こんばんはあやです。
近年美容や健康に関心がある方から注目を集めている「コーディアル」。ハーブやフルーツを使って作られるシロップで、使われる素材によって様々な美容健康効果を発揮することができるそうです。ただ体に良いだけでなく、おしゃれでおいしいというところも女性人気が高いポイントです。
ここではコーディアルの効能やおいしい飲み方などをご紹介します。
コーディアルとは?
コーディアルはイギリスを中心にヨーロッパでは、民間療法として1000年も前から飲まれている飲み物です。
かつてはハーブやフルーツをアルコールで漬けて作っていましたが、今はハーブをシロップで煮詰めて作られているため、ノンアルコールになっています。
水や炭酸水、お酒でシロップを希釈して飲みます。
ハーブというと独特の香りや味がするのかな?と思うかもしれませんが、シロップなので甘味があり、フルーツも使われていることで、さわやかで飲みやすく子供から大人まで親しみやすい味をしています。
使われているハーブやフルーツによって風味が違うので好みの物を探してみるのも良いですね。
コーディアルの効能
コーディアルの効能は使われるハーブやフルーツによって変わります。よく使われるハーブはエルダーフラワー、ローズヒップ、ジンジャー、ネトルなどです。
エルダーフラワー
エルダーフラワーは古くから使われている定番のハーブです。薬効効果が強く、甘く華やかな香りがするのが特徴です。
発汗、利尿作用があり、体の毒素の排出に効果的とされています。また、体を温めたり、リラックスさせる効果もあるとされ、インフルエンザや風邪の予防と症状の緩和にも効果があると言われています。
ローズヒップ
ローズヒップは、バラの果実で様々な栄養が豊富に含まれています。女性ホルモンの分泌を促す効果もあり、女性特有の体の不調やイライラなどに効果的と古くから愛用されています。
栄養成分ではビタミンCが特に豊富に含まれていて、その量はレモンの20倍とも言われます。そのため美肌効果や風邪の予防に効果が高く、食物繊維も含まれることから便秘解消や腸内環境を整える効果も期待できます。
また、鉄分はほうれん草の2倍、カルシウムは牛乳の8倍も含まれているそうで、女性に必要な栄養素がしっかり取れるハーブです。
ジンジャー
しょうがは日本でも古くから親しまれている香辛料です。ショウガオールは体を温める効果が高く、冷えの解消に効果的です。
ネトル
ネトルは、ビタミンやミネラルが豊富に含まれています。日本ではあまりメジャーではありませんが、ほのかな甘みとグリーン調の香りがさわやかで、ハーブティー好きに人気のあるハーブです。
冷えの改善、利尿作用、リラックス効果があるとされています。
コーディアルはどこで購入できるの?
コーディアルはまだ店頭で販売されている事は少なく、日本ではAmazonや楽天などネットで購入するのが主流です。
でも、実際にどのようなものなのか、見てみたい人や、試してみたいという人は生活の木に行ってみるのがおすすめです。
生活の木では数種類のコーディアルを取り扱っていて、店頭で試飲ができることがあります。スタッフさんはコーディアルについての知識もあるので、おすすめのコーディアルやそれぞれの特徴などを実際に聞いてみると選ぶときの参考になりますよ。
私も初めて購入したコーディアルは生活の木の商品です。有機マキベリー&カシスがお気に入り。フレッシュでほのかに酸味が感じられるさわやかな味です。
コーディアルの飲み方
コーディアルは濃縮されたシロップなので、希釈して飲みます。
水、白湯、炭酸水、お酒で割るのが一般的です。
ホットで飲むとより体を温める作用がアップして、リラックス効果や安眠効果、代謝アップにつながりますし、炭酸水で飲むとさわやかでリフレッシュできます。
ドリンクとして飲むだけでなく、ヨーグルトやパンケーキにかけたり、焼き菓子をつくる時にシロップとして使うこともできます。
コーディアルは手作りできる
コーディアルは自分の好きなハーブやフルーツを使って手作りすることができます。ヨーロッパでは民間療法として飲まれていたので、それぞれの家庭で作られるのが一般的だったそうですよ。
用意する物
好きなハーブ20〜50g(1種類でも数種類合わせるのも可)
水200g
グラニュー糖(ハチミツ)100g
レモン1個又はクエン酸大さじ1
作り方
水を鍋で沸かしてハーブを入れ3分煮出し、5〜10分蒸らします。
濾した後、グラニュー糖を入れて2/3の量になるくらいまで煮詰めます。
火を止める直前にレモンを入れて混ぜます。
清潔なボトルに移して冷蔵庫で保存します。
冷蔵庫で約1週間保存が可能です。
まとめ
コーディアルはハーブやフルーツの栄養がしっかり取れます。使うハーブによって味が違うので、好みのものを見つけてくださいね。お好きなハーブが見つかったら自分で作ってみるのもおすすめです。10分くらいで簡単に作れますし、濃さ、甘さ、ブレンドなど自由にできるところが魅力です。