ちやすく、1〜2カ月程度でリタッチを考える方が多いようです。
セルフリタッチのメリットとデメリット
セルフリタッチのメリットとデメリットを解説します。セルフリタッチを検討中の方は双方を把握した上で、セルフするのか美容院に行くのか検討しましょう。
セルフリタッチのメリット
● 美容院の予約や行く手間がかからない
● 費用を抑えられる
セルフリタッチなら美容院の予約や行く手間がかかりません。自宅で好きな時間にカラーができます。また、美容院でリタッチする相場は4,000〜6,000円程度です。
市販のカラー剤であれば500〜1,000円程度のため、費用も抑えられます。
セルフリタッチのデメリット
● ムラができる
● ダメージが強い
● セルフカラー後は他の施術ができなくなることがある
セルフリタッチでは、カラー剤の塗りムラができやすいので仕上がりにもムラが起こることが多いです。また、伸びてきた部分とカラーしていた部分を馴染ませるためにはカラー剤の塗り分けが必要ですが、市販のカラー剤では塗り分けができないので、境目が目立つこともあります。
ヘアカラー後はアフターケアが重要です。美容院ならアルカリ除去や、シャンプー、トリートメントで適切なケアをしてくれますが、セルフリタッチの場合はアフターケアが不十分になることで直後のダメージだけでなく、傷んだままの状態による後のダメージが出る心配もあります。
ダメージが強いと、次回の美容院でのカラーに影響が出たり、縮毛矯正が受けられないなどのリスクもあります。
セルフリタッチで失敗しないコツ
セルフリタッチで失敗しないためには次のポイントに注意しましょう。
前回のカラーに合わせて色を選ぶ
セルフカラーの色は前回のカラーに近い色を選びましょう。美容院のカラー剤には明るさが20段階に分かれていて番号が小さいほど黒に近く、大きくなるほど白に近い色になります。
美容師さんにカラーの番号を聞いておきましょう。
しかし、市販のカラー剤は番号が小さいほど明るく、大きくなるほど暗くなります。メーカーにより表示方法も異なるので、注意が必要です。
明るさで迷ったら、一つ明るめのカラーを選ぶのがおすすめです。暗い色を入れると次のカラーに影響する恐れがあるためです。
アフターケアを行う
セルフカラー後は適切なアフターケアが重要です。髪のダメージを抑えることに繋がります。
シャンプーをする前に、ぬるま湯で薬剤をしっかりと落とします。流す時間は5分程度が目安です。しっかりとすすぐことで、髪に薬剤が残りにくくなります。
その後シャンプーと2回行いましょう。
シャンプー後はトリートメントでケアします。
ドライヤーをする前もアフターバストリートメントなどを使用して髪へのダメージを防ぎましょう。
セルフリタッチの方法
セルフリタッチをするときに必要なものは次のとおりです。
● ヘアカラー剤
● 首周りが空いている服
● ワセリンやクリーム
● 汚れてもよいタオル
● ヘアゴム4つ
● タイマー
● キッチンラップ
準備
カラー剤が付かないように首周りの空いた服に着替えます。髪を串で梳いてもつれや絡まりをなくしてから、耳前左、耳前右、後頭部上、後頭部下で髪をブロッキングします。
ヘアカラーが垂れて服を汚すのを防ぐため、肩にタオルをかけておきましょう。
皮膚に色が付くことを防ぐために、ワセリンやクリームを生え際や耳に塗っておきます。
ヘアカラー剤を塗る
ヘアカラー剤は塗る順番が重要です。顔周りや頭頂部は染まりやすいので、後頭部下のブロックから塗ります。
塗る範囲は伸びてきた部分です。まずはゴムでくくった状態のままブロックの周りを一周塗ります。
その後ゴムを外して髪を少しずつ取り分けながら根元に塗っていきます。一つのブロックで3〜4回に分けると塗りやすいです。
次に後頭部上、耳前左右の順でヘアカラー剤を同じように塗ります。
すべてのブロックの根元を塗り終えたら、毛先までヘアカラー剤を塗ります。
ラップを巻いて放置
ラップを巻いて記載の時間放置します。
ヘアカラー剤を洗い流す
ヘアカラー剤を流して終了です。
まとめ
セルフリタッチも数回行うとやり方に慣れ、染まり方の検討も付けられるようになります。
美容師さんにコツや自分のカラーに合う市販のカラー剤について聞いてみるのもおすすめです。
美容院でのカラーの間にセルフカラーを挟むことで、きれいな状態をキープできて節約にもつながりますよ。