こんにちはあやです。
ストレスは肌荒れやニキビの原因になると言われます。でも、肌とは関係がなさそうな精神的なものがなぜ影響するのか不思議に思いませんか?
今回の記事では、ストレスで肌荒れを引き起こす原因や、ストレスによる肌荒れの症状、効果的なスキンケア方法について紹介します。
慢性的なストレスは自分では気づきにくいものです。もし、スキンケアで改善されない肌荒れや、繰り返す肌荒れに悩んでいるなら、原因はストレスかもしれません。
自分に当てはまることがないか確認してみてください。
ストレスが肌荒れの原因になる理由
ストレスは外部からの刺激により心身に負担がかかり、緊張状態になっている状態のことを言います。
外部からの刺激は、天候や騒音など環境的な要因、睡眠不足や病気など心身的な要因、不安や悩みなど心理的な要因、人間関係や多忙など社会的要因などさまざまです。
ストレスは精神的なものなので肌荒れの直接的な原因にはなりません。ストレスが肌荒れの原因になるのは、自律神経やホルモンバランスを乱れさせるためです。
自律神経の乱れ
自律神経には交感神経と副交換神経がありバランスを保つことで脈拍、体温、臓器の働きなど生命を維持するための機能を調節しています。
ストレスを感じると、自律神経のバランスが乱れ交感神経が優位になり、血管が収縮し血行不良を起こしやすくなります。
血行不良は肌の温度低下やターンオーバーの乱れ、バリア機能の低下につながり、その結果、乾燥、ニキビ、外部の刺激に敏感になるなど肌荒れが起こりやすくなります。
また、自律神経が乱れるとホルモンバランスも崩れます。
ホルモンバランスが崩れ皮脂の分泌が活発になると、毛穴が詰まりやすくなりニキビができやすくなります。
ストレスにより起こる肌荒れ
ストレスにより自律神経やホルモンバランスが乱れると次のような症状が起こります。
・乾燥
・ニキビ
・敏感肌
乾燥
ストレスにより交感神経が優位になると血管が収縮して血行不良を引き起こします。
血行不良はバリア機能を低下させる原因のひとつです。
バリア機能が低下すると、うるおいを維持できなくなり乾燥が進み、粉吹き、赤み、かゆみ、ひりひり感などさまざまな肌トラブルが起こります。
特に、皮脂腺の少ない頬、あご、フェイスラインは乾燥が進みやすい部分です。
ニキビ
ストレスによるホルモンバランスの乱れは男性ホルモンのアンドロゲンの分泌を増やします。
アンドロゲンは皮脂の分泌を増やしたり、角化異常を起こしたりする原因になるので、毛穴詰まりを起こしやすくなり、ニキビができる原因になります。
ストレスによるニキビは、あご、フェイスライン、こめかみに繰り返しできるところが特徴です。
敏感肌
自律神経の乱れはターンオーバーの乱れを引き起こします。
ターンオーバーが乱れ古い角質が蓄積されると、毛穴詰まり、乾燥、バリア機能の低下などさまざまな肌トラブルの原因になり、外的な刺激に敏感な状態になります。
皮脂腺が少なく乾燥しやすい頬やフェイスラインに赤み、ひりひり感、かゆみなどの症状が現れやすくなります。
ストレスによる肌荒れに効果的なスキンケア
ストレスによる肌荒れには丁寧な洗顔、十分な保湿、紫外線対策が重要です。
しかし、精神的なものが影響しているのでスキンケアでは根本的な解決はできません。
ストレスをコントロールする方法を見つけることが大切です。
ここでは、ストレス解消に効果的な方法を紹介します。
睡眠
睡眠不足は自律神経を乱れさせます。心身の疲労も蓄積し、ストレスが溜まりやすくなるので十分に睡眠を取るようにしましょう。
特に22〜翌2時の間は、肌のゴールデンタイムとも呼ばれ、成長ホルモンの分泌が活発になる時間帯です。
美肌作りのためにはこの時間帯に眠っていることが重要です。
また、睡眠は時間だけでなく、質も重要なので、心地よい睡眠ができるよう就寝前に入浴して体を温めたり、アロマオイルでリラックスして入眠しやすい状態にしたりするのもおすすめです。
適度な運動
適度な運動はストレスを解消するホルモンが分泌されると言われています。
ウォーキングやストレッチなど無理なくできることから始めてみましょう。
ひどい肌荒れが起きているときは皮膚科を受診
赤みやひりひり感、炎症などひどい肌荒れはセルフスキンケアでは改善が難しい場合があります。
放置すると肌荒れが進むこともあるので、肌荒れがひどいときは皮膚科を受診しましょう。
まとめ
ストレスは自律神経やホルモンバランスを乱れさせ、肌荒れを引き起こしやすくさせます。
ストレスによる肌荒れは頬やフェイスラインの乾燥、あごやこめかみのニキビなどが特徴です。
社会生活をする上で、ストレスなく暮らすことは不可能です。ストレスとうまく付き合う方法を見つけてきれいな肌を目指しましょう。