こんにちはあやです。
お風呂はホッと一息つける癒しの時間です。暖かいお風呂に浸かって体を芯から温めることで血行やリンパの流れも良くなりますし、筋肉がほぐれて肩こりや首のコリの予防にも繋がります。そんなお風呂にアロマオイルを加えると、香りの効果でさらにリラックス効果が高まります。ストレス解消や安眠効果も期待できますし、アロマオイルによっては美肌に効果のあるものもあるんですよ。ここではアロマバスの正しいやり方や香りによる効果の違いについてまとめました。
アロマオイルとは
アロマオイルやアロマセラピーという言葉は聞いたことがあると思います。でも興味はあってもなんだか難しそうと挑戦してみたことがない人も多いと思います。
でもポイントさえ押さえればとても簡単です。まずはアロマオイルについて簡単にご説明します。
アロマオイルは、植物の葉や花、果物の果皮から抽出された揮発性のオイルのことです。抽出する植物によって香りが違うので、それぞれに得られる効果が違います。
アロマオイルを使うときに注意したいのが、純度が100%のものを使うことです。香料で香りづけされているものではアロマセラピー本来の香りの効能は得られません。
ちなみに日本にはアロマに関して決まりがないため、「アロマオイル」という呼び方だと、純度が100%でないものや香料を使ったもの、フレグランスオイルなども意味します。
天然成分100%で作られているものはエッセンシャルオイルや精油と呼ばれるものです。
購入するときには、必ず香料が含まれていないこと、エッセンシャルオイルや精油という表示があることを確認してから購入しましょう。
お風呂に入れるときはどうする?
アロマオイルは花や葉、果皮から抽出した揮発性のオイルです。とても濃度が濃いので肌に直接触れることは禁忌とされています。
例えばラベンダーの場合には1kgで6〜8ml程度しか抽出できないほど濃縮されています。
そのため肌に触れるときには濃度は1%以下にする必要があります。
アロマオイルによって香りや刺激の強さは違いますが、お風呂に入れるときには5滴以下が目安です。
そして、お風呂に直接垂らすのはやめましょう。オイルなので水とは混ざり合いません。お風呂に直接垂らすと、表面にアロマオイルが浮いている状態になり、入浴するときに高い濃度のオイルが肌に触れてしまうことになります。
そのため、お風呂に入れるためにはキャリアオイルやバスソルト、グリセリンなど希釈するものを使用します。
① キャリアオイル
キャリアオイルはアロマセラピーでも使用される植物油のことです。アロマバスに使用するときには、10mlほど使用します。そこにアロマオイルを5滴以下で加えて混ぜ合わせてから浴槽に入れます。
キャリアオイルも植物油なので物によっては香りの強いものもあります。アロマの香りを楽しみたいときにはクセのない物が良いので、スイートアーモンドオイルやホホバオイル、グレープシードオイルなどがおすすめです。
② バスソルト
アロマバスソルトを作ることも可能です。バスソルト大さじ1〜2にアロマオイルを5滴以下で加えます。混ぜ合わせてから浴槽に入れましょう。
ソルトは血行を促進して発汗を促す効果もあるので、冷え性の方におすすめです。
③ グリセリン
グリセリンはスキンケア商品にも使われている保湿成分です。10ml程度にアロマオイル5滴以下を加えて混ぜ合わせてから浴槽に入れましょう。
グリセリン自体は無臭なのでアロマオイルの香りを邪魔することがありません。
効能別おすすめのアロマオイル
アロマオイルは香りによって効能が異なります。また親しみやすい香りやクセの強いもの、肌への刺激が強いものもあるのでここでは初心者の方でも使いやすいアロマオイルをご紹介します。
ラベンダー
アロマオイルの中でも世界的に最も使われているのがラベンダーです。ラベンダーの花と茎の部分から抽出されるので、フローラルな香りと爽やかなグリーンの香りが混ざっていて、とても親しみやすい香りです。
また、アロマオイルの中でも最も多くの効能が認められているのもラベンダーです。自律神経を整える作用があります。そのため、ストレス解消や安眠、リラックス効果が期待できます。偏頭痛や生理痛にも効果的です。また抗炎症作用があるので、肌荒れやニキビの予防にもおすすめです。
ゼラニウム
ゼラニウムは甘い花の香りで女性に人気のある香りです。PMSや更年期など女性特有のホルモンバランスの乱れからくる不調を整えてくれる働きをします。また、皮脂分泌をコントロールする働きがあり、乾燥肌から脂性肌まで全ての肌質に効果があるとされています。
フランキンセンス
祭壇や寺院でも使われていた薫香の香りです。どこか懐かしいような心が落ち着く香りがします。
美肌効果が高く乾燥肌やアンチエイジングに効果的とされています。
そのほかおすすめの香りは
そのほかにおすすめの香り
リラックス効果、イランイラン、カモミールローマンなど
安眠効果、ネロリ、マジョラムなど
リフレッシュ、オレンジスイート、ティートゥリーなど
ホルモンバランス、ローズ、クラリセージなど
アロマバスでは避けたい香りは?
アロマオイルには刺激が強いので直接肌に触れない方が良いものがあります。
例えばフェンネル、タイム、クローブ、レモングラス、ペパーミントなどがそれになります。
また、グレープフルーツやレモン、オレンジなど柑橘系のアロマオイルには光毒性といっても、皮膚に付いたまま紫外線を浴びるとシミの原因になってしまう成分が入っています。
柑橘系のアロマオイルは皮膚への刺激が強いものも多いのでアロマバスでは避けた方が良いでしょう。
まとめ
普段の入浴にアロマオイルを加えるといつものお風呂がちょっとリッチな雰囲気に変わります。リラックス効果や美肌効果もあるのでぜひ試してみてくださいね。