こんにちはあやです。
髪のパサつきが気になる方は、シャンプーの前にトリートメントをするリバースケアがおすすめです。シャンプーの前にトリートメントを行うケアはリバースケアと呼ばれ、今注目されているヘアケア方法です。
今回は、リバースケアの効果ややり方について解説します。
リバースケアは順番を変えるヘアケア方法
従来のヘアケアは、ブラッシング→予洗い→シャンプー→トリートメントの順で行うのが一般的です。髪の汚れを落としてから髪にうるおいを与えるというイメージです。
リバースケアは、ブラッシング→トリートメント→シャンプー→トリートメントの順で行います。
シャンプー前に髪に油分を与えることで、洗髪時の摩擦を防ぎダメージを防げるため、ダメージが気になる方、髪のパサつきが気になる方、ツヤを出したい方におすすめのヘアケア方法です。
リバースケアの効果
リバースケアに期待できる効果を紹介します。
シャンプーによるダメージを防ぐ
髪は湯で濡れるとキューティクルが開き、ダメージを受けやすい状態になります。
そのため、シャンプーの洗浄力により髪内部の栄養が流れ出たり、髪同士が擦れたりすることでダメージを与え、パサつきやキシキシ感の原因になることがあります。
リバースケアはシャンプー前に髪をトリートメントで保護してシャンプーの摩擦によるダメージを防ぐ効果が期待できます。
ダメージケア
シャンプー前にトリートメントをすることで、効率的に髪に栄養を浸透させられます。
栄養を浸透させ、シャンプーによるダメージも防ぐため、ダメージケアに効果が期待できます。
うねりやボリュームを抑える
髪がうねったりボリュームが出たりする原因は、ダメージや乾燥です。
トリートメントを先にすることで髪に栄養を与え、うるおいをキープできるため、うねりやボリュームを抑える効果が期待できます。
うねりやボリュームが気になる方は、トリートメント前にヘアオイルを使うのもおすすめです。髪に油分を与えることで補修効果が高まります。
汚れを落としやすい
トリートメントを先にすることで、髪に付いたスタイリング剤や皮脂など油分が浮き上がります。浮き上がった汚れは、簡単に洗い流せるため、シャンプーを先にするよりも汚れを落としやすくなります。
ヘアカラーの色落ちを軽減する
シャンプーは洗浄力が強いので、ヘアカラーの色落ちの原因にもなります。トリートメントで保護してからシャンプーすることで、色落ちを軽減し、色持ちを良くする効果が期待できます。
リバースケアの方法
リバースケアの方法を解説します。
ブラッシング
ブラッシングをします。シャンプー前のブラッシングで髪に付着したホコリや汚れを落とし、トリートメントをなじませやすくなります。
ブラッシングによる刺激も髪にダメージを与える原因になるので、もつれているところを無理に引っ張ったり、ブラシを勢いよく動かしたりせず、毛先・中間・根元と段階に分けて優しくブラッシングしてください。
ヘアオイルを付ける
ダメージが気になる方や補修効果を高めたい方は、トリートメントを付ける前にヘアオイルをなじませてください。
ヘアオイルには保湿やツヤ出し効果が期待できます。
適量を手に取ったら両手をこすり合わせて手のひら全体に広げたあと、中間から毛先に向かって塗り込むようになじませます。頭皮には付けないようにしましょう。
オイルが浸透するまで10〜20分置きます。
トリートメントを付ける
オイルの上からトリートメントを付けます。髪の中間から毛先に向かってなじませてください。目の粗いコームを使うと髪にまんべんなくトリートメントがなじませられます。
オイルを使わないときは、髪を予洗いしてからトリートメントをなじませます。
洗い流す
完全にトリートメントを洗い流しては、シャンプーの摩擦を抑えられなくなります。
頭皮をしっかりと濡らすようなイメージで2〜3分を目安にサッと洗い流してください。髪にぬめりが残っていても構いません。
シャンプーする
シャンプーは頭皮の汚れを落とすのが目的なので、頭皮を洗うイメージで指をジグザグに動かしながらまんべんなく洗います。
洗い流す
シャンプーが残らないようしっかりと洗い流します。
トリートメント
トリートメントをなじませ5〜10分置いて洗い流します。
リバースケアの注意点
リバースケアは、髪のパサつきやダメージが気になる人におすすめです。乾燥による髪の広がりにも効果が期待できます。
リバースケアは毎日行うとベタつきやボリュームダウンの原因になることがあります。週1〜2回を目安に髪の状態を確認しながら、髪質に合う頻度をさがしてみてください。
まとめ
リバースケアは髪にうるおいを与え、シャンプーによるダメージを防ぐ効果が期待できます。通常のシャンプーと順番を変えるだけでできるので、パサつきが気になる方はぜひ試してみてください。