こんばんはあやです。
多くの栄養素が含まれていて美容や健康に効果的と言われているスーパーフード。チアシードやアサイー、キヌアなど色々なものがありますね。スーパーフードと呼ばれる食材には複数あり、それぞれに美容効果が高いもの、ダイエット効果があるものなど期待できる効果も様々です。なので、流行りのスーパーフードだからと取り入れても望むような効果が得られないこともあります。ここでは、スーパーフードにはどのようなものがあるのかや選び方のポイントについてまとめました。
そもそもスーパーフードって何?
栄養価の高い食材はたくさんありますが、どれもがスーパーフードと言えるわけではありません。日本にも納豆や玄米、ひじきなど栄養価の高い食材はありますが、それらはスーパーフードとは言いません。なぜかスーパーフードと呼ばれるのは日本人には馴染みのない食材ばかりですね。
それはなぜなのか調べてみると、スーパーフードと呼ばれるためには定義と基準が定められていることがわかりました。
スーパーフードの定義
栄養バランスに優れ、一般的な食品より栄養価が高い食品であること。
あるいは、ある一部の栄養・健康成分が突出して多く含まれる食品であること。
一般的な食品とサプリメントの中間にくるような存在で、料理の食材としての用途と健康食品としての用途をあわせもつ。
スーパーフードの基準
スーパーフードの発祥の地アメリカで、一般的に「スーパーフード」として認知・評価されている食品であること。
「食歴」が長く、何世紀にもわたって人々の健康に寄与してきた食品であること。それにより、人体に及ぼす可能性がある、あらゆる問題が解明されており、その安全性に不安をもって食することがなく信頼がおけるもの。
一般社団法人スーパーフード協会より引用
スーパーフードにはどんなものがあるの?
スーパーフードは常に進化しているので、新しいものが加わっていきます。2018年5月の時点で一般社団法人スーパーフード協会によって選定されているスーパーフードは、44種類ありました。
その中でも、最もスーパーフード協会がとくに重要と考えて、優先的に国内で推奨するスーパーフードのことをプライマリースーパーフード10として選定されています。
・スピルリナ
・マカ
・クコの実(ゴジベリー)
・カカオ
・チアシード
・ココナッツ
・アサイー
・カムカム
・ブロッコリースーパースプラウト
・麻の実(ヘンプ)
それぞれに含まれる栄養素は違いますが、どれも栄養価が高いものです。スーパーフードを試してみたいという人はこの中から選んでみるといいですね。
例えば、スピルリナならタンパク質が豊富で、必須アミノ酸を多く含んでいます。その他にもビタミンやミネラル、不飽和脂肪酸など50種類以上の栄養素が含まれていて、美肌、美髪、ダイエット、疲労回復に効果的です。
マカは、鉄分やカルシウムなど女性に不足しがちなミネラル類が豊富です。
クコの実は、中国では古くから漢方として使われていました。ビタミン、ミネラル、βカロチンが豊富で、アンチエイジング効果が期待できます。
カカオ
苦味成分テオブロミンはリラックス効果や集中力を高める効果があります。
チアシード
浸水させると10倍に膨らんで種子の周りにゼリー状の膜を張ります。これはグルコマンナンという食物繊維でダイエットに効果的です。
ココナッツ
ココナッツはパウダーやミルク、液体と3種類の形があるため、そのまま飲んだり、お菓子や料理、飲み物に混ぜるなど様々な方法で食べることができます。カリウムを多く含んでいます。
アサイー
濃い紫色が特徴的です。この濃い紫色にはアントシアンが豊富に含まれているので抗酸化作用が高く、アンチエイジングに効果的です。
カムカム
ビタミンCが豊富に含まれています。美肌効果はもちろん、美白にも効果的です。またストレスや風邪予防などの体調管理にもおすすめです。
ブロッコリースーパースプラウト
ブロッコリーの新芽です。ブロッコリーも栄養が豊富ですが、スプラウトはそれの5〜20倍も栄養価が豊富とされています。抗酸化作用と肝機能を向上させる効果が高く、ダイエットにも効果的とされています。
麻の実(ヘンプ)
αリノレイン酸が豊富に含まれているので、血中の悪玉コレステロールを減少させて善玉コレステロールに変換させる働きをします。血流改善やアレルギーの軽減にも効果的です。
選び方のポイントは?
スーパーフードは日本のスーパーではあまり見かけません。海外から輸入されることが多いので、購入するときにはその安全性を確認することが大切です。
美容や健康のことを考えるなら、化学肥料や農薬が使われていないオーガニックのものを選ぶようにしましょう。
アメリカの農務省のマークが付いていればオーガニックの証拠になります。
また成分表示の確認も大切です。
添加物が入っていないことはもちろんですが、砂糖など甘味料にも注意しましょう。
まとめ
栄養価が豊富ならなんでもスーパーフードと呼べるわけではなかったんですね。どれも栄養価が高いので、美容や健康に関心のある方は是非試してみてくださいね。