こんにちはあやです。
『スキンケアをがんばってもなかなか効果が感じられない』『たくさん保湿しているのに乾燥が気になる』という人はいませんか?
美肌を作るためには、スキンケアで肌に良い成分を補給することが大切ですが、それよりも大切なのが『洗顔』です。
クレンジングや洗顔で肌の汚れを落とすことは美肌作りの基本。でも、汚れを徹底的に落とそうとしてゴシゴシ洗ったり、自分にとって洗浄力が強すぎるものを使っていると、洗顔が肌の刺激になってしまうことがあります。
毎日行う洗顔が肌の負担になっていては、どんなに良いスキンケアを使っていても十分な効果は発揮できません。
今回は、肌の負担にならずに汚れは落とせる『押し洗顔』についてまとめました。
押し洗顔とは?
押し洗顔はたっぷりの弾力のある泡で擦らず押すようにして洗う洗顔方法です。
『泡で押すようにするだけで汚れが落とせるの?』と思う人もいるかもしれませんね。でも洗顔料は汚れに馴染んで浮かせる効果があり、それを水で洗い流すことで肌の汚れを取り除くものです。
手のひらや指の腹でゴシゴシするほうが汚れが落ちそうと思うかもしれませんが、実はこれは肌に摩擦によるダメージを与えてしまいます。
また、汚れだけでなく肌に必要な皮脂まで洗い流してしまうので、乾燥を進めてしまうこともあります。
私もずっと乾燥肌で悩んでいたのですが、押し洗顔に変えてからすぐに洗顔後のつっぱりを感じにくくなり、2週間が過ぎるころには日中の乾燥も感じることが少なくなったので洗顔の仕方がとても大切だということを実感しました。
押し洗顔には乾燥以外にもメリットがあります。
肌への負担が減らせる
押し洗顔の1番のメリットは肌への負担を減らせることです。手で肌を擦る洗いは肌への摩擦になり、肌を保護するために必要な皮脂まで洗い流してしまいます。そうすると、バリア機能が低下して、乾燥、肌荒れ、ゴワゴワなどを引き起こしやすくなります。
シミやくすみを防げる
しっかり洗うほうがシミやくすみを防げそうに思うかもしれませんが、シミやくすみは肌が摩擦によりダメージを受けることで生成されたメラニンが原因でできてしまうことがあります。
押し洗顔で肌への摩擦をなくせば、ダメージによるシミやくすみは作られにくくなります。
毛穴の汚れまで落とせる
洗顔料をしっかりと泡立ててできる濃密でキメの細かい泡には汚れと乳化して浮き上がらせる働きがあります。
手や指では毛穴の中の汚れには届きませんが、泡なら毛穴の中の汚れまで届くのですっきりと洗い流せます。
そのためゴシゴシと擦るよりもふわふわの泡を馴染ませるほうが、肌の汚れは落としやすくなります。
押し洗顔の方法
①濃密な泡を作る
押し洗顔で大切なのは弾力のある濃密な泡を作ることです。泡立てネットを使ってしっかりと泡立てます。手のひらに乗せて逆さまにしても落ちないくらい濃密な泡が理想です。
②泡で押すように洗う
両手に泡を乗せたら泡を押し当てるようにして洗います。このとき手や指の感触が感じられるとNGです。クッションのようにフワフワと泡で押します。
手を上下や横に動かしたり、くるくる回すのもNG。フワフワと押し当てながら頬、おでこ、あご、目の周り、フェイスラインと移動させます。
押し当てる時間は1分以内です。泡を乗せている時間が長くなると必要な皮脂まで洗い流してしまいます。
③ぬるま湯で洗い流す
洗顔するときのぬるま湯の温度は32〜35度が目安です。冷水も刺激になりますが、熱い湯は刺激と同時に肌の乾燥を進めてしまいます。
温かくも冷たくもない温度がちょうど良い温度です。
流すときにはパシャパシャと勢いよくかけたり、お湯をすくった手のひらで擦るのはNGです。
お湯を手のひらにすくったら、顔に当てるようにして、何度も繰り返します。生え際やフェイスラインは、顔を横に向けると流しやすくなります。
洗顔料の流し残しはニキビや肌荒れの原因になるので、しっかり洗い流しましょう。
洗い流しには1〜2分かけます。
④拭き取る
流し終えたら水気を拭き取ります。タオルを顔に当てて押さえるようなイメージで拭き取ります。タオルで擦るのも肌への摩擦になるのでちゅういしてください。
押し洗顔で肌の変化を実感してみて
洗顔は毎日朝と夜行うものなので、それが刺激になっていたらどんなに良いスキンケアを使っていても十分な効果が発揮できません。
肌の汚れはゴシゴシ洗わなくても、洗顔料の働きで落とせます。最初は物足りない感じや汚れが落とせているか不安に思うかもしれませんが、まずは1週間続けてみてください。
きっと肌の変化に気付けると思います。
押し洗顔は濃密でキメの細かい泡を立てることが肝心です。泡を立てるのが苦手な人や面倒と感じる人は泡で出てくるタイプの洗顔料を使うのもおすすめです。
洗顔の時間が短縮できますよ。