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どうしてかかとがガサガサになるの?改善する方法は?

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こんにちはあやです。
ガサガサかかとに悩む女性は多いですよね。かかとがガサガサになってしまうと、ストッキングを履いた時に引っかかって伝線させてしまう。靴下を履いてもガサガサするのが気になる。サンダルを履いた時にかかとが見えるのが恥ずかしくて素足になれない。割れて血が滲み痛む。などなど悩みは尽きません。普段あまり目につかない場所だからこそ、ケアを怠りがちになり、ますます進行してしまうガサガサ。かかとは本当は普段からケアをしてあげることが大切な場所です。ここではかかとがガサガサになってしまう原因や対処法についてまとめました。

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かかとがガサガサになってしまう原因

ガサガサかかとは「角化症」と呼ばれます。少しカサつく程度の症状から、ひび割れて血が滲み歩くのも困難になるほどひどい症状まで程度は人によって様々です。角化症になってしまう原因は、主に4つ。「外部刺激」「乾燥」「加齢」「雑菌」です。

① 外部刺激

足の裏は立ったり歩いたりする時に、全体重がかかる場所です。歩いている時には靴下や靴との摩擦も起こるため、一日を通して多くの刺激を受けています。そのため、かかとは、外部の刺激から守るために皮膚を厚くします。それが角質化してしまう原因です。また、サンダルなど素足になることが多い夏は、靴下を履かないことで、足裏へダイレクトに刺激を与えてしまいます。さらに紫外線の影響もあり、角化症を進行させやすくなってしまいます。

② 乾燥

かかとには皮脂腺がありません。そのため、乾燥していても皮脂を分泌して保護することができません。全身の中でも乾燥しやすい場所なのです。乾燥して水分不足になり、細胞間に十分な水分が行き渡らなくなってしまうと皮膚の生まれ変わるターンオーバーが乱れてしまいます。そして古い角質が剥がれ落ちず、蓄積されることで角化症が進んでしまいます。乾燥による角化症は、空気が乾燥する冬場に起こりやすい原因でしたが、最近はエアコンの普及により、夏場でも乾燥による角化症は起こります。そして乾燥した肌は外部の刺激も受けやすく敏感な状態になっています。そのため乾燥と外部刺激の作用でさらに角質化を進めてしまいます。

③ 加齢

加齢もかかとのガサガサの原因になります。かかとへの長年の負担もありますし、年齢が上がるとターンオーバーの期間が長くなり、古い角質が剥がれ落ちず、肌の再生も鈍って角質化して残りやすくなります。古い角質がたまってしまうと、そこには水分が行き渡らないため、さらに乾燥して角化症を進行させてしまいます。

④ 雑菌

かかとがガサガサになってしまう原因は雑菌によるものの場合もあります。靴下や靴の中は群れやすく雑菌が繁殖しやすい場所です。かかとが硬くなり白く粉を吹いているようなら雑菌の可能性があります。白癬菌という水虫の原因になる雑菌の場合が多いようです。水虫といえばかゆみがありそうですが、指の水虫とは異なり、かかとの水虫にかゆみはありません。そのため雑菌によるものと気付きにくいのですが、放置していると指や爪にも感染し、水虫の症状が起こる可能性もあります。また雑菌によるものの場合には、においがキツくなることもあります。

ガサガサかかとを予防する方法

ガサガサかかとになってしまう主な原因は、外部刺激と乾燥です。そのため予防するためには、これらの原因を予防する対策を取ることが大切です。

① 外部刺激を防ぐ

足の裏は全体重がかかる場所なので、想像以上に負担がかかっています。足への負担をできるだけ軽減させるためには、いくつかのポイントがあります。まず素足はNG。素足だと歩いた時の靴との摩擦や刺激がダイレクトに足裏へ伝わってしまいます。そのため、靴下を履くことが大切です。また、クッション性の低い靴も足裏への刺激が強くなってしまうので、中敷きを敷くなどして対応しましょう。ヒールの高いパンプスやサイズの合わない靴も負担になります。

② 保湿

かかとには皮脂腺がないため、乾燥しやすい場所です。お風呂上がりには顔には化粧水や乳液をつけて保湿をする人がほとんどだと思いますが、かかとも同じように保湿してあげることが大切な場所です。クリームはボディクリームやハンドクリームでも良いですが、ガサガサがひどい時にはワセリンなど保湿効果が高いものがおすすめです。より保湿効果を高めるなら、クリームを塗った後、15分ほどラップを巻くのが効果的です。クリームが皮膚に浸透しややすくなります。クリームを塗った後は滑りやすくなるので、転倒しないように注意してくださいね。

③ 古い角質を落とす

かかとに硬い角質が積み重なってしまっている場合には、その上から保湿してもなかなか保湿成分が浸透せず効果が得られにくいものです。そのため、溜まってしまった古い角質は取り除いてあげる必要があります。ただ、角質は取りすぎると逆に角質を厚くしようとしてしまったり、ターンオーバーを乱れさせたり、肌トラブルの原因になってしまう可能性があるため、やりすぎは禁物です。
古い角質を落とす方法は、ヤスリで削る、スクラブで磨く、薬剤で剥がすの3つです。

④ 皮膚科を受診する

角質のケアをしっかりしてもかかとのガサガサが改善されない場合には、雑菌が原因の可能性が高いので皮膚科を受診する必要があります。かかとのガサガサの場合には雑菌が原因の場合でもかゆみを伴わないことが多いため、素人では判断が難しいものです。雑菌が皮膚の内部深くまで広がってしまうと治療にも時間がかかります。できるだけ早めに受診して適切な処置をしてもらう必要があります。

ガサガサかかとは放っておいて治るものではありません。しっかりと保湿をして正しいケアをしてあげないとどんどん進行してしまいます。日々のケアを大切にしたいですね。