デイリーケアに使えるシートタイプのフェイスパックの選び方

こんにちはあやです。
フェイスパックは、たっぷりの美容成分を含んでいるので、1回の使用で効率的に美容成分を肌に届けられます。
フェイスパックには、シートタイプや洗い流すタイプなどさまざまな種類がありますが、シートタイプは使い方が簡単で、特に人気のある種類です。
毎日のスキンケアに取り入れている人もいれば、特別な日の前や肌を集中的にケアしたい時のスペシャルケアとして使う人もいます。
さまざまなメーカーから多くの商品が発売されていて、商品が多すぎてどれを選べばいいかわからないという人もいるでしょう。自分の肌悩みに合うものを選べば、より効果的にスキンケアができます。
今回の記事では、シートタイプのフェイスパックの選び方を紹介します。

シートタイプのパックは配合されている成分に注目して選ぶ

パックはそれぞれに配合されている美容成分が違います。肌悩みによって効果的な美容成分は異なるので、自分の肌悩みにはどの美容成分が効果的なのか知ることが大切です。

美白ケア

美白ケアをしたい人は、ビタミンC・トラネキサム酸・アルブチン・プラセンタがおすすめです。

ビタミンCは、美白ケアには欠かせない成分です。メラニン色素の生成を抑える働きとメラニン色素を淡色化する効果が期待できます。
しかし、ビタミンCは酸化しやすく安定性が低いので、よりビタミンCの効果を得たいのならビタミンCでもビタミンC誘導体が配合されたものを選びましょう。

ビタミンC誘導体のなかでも水溶性、油溶性、両親媒性があります。

水溶性のビタミンCの誘導体は、成分名ではL‐アスコルビン酸2‐グルコシドやリン酸アスコルビルMgと表記されます。肌に徐々に浸透するので持続性が高いところが特徴です。

油溶性のビタミンC誘導体はテトラ2‐ヘキシルデカン酸アスコルビルやステアリン酸アスコルビルと表記されます。肌なじみが良く、効果に即効性があり、しっとりした使用感が特徴です。

両親媒性のビタミンC誘導体はパルミチン酸アスコルビルリン酸3Na（APPS）と表記されます。水溶性と油溶性の両方の性質をもち、通常のビタミンCの約100倍の浸透力があるとされています。

保湿ケア

保湿ケアしたい人はセラミド、ヒアルロン酸、アミノ酸などがおすすめです。

セラミドとアミノ酸は保湿因子の一つです。セラミドは角層の細胞の隙間を埋める細胞間脂質の主成分で、うるおいを保つだけでなく、乾燥や外部の刺激から肌を守る効果が期待できます。

アミノ酸は天然保湿因子の主成分で、水分を保つ働きがあります。

肌荒れ・ニキビケア

肌荒れやニキビケアしたい人はグリチルリチン酸ジカリウム、サリチル酸、CICAがおすすめです。

グリチルリチン酸ジカリウムは、肌荒れ防止有効成分として承認を受けている成分です。

サリチル酸は、ピーリング効果があり、古い角質を取り除き肌の新陳代謝を高める効果が期待できます。

シートタイプのフェイスパックは個包装と大容量はどちらがいい？

シートタイプのフェイスパックは個包装と大容量の2タイプがあります。

それぞれのメリットとデメリットを紹介します。

個包装のフェイスパック

個包装のフェイスパックのメリットは、使う直前に開封するので衛生的に使えるところや気分や肌の状態に合わせて違うフェイスパックを使えるところです。デメリットは、値段が高い傾向があることです。

大容量のフェイスパック

大容量のフェイスパックメリットは、コスパがよく毎日使えるところです。デメリットは一つの袋にフェイスパックがまとめて入っているので、取り出すときにシートに触れ雑菌が繁殖したり、開封後時間が経つとシートが乾燥して使えなくなったりすることがあるところです。

個包装と大容量、それぞれにおすすめなのはこんな人

個包装のフェイスパックがおすすめなのは週1〜２回の使用の人や衛生面が気になる人で、大容量のフェイスパックがおすすめ人は、毎日使用する人やコスパを重視する人です。

商品により一つの袋に入っている枚数や包装の形状は異なります。いろいろなタイプを使ってみて自分に合うものを探してみてください。

シートタイプのフェイスパックの使い方

シートタイプのフェイスパックの効果を得るには正しく使うことが大切です。

使うタイミング

シートタイプのフェイスパックを使用するタイミングは洗顔後です。朝、晩どちらでも使用できますが、入浴後は毛穴が開き、肌が柔らかくなっているので、美容成分が浸透しやすい傾向があるので、どちらかと言えば夜の使用がおすすめです。
朝、フェイスパックを使用すると、肌がうるおった状態でメイクができるので、メイク乗りがよくなり、崩れにくくなります。