こんにちはあやです。
「ずっとネイルをしていると、爪が呼吸できなくなる」なんて話を聞いたことがある方も多いでしょう。しかし、爪は実際に呼吸をしているわけではありません。
とはいえ、定期的な休息は必要!
ネイルやジェルを続けていると、爪がもろくなったり、乾燥、変色などのトラブルに見舞われることも多くなります。
そこで今回は、キレイなネイルをキープするために欠かせない「爪の休息」について、その期間や休ませるべき症状について、わかりやすく解説していきますね!
爪が休息を必要としているサイン・症状
「定期的に爪を休ませた方がいい」といわれても、具体的な症状が出なければネイルをしていたい女性も多いでしょう。
また「どんな状態になったら休息が必要なの?」といった疑問をお持ちの方もいるはず。
そこで、爪を休ませてあげるべき5つのサインをご紹介していきたいと思います。
【サイン1】爪の変色がある
ジェルネイルを落とした後や、除光液を使用した後に爪の変色がある場合は、自爪がかなり乾燥しているかも!
多く見られるのは、「白く濁ってしまう」「白いスジが出てしまう」といった症状。
これは、単純に爪が乾燥しているだけなので、しばらくネイルをお休みしてネイルオイルやハンドネイルクリームなどで保湿を徹底してあげましょう。
また、爪が緑色になっている場合には、ただの乾燥やダメージではありません。
これは、「グリーンネイル」と呼ばれているもので、爪にカビが生えている状態!
一刻も早く対処しないといけません。
まずは、ネイルをお休みして爪についたカビ部分をヤスリなどで削り取りましょう。
完全に削ることができないときには、新しい爪が生えてくるまで気長に待つしかないのですが、その間にネイルをすると「カビ」を爪とネイルの間に閉じ込めてしまうため、悪化しやすいです。ぜひ、注意してくださいね。
【サイン2】温度に敏感になった
ネイルを落とした後、自爪状態のときに「お湯がやたら熱く感じる」「ベースコートを塗ったときにヒンヤリ感が強くなった」という場合には、爪がダメージを受けて痩せてしまっている可能性が高いです。
その場合には、早急に爪の休息が必要!
「ジェルやマニキュアを塗っていないと、爪が割れてしまいそう」と感じる方も多いかもしれませんが、このままネイルを続けても状態は悪化するばかり。
自爪が健康な状態になるまでは、何も塗らないのがベストです。
【サイン3】爪に凹凸が出ている
爪に凹凸が出てくるのは、乾燥や加齢などが原因になっていることも少なくありません。
しかし、「急にデコボコが気になるようになった」「根元からいびつな形の爪が生えてきている」という場合には、炎症を起こしているケースも多いので注意が必要。
ネイルはすぐに中止し、万が一爪の根元が赤くなっていたり腫れが見られるときには、早めに皮膚科医で相談するようにしてください。
【サイン4】ネイル(ジェル)の持ちが悪くなった
「ネイルが剥がれやすくなった」「ジェルの持ちが悪くなった」「ちょっとしたことで、浮いてしまう」という場合には、自爪が傷んでいる証拠。
爪には保湿剤だけを塗るようにして、しっかりと休ませてあげるようにしましょうね。
【サイン5】欠けやすくなった
「爪が欠けやすくなった」「以前より割れることが増えた」というときにも、爪にダメージが蓄積しているといえます。
原因は、乾燥や爪の痩せなどさまざまな点が考えられますが、ネイルやジェルを継続するのは絶対NG。
「だって、何か塗っていないと本当に欠けちゃうから!」という女性も多いかもしれません。しかし、ここはぐっと我慢して健康な爪が生えてくるまでネイルは禁止にした方が良いでしょう。
ネイルを休む期間はどれくらい?
一般的なマニキュアの場合には、除光液で爪が傷んでいるケースも少なくありません。
この場合には、1週間程度お休みをさせてあげるだけでも、爪の白さや変色が改善されることも。
しかし、ジェルネイルの場合には1週間や1か月程度お休みしたところで全く意味がありません。
爪は死滅細胞(死んだ細胞の集まり)なので、一度大きくダメージを受けてしまうと元通りにはならないのです。
そのため、健康な爪が生えて「完全に生え変わるまでの期間」は、爪をしっかりと休ませるべき。手の爪の場合、人によってバラつきはありますが3~4か月程度は時間がかかると思っていてください。
休んでいる間は、とにかく保湿を徹底的に行うことが大事。
専用のネイルオイルではなくても、ホホバオイルやワセリンなどでも十分に爪を保湿してあげることができるので、ぜひ試してみてくださいね。
まとめ
今回の記事では、キレイなネイルをキープするために「爪を休ませること」の大切さをお話してきました。
爪に休息が必要となるサインは5つご紹介してきましたが、その他にもご自身で「なんか変だな」と感じることがあれば、一旦ネイルは中止して様子を見てみることをオススメします。
異常が出ているのにも関わらず、そのままジェルやネイルを継続してしまうと、将来的にネイルを楽しめない爪になってしまう可能性も!
だからこそ、早めにお休みさせてあげることが重要となってきます。
ぜひ、この機会に自分の爪をしっかりと観察する習慣をつけ、たまには労わってあげてくださいね。