こんばんはあやです。
ピザやパスタ、ファーストフードやスイーツなど、高カロリー・高脂質・高糖質の食品を食べ過ぎた翌日。
体重計に乗って、まさかの数字を目の当たりにして驚愕した経験を持つ方も多いでしょう。
でも、明らかにカロリーが高いものを大量に食べていれば「もしかしたら太っちゃうかもしれない…」と多少は覚悟していますよね。
一番怖いのは、カロリー自体はそんなに多く摂っていないのにも関わらず、急激に体重が増えるパターン。特に塩分を多く含む食品をドカ食いした翌日には、ダイエット中にも関わらず1キロ以上も体重が増加して、大ショックを受けることもあります。
でも大丈夫。塩分の過剰摂取で増えた体重は、1～2日でリセットすることが可能なんです。
今回は、私自身の体験談も合わせて「塩分摂り過ぎによる体重増加」をリセットする方法をご紹介していきます。
ダイエット中の方は、ぜひ参考にしてみてくださいね！
ダイエット中の塩分過剰摂取が危険な理由！
もともと塩分の過剰摂取は、私たち人間の身体にとって好ましいことではありません。
特に高血圧が気になる方や腎臓が悪い方の場合には、できるだけ減塩の食生活が推奨されています。
塩分はナトリウムとも呼ばれ、人間の身体が正常に機能するためには必要不可欠なミネラル分です。しかし、塩分過多な食事やお菓子の食べ過ぎによって“体内の塩分濃度”がぐんぐん上昇すると、その濃度を薄めるために身体の中の水分量を増やそうとする働きが起こります。
その結果、高カロリーな食品を食べていないのに「体重が増えちゃった！」ということが発生するのです。
塩分を摂り過ぎて1日で1.2キロ増えた体験談
そんな私自身も、実は塩分の摂り過ぎによって1日で1.2キロも体重が増加した経験があります。しかもダイエット中だったのに…。
はい。心当たりはもちろんあります。
小腹が空いたときに甘いものを食べるのを我慢する代わりに、まいばすけっとの「甘辛するめ」を2袋食べました。甘辛するめの美味しさは、ご存知の方も多いでしょう。めちゃくちゃ美味しいので、おすすめです。
ちなみに1袋あたりのカロリーは59キロカロリーです。少ないですよね！
2袋食べたところで、118キロカロリーにしかならないため、かなり油断していました。
しかし、この甘辛するめ…。塩分が0.6gも入っているのです。
それを寝る前に2つも食べたので、一気に1.2gも摂取したことになります。
厚生労働省が発表している「1日の塩分摂取目安量」は、女性で7g、男性で8gです。
WHO（世界保健機関）では、もっと厳しくて1日5g未満が推奨されています。
1.2gというとそのうちの20％にもなるので、かなりの量ですね。
翌日、体重計に乗って目を疑いました。44.5キロだった体重が45.7キロにまで増えていたんですから…。
増加した体重をリセットする方法
1日で1.2キロも増えてしまった私の体重ですが、なんとその2日後には元通りに戻すことができました。そのときに実践した「体重リセット方法」をご紹介します。
塩分控えめの食事を心がける
まずは、とにかく減塩です。これ以上、体内の水分を蓄えさせないためにも「塩分控えめの食事」を徹底しました。
和食って一見ヘルシーに思えますが、実は結構塩分が多いんですよね。体重リセット時には、洋風のスープなんかがオススメです。
カリウムなどのミネラルを積極的に摂る
野菜や果物に多く含まれている「カリウム」は、体内の塩分・水分バランスを整える効果があります。そのため、リセット時には積極的に摂取するようにしましょう。
私が実際にやったのは、トマトホール缶をベースにコンソメで軽く味付けをした「野菜スープ」です。
キャベツ、セロリ、玉ねぎ、にんじん、もやしなどお好みの野菜をコトコト煮てつくる簡単スープ！たんぱく質補給のために、脂質が少ない鶏胸肉を一緒に入れるとお腹にもたまって一石二鳥ですよ。
有酸素運動を行う
消化器官の働きや代謝を促すために、軽い運動を行うのも良いでしょう。特に激しいスポーツや筋トレをする必要はありません。ウォーキング程度で十分です。
「忙しくて運動する時間なんて無い！」という方は、自宅でできるヨガやストレッチでも構いません。
まとめ
今回の記事では、塩分の過剰摂取で体重が一気に増えてしまったときの「リセット方法」についてご紹介してきました。
私たち人間の身体は、体内の水分バランスを常に一定に保つような機能が備わっています。
そのため、塩分（ナトリウム）が体内に多く入ってくると、水分を蓄えて塩分濃度を少しでも薄めようとする働きが作動するのです。
簡単に言えば、「塩分を摂り過ぎた翌日の体重増加は、ほとんどが水分」ということ。
むくみ改善効果のあるカリウムをしっかり摂取し、尿として排出してしまえば体重は元に戻ります。
もし、このような状態に陥ってしまったときには慌てずに、1～2日程度は減塩の食事を心がけ適度な運動で即時リセットするようにしましょう。
