こんばんはあやです。
お肌の時計を巻き戻すことができるという、最新若返り治療の「幹細胞治療」は厚生労働省の認可を受けたクリニック・医師しか行うことができません。
そのため、非常に安全性が高く、絶大なアンチエイジング効果も実感できるといいます。
しかし、幹細胞治療という言葉はあまり聞きなじみがないので「本当に安全なの?」「副作用やデメリットはないの?」と不安に感じている方も少なくないでしょう。
そこで今回は、肌再生医療のひとつである「幹細胞治療」について、その安全性と副作用、デメリットについてお話していこうと思います。
これから幹細胞治療を受けようと考えている方の参考になれば嬉しいです。
自分の細胞を注入するから安全・安心
美容における幹細胞治療は、「肌再生医療」や「真皮線維芽細胞注入」と呼ばれています。これらの若返り治療は、自分のお肌から細胞を抽出して培養・増殖させ、再び肌に戻していくものです。
ヒアルロン酸やボトックス注射とは異なり、もともと自分の体内にあった細胞を使って治療をするため、アレルギーや異物反応などのリスクは非常に低いことが特徴。
その安全性の高さが世界的にも認められています。
最近の若返り治療のなかでは、最も安全・安心だといわれている治療法です。
厚生労働省の認可を受けたクリニックのみ治療可能
幹細胞治療など「細胞」を用いて行う肌再生医療は、2014年以降にさまざまな法律が定められました。そのため、治療に関する規制がとても厳しく「どんなクリニックでもできる治療」ではありません。
厚生労働省の正式な認可を受けた医師、クリニックでしか治療を行えないため、ある意味では安全性が保証された治療だともいえるでしょう。全国でも幹細胞治療を受けられるクリニックは限られていますが、その効果はしっかりと国のお墨付きがあると考えられます。
実は、2014年以前は幹細胞治療や肌再生医療についての法律がほとんどなく、無許可で治療を行う医師やクリニックも数多く存在していたんです…。
そのせいで、治療後のトラブルや不適切な高額医療費の請求なども報告されています。
その当時の印象が残っている人からすると、「幹細胞治療は危険だ」といったイメージがあるかもしれませんが、現在受けられるクリニックは全て国の認可済みなので安心してくださいね。
幹細胞治療の副作用やデメリットについて
自分自身の細胞を採取・培養・増殖して移植する「幹細胞治療」は、注入した細胞のせいでアレルギーや異物反応を起こす確率はとても低いと考えられています。
しかし、細胞移植をする際の注射やその他薬物などによって肌トラブルが発生する恐れもあるため、注意深く観察しましょう。
また、幹細胞の採取時や治療直後に、副作用として赤みや腫れ、色素沈着が起こる場合があります。多くの場合には治療から1週間以内には、これらの症状が消えるといわれていますが、体質や体調によっては稀に数週間~数か月も続くことも。
さらに、治療した部位以外にもこれらの副作用が出現するケースも報告されており、注意が必要です。
その他、治療後にお肌の凹凸感やザラつきを感じる場合もあります。通常は、そのまま放置していても数か月程度で元に戻るようですが、気になるときにはクリニックへ報告・相談するようにしましょう。
幹細胞治療での肌再生は、基本的に「半永久的」といわれていますが、同時に本来の老化も進んでいきます。幹細胞の若返り効果と、老化のスピードバランスには個人差があり、持続期間が短い場合や効果があまり感じられないときには、治療回数を増やすことも珍しくありません。
現在の年齢や、加齢による症状の進行具合などをトータルで判断しながら、適切な治療を受けることが大切です。
また、部位によっては肌再生効果が十分に感じられないこともあります。幹細胞治療では、基本的に「皮膚が薄い部位」の方が若返り効果を感じやすいようです。
効果が大きく出た場所には、再び細胞の注入を行うと肌細胞の活性化につながるでしょう。
幹細胞治療での肌再生ができない人は?
幹細胞治療で肌再生を行う際には、採取した細胞を培養して増殖させる必要があります。そのため、細菌やウイルスなどの感染症にかかっている人は、この治療を受けることができません。
培養する際に、幹細胞だけではなく細菌・ウイルスまで増やしてしまう恐れがあるためです。健康的な幹細胞を採取するためにも、治療前の血液検査でしっかりと感染症の有無を調べておく必要があります。
万が一、検査で問題が見つかった場合には抗生物質などの薬物療法によって完治させてから幹細胞治療を受けるようにしてください。
まとめ
今回の記事では、幹細胞治療の安全性を中心に、その副作用やデメリットについて解説してきました。現在ある若返り治療の中でも、幹細胞治療による肌再生は非常に安全だといわれています。
しかし、赤みや腫れ、一過性の色素沈着などが起こることもあるため、治療後には適切な診察を受けるようにしましょう。