こんにちはあやです。
メイクを落とす時間は人によって違います。
帰宅後とりあえずメイクを落とすという人もいれば、メイクを落とすのは入浴するときの人もいますよね。
入浴するときと言っても、入浴前に洗面所で落としたり、入浴してすぐに落としたり、入浴後に落としたりとさまざまです。
「どのタイミングが肌にとって1番良いのかな?」と思うかもしれませんが、実はメイクを落とすタイミングには正解がありません。
落とさずに寝るのはNGですが、きれいに落とせば自分の都合の良いタイミングでOKなんです。
ここでは、それぞれのメイクを落とすタイミングのメリットとデメリットをまとめました。
汚れもクレンジングも肌の負担になる
外出すると空気中のチリやホコリ、花粉などの汚れが肌に付きます。汗や皮脂も時間が経つと酸化して、肌に刺激を与える可能性があるものに変化しますし、肌をきれいに見せるためのメイクも肌にとっては負担になっています。
でも、帰宅してメイクが必要なくなったら、いち早くメイクを落とせば肌の負担が軽減できるのかと言えば、そういうわけでもないんです。
メイクを落とすためのクレンジングや洗顔も、正しい方法で行わないと肌の負担になってしまいます。
帰宅後すぐにメイクを落とすメリットとデメリット
外出すると、空気中に舞っているチリやホコリ、花粉など肌の刺激になる物質が飛散しています。
また、メイクや皮脂など油性の汚れは時間の経過とともに酸化して、過酸化脂質という物質に変化します。これらは肌トラブルやくすみの原因になるので、帰宅後すぐにクレンジングする事で、肌の刺激になる汚れを落とせるのが、帰宅後すぐにクレンジングをするメリットです。
でも、帰宅する時間や、入浴する時間によってはデメリットになることがあります。
朝メイクをして午前中に用事を済ませ、お昼にメイクを落とすのなら良いのですが、夕方帰宅してすぐにメイクを落としたとしても、お風呂の時間が1〜2時間後に来るのであれば、それほど時間が開きません。
汚れも肌トラブルの原因になりますが、クレンジングや洗顔もやり過ぎると肌に必要な油分まで洗い流してしまい、乾燥など肌トラブルの原因になってしまいます。
入浴まであまり時間が開かない帰宅後すぐにクレンジングをしない方が肌に良い場合があります。
帰宅後すぐにメイクを落とすときのポイント
帰宅後すぐにメイクを落としたいときには、ホットタオルで温めてからクレンジングをするのがおすすめです。
特に気温の低い冬場は、毛穴がキュッと閉じているので、洗い流すだけではメイク汚れが落ちません。ホットタオルは水で濡らしたタオルを固く絞って、電子レンジで1分ほど温めたものを使います。熱すぎるとやけどをしてしまう可能性があるので注意してくださいね。
ホットタオルは1分程度顔に当ててからクレンジングをします。
水では油性の汚れは落としにくいので、夏でもぬるま湯で洗うことが大切です。
また、1日に何度もクレンジングや洗顔を行うのも肌にとっては負担になります。帰宅後すぐにメイクを落とす場合にはクレンジングだけにして洗顔は入浴時にしましょう。
クレンジング後は乾燥を防ぐためにすぐに化粧水やクリームで保湿してください。
入浴時にクレンジングをするメリットとデメリット
入浴時にメイクを落とすメリットは、体を温められるので、毛穴が開き汚れを落としやすくなることや、シャンプーや体を洗うのと同時にできるので手軽です。
1番最後にクレンジングをすることで、ニキビなどの原因になるシャンプーやトリートメントの流しの残りも落とせます。
ただ、クレンジング剤によっては、濡れた状態で使うと効果が落ちてしまったり、クレンジング後にゆっくりと湯船に浸かることで、肌の乾燥をすすめてしまったりするデメリットもあります。
入浴時にクレンジングをするポイント
入浴時にクレンジングをするポイントは、クレンジング剤の選び方です。
オイルクレンジングやジェルクレンジング、クレンジングバームなどは、濡れた手で使えないものが多いです。
濡れた手で使えないものは入浴前に使用するか、クレンジングの前にタオルで水気をよく拭き取ってから行う必要があります。
また、体を流すときの40度以上のシャワーでクレンジングをするのは、必要な皮脂まで洗い流してしまい、乾燥を進める原因になります。クレンジングをするときには36度までのぬるま湯で行うようにしましょう。
シャワーを直接当てるのも水圧が刺激になってしまうので、洗面器に溜めたぬるま湯で洗うようにしたいですね。
自分に合うクレンジングのタイミングを探そう
肌トラブルを起こさず美肌をキープするためには、スキンケアだけでなく、クレンジングをするタイミングや方法も重要です。
自分の生活スタイルや、予定に合わせてベストなクレンジングタイムを見つけてくださいね。
クレンジング後は乾燥しやすいので、スキンケアもお忘れなく!