ヘパリン類似物質配合のHPクリームの効果は？顔に塗っても大丈夫？

こんばんはあやです。
保湿力が抜群で、敏感肌でも安心して使用できると話題になった「ヒルドイド」はみなさんご存知ですよね。しかし、このヒルドイドを美容目的で処方してもらうことが問題視され、最近では病院に行っても簡単に出してもらうことができなくなっています。

そこでヒルドイドと同様の「ヘパリン類似物質」が含まれている保湿剤として、「HPクリーム」が新たに注目されているのです。

今回は、皮膚再生作用も兼ね備えた保湿剤「HPクリーム」の特徴と効果について解説していきたいと思います。
「顔に塗っても大丈夫なのかな？」と不安に感じている方も多いはずなので、その辺りにもバッチリお伝えしていきましょう！

ヘパリン類似物質とは？

ヘパリン類似物質とは、保湿剤に使われる成分のひとつ。主な効果は、血行促進や皮膚の保湿、抗炎症です。皮膚科などを中心に「処方箋医薬品」として出されるものとしては、ヒルドイドが有名でしょう。
また、市販の「一般用医薬品」ではアットノンをはじめとしたジェネリックも存在します。

皮膚の水分保持力を高めながら、肌バリアの機能を改善するなど「皮膚再生作用」も認められている保湿剤として注目を集めている成分です。
最近では、第2類医薬品の「HPクリーム」もヘパリン類似物質配合の保湿剤として高い人気を誇っています。

HPクリームの魅力的な3つの特徴と効果

これまでは皮膚科でヒルドイドを処方してもらっていた女性も、ヘパリン類似物質が含まれている「HPクリーム」に切り替える人が続出中。
そんなHPクリームの魅力的な3つの特徴と効果について解説していきましょう。

【特徴1】ヘパリン類似物質で肌再生を促す

なんといっても、「ヘパリン類似物質」が配合されていることが特徴のひとつ。
乾燥して肌バリアが破壊されたお肌に対し、有効成分が皮膚の内側から作用しながら、皮膚を再生してくれます。

保湿効果が高く、血行促進作用もあるため「皮膚の新陳代謝」をアップして、ダメージを受けたお肌の再生を促進する効果が期待できるのです。
また、ヘパリン類似物質には「抗炎症作用」があるので、乾燥や肌荒れで炎症を起こしてしまったお肌を落ち着かせ、健やかな状態へと導きます。

【特徴2】低刺激・無香料・無着色で肌に優しい

HPクリームは、第2類医薬品に分類されますが、化粧品と同じくらい「使い心地の良さ」にこだわって作られているのが特徴。
塗り薬にありがちな「ベタつく」「伸びが悪い」などの問題点をクリアし、なめらかでサラっとしたテクスチャが女性に好評です。

もちろん、無香料、無着色の「低刺激性」のため、お肌が敏感な女性をはじめ、赤ちゃんやお子様でも安心して使うことができるのも嬉しいポイントでしょう。

【特徴3】ネットやドラッグストアで手軽に購入できる

一時期話題となった「ヒルドイド」は、皮膚科の診察を受けてから医師に処方してもらう必要がありました。しかも、美容目的でヒルドイドの処方箋を書いてもらうのは、厳密には「違法」とされており、問題視されていたのも事実。

しかし、ヘパリン類似物質が含まれている「HPクリーム」はネットやドラッグストアなどで手軽に購入することができます。第二類医薬品に分類されるため、医師の処方箋は一切必要なし。

60g入りで価格は2,494円ですが、Amazonや楽天であれば1,900円前後販売されていることも。通常価格よりもお得に購入できるので、ぜひチェックしてみてください。

HPクリームは顔に塗っても大丈夫なの？

そんなHPクリームですが、顔の保湿剤として塗っても問題ないのでしょうか。
HPクリーム公式の説明書きには、以下のように明記されています。

『顔面の傷、やけどの跡には使用しないでください。乾燥による症状に対して顔面にご使用いただくことに問題はありませんが、目や目の周囲、粘膜（口腔、鼻腔など）へのご使用は避けてください。』

これによると、傷ややけど跡にさえ使用しなければ、普段の乾燥対策、保湿として顔に使用しても大丈夫だといえるでしょう。
実際に、配合成分を調査してみたところ「顔に塗ってトラブルが起きそうな成分」は含まれていませんでした。口コミ評価などを見ても、顔に使っている女性は結構いるようです。成分が優しいので、ぜひ安心して使ってくださいね！