こんばんはあやです。
「日焼け止めを塗ると白くなるのがイヤ」
「顔だけ白浮きして不自然に見える」
こんなお悩みありませんか？
日焼け止めでの白浮きは、その配合成分に原因があることがほとんど！
不自然な白さが苦手な方は、日焼け止めを選ぶ際に「成分」を確認する必要があります。
今回は「日焼け止めで白くなる！」と困っている方のために、その白浮きの原因と対策、日焼け止めの選び方をご紹介していきますね。
日焼け止めで白くなる！その原因は紫外線散乱剤
日焼け止めで白くなる原因は、配合されているUVカット成分の「紫外線散乱剤」にあります。
紫外線カットのための成分は大きく分けて2種類。
上記の紫外線散乱剤と、紫外線吸収剤です。
このうち、紫外線散乱剤は「酸化チタン」や「酸化亜鉛」などの無機質成分の粉末が主成分となっています。
光を反射させる作用で白く見える
上で解説した酸化チタンや酸化亜鉛などの粉末は、日焼け止めに配合する前は「白い粉」のような状態。
これらの細かい粉末を日焼け止めに混ぜることによって、紫外線などの光を散乱＆反射し、UVカット効果を発揮するというもの。
ところが、原材料である粉が白っぽいことや、光を反射させる効果が強いことが原因で、白浮きしやすいというデメリットが出てきてしまうのです。
特に、オーガニック系の日焼け止めや、低刺激・敏感肌用の日焼け止めには、この紫外線散乱剤が使用されていることが多いですね。
重いテクスチャで白浮きしやすい
「酸化チタン」や「酸化亜鉛」などの無機質成分の粉末は、言い換えると「ミネラル成分の粉」です。
そのため、紫外線散乱剤が含まれている日焼け止めのテクスチャは、どちらかというと重いタイプが多い印象。
伸びがあまりよくないため、お肌の上でムラになったり厚塗りになることも珍しくありません。
キレイに薄く伸ばせないことで、白浮きして見えやすくなってしまうんですね。
白くならない日焼け止めの選び方
白くならない日焼け止めを使いたい方には、紫外線散乱剤が配合されていない製品を選ぶことをおすすめします。
「でも、紫外線散乱剤が入ってないとUVカットできないんじゃないの？」
このような不安がある方も大丈夫！
紫外線散乱剤の代わりに、紫外線吸収剤が使われている日焼け止めを選びましょう。
選ぶ際には、「紫外線吸収剤不使用」や「ノンケミカル」といった表記がないものをチョイスすること！
紫外線吸収剤は、無色透明の成分。
そのため、肌馴染みが良く、使用感もサラサラしているものが多いです。
お肌のうえでも伸びが良いので、厚塗り感になる心配もありません。
ただし、注意点がひとつ！
それは、紫外線散乱と比較して「紫外線吸収剤」は敏感肌さんには向かない成分ということ。
やや刺激が強いので、肌荒れや異変を感じたらすぐに使用を中止してくださいね。
もちろん、紫外線吸収剤を使っている日焼け止めでも、まったく問題なく使用できる方もいます。
まずは、顔ではなく「腕の内側」などでチェックしてみると良いでしょう。
日焼け止めで白浮きしないための3つの対策
それでは最後に、日焼け止めで白浮きしないための対策を3つご紹介します。
「不自然に白くなるのがイヤ」という方は、ぜひ参考にしてくださいね！
【対策1】紫外線吸収剤を配合した日焼け止めを選ぶ
まずは、前述した通り「紫外線吸収剤」を配合した日焼け止めを選ぶこと。
光の反射や散乱を起こさないため、白さを感じにくいです。
サラサラとしたテクスチャなので、全身にも使いやすいのは嬉しいポイントでしょう。
また、脂性肌さんなど「ベタつく使い心地が苦手」なんて方にもオススメですよ。
【対策2】二度塗り・厚塗りをしない
日焼け止めで白くなってしまう方の多くは、「絶対に焼きたくない」という想いから、塗りすぎや厚塗りをしている傾向があります。
厚塗りは白さがより目立ってしまうため、二度塗りは避けましょう。
「どうしても厚塗りになってしまう」という場合には、化粧下地と日焼け止めを手のひらで混ぜてから使用するのがオススメ！
お肌の上でスルスルと伸ばしやすくなるので、白浮きが軽減されますよ。
【対策3】紫外線散乱剤がナノ化されている製品を選ぶ
お肌が弱くて、紫外線吸収剤を使った日焼け止めを使用できない方も多いでしょう。
そんなときには、ナノ化された紫外線散乱剤を使用した製品を選ぶのもGOOD！
白さの原因となる無機質成分の粉末が、より細かい状態になっているため、肌馴染みや伸びが改善されています。
敏感肌さんで「ナノ化された紫外線散乱剤使用の日焼け止めを使いたい」という場合には、パッケージに「透明タイプ」と書かれたノンケミカル製品を選ぶことをおすすめします。
わからない場合は、ドラッグストアの店員さんに確認してみるのも良いでしょう。
まとめ
今回の記事では「日焼け止めで白くなるのがイヤ」という方に向けて、その厄介な白浮きの原因と効果的な対策についてお話してきました。
日焼け止めで白浮きしてしまうのは、UVカット成分である「紫外線散乱剤」が犯人！
できるだけナチュラルなし仕上がりを求める方には、この紫外線散乱剤が含まれていない日焼け止めを選ぶことをオススメします。
また、塗り方をほんの少し工夫するだけでも、日焼け止め特有の白さを緩和することもできるので、ぜひ試してみてくださいね。
